1961-04-04 第38回国会 参議院 文教委員会 第16号
○野本品吉君 私はやはり今日まで回収の問題がこんなに委員会で論議をされなければならないほど貸与された学費の返還ということが行き詰まっておるということについては、従来いろいろ御苦労はなすっておったとは思いますけれども、育英会当局においても、多少いろいろな点において多少の手落ちがないでもないと私も判断しております。
○野本品吉君 私はやはり今日まで回収の問題がこんなに委員会で論議をされなければならないほど貸与された学費の返還ということが行き詰まっておるということについては、従来いろいろ御苦労はなすっておったとは思いますけれども、育英会当局においても、多少いろいろな点において多少の手落ちがないでもないと私も判断しております。
○野本品吉君 そうすると、平均しまして学費の貸与を受けた者が月々にするというとどのくらいになりますか。
ですから、学費が安いとか、授業料を免除してやったからということであっても、意味をなさぬと思うのです。と同時に、担当主計官が来ていらっしゃると思いますが、この理工系の人材を養成しなければ所得倍増の計画に間に合っていかぬ、これはすでに御承知の通りだと思うのです。もう十七万人から足らぬということもはっきりした事実なんです。
そうじゃなく、そのほかに、別途に保健所のように学費として五千円程度のものをお出しになる、そうしてそのかわりにその教職に必ずとどまるという形の予算的措置をお講じにならなかったのかどうかということを伺うのです。
月六千五百円の給料のうち、五千円を家に入れ、千五百円と奨学金千円とが僕の学費だが、今まででさえ箱根町−宮城野間一カ月九百五十円、授業料、生徒会費、PTA会費、旅行積立金でほとんど一ぱい、残りを本代に充てていたのに、一挙にバス代だけで二千四百円になってしまっては、一カ月の学費がバスに乗っただけで消えてしまうのだ。
ああいう諸君は学費があるから試験も受けるが、受験できない学生がたくさんいる。合格しても、私学は何十万といって納めて、その条件下にいかなければならない。
しかし何か一芸は生産に寄与するものを人として持っておる、こういう教育をしておりまして、これも強い印象を受けましたが、それよりも、学生が全部、授業料も学費も無料ということです。大学に入りますと二千五百円ずつ学校が全部にくれます。そうして寄宿舎も、病気に対しても、全部学校が全責任を負っております。
それで、ほんとうに才能がありながら、学費が足りないために勉学を全うすることができないという者はかなりいるわけなんです。
学校へやるためには、やはり学費においても生活保護で見ることができる。病人があるなら生活保護の医療扶助で見ることができる。この適用を推進していって、これを拡大強化していけば、自分の生きた体を売って肉親をささえなきゃならぬなんということは、私は許されないと思う。
こんなふうな工合でございますから、できましたら資料を頂戴したいと思うのですが、養成期間と学費とか、それからその就職状況とかという七つぐらいだと思いますから、一ついただいて、またの機会に質問したいと思います。
しかし選ばせる親の立場にすれば、学費の負担が私立学校は大きいものですから、どうしても公立をねらえ——また文部省が公立に力をお入れになるものですから、どうしてもそういう傾向になりがちです。これからのこの技術革新の時代を迎えて、こういう傾向があってはならないと私ども親の立場から考えるのです。
これは単に警察の取り締まりの対象という問題じゃなくて、むしろ学内におきまするところの彼らの補導でありますとか、あるいはまた御指摘のありましたような学生の学費の問題でありますとか、あるいは住宅の問題でありますとか、いわゆる厚生施設といいますか、あるいは奨学制度といいますか、こういうものをあわせて国が考える、そうして彼らを善導していくというところに基本がなければいかぬじゃないか。
○春山説明員 大学の通信教育の学生がスクーリングのために、その母校に集まってきた場合、日本育英会でそのスクーリングの間における学費は貸与しております。今数字や何かちょっと材料がございませんが、そういう制度はございますので、なおスクーリングを受ける学生の数に応じてその数を増加したいという希望を持っておるわけであります。
こういう貧しい家庭の、しかもわずか十一才、年端もいかない子供が、学費を得るために、あるいはお小づかいを得るために働かなければならぬということは、まさに政治の貧困といえばいえると思います。実は私どもといたしましても、一日も早く念願の福祉国家を実現したいと思って努力はいたしております。
言いかえれば、学費の問題であります。幸いに、育英会も相当発達したのでありまするが、しかしまだまだ容易じゃないのであって、都会における学生の大部分というものは、アルバイトと称することとをやっております。
親もまたそれに、十分ではないけれども何がしかの学費を出して、夜間の学生はおおむね自分で働きながら学んでおるんでしょうが、そういう苦労に報いるに頭からシャット・アウトをする。これではまことにかわいそうであると思うし、国家的見地から考えても不経済であると思う。昼間の学生必ずしも優秀ならず。こういう点から考えて文部省は産業界との間に話し合いがあるものと期待しておりますが、明年度は是正されますか。
その意味では、おそらく本人の文教に要する費用、要するに小学校、中学校の義務教育課程における学費のようなものは、こういう人については、国でありますか、地方公共団体か知りませんが、特別な法的措置を講じて持ってやる。また、さらに上級学校へ進学する者については、育英資金等を優先的につけてあげる、そういうようなやはり思い切った施策がなければならぬのではないか、こう思うのですが、いかがでしょか。
その場合に、公立の生徒、公立の学校に籍を置いたら、これは月謝は免除してもらった、われわれは私立学校にいるがゆえに、千五百円あるいは二千円の学費を出さなければならない、こういうようなみじめな考えを与えなければならぬという結果になるならば、私立学校としてまことに遺憾にたえないのであります。
一、防衛大学生が月手当三千六百円、保安大学の本科生が月手当約七千三百円を支給され、その上、衣服は貸与されているのに反し、唯一の航空大学である宮崎航空大学の学生は、手当もなく、授業料免除も寄宿舎もなく、毎月一万円余の学費を支弁しているが、これでは高度の適性と安全性は確保され得ないとともに、防衛大学並びに保安大学の学生と著しく差等があると思いますが、わが国の今後の航空政策を考えるときに、優遇策を講ずる考
そのころになると子供は食い盛り、学費の要り盛り、いわば成長盛りになる。こういう形で非常に困っておることはお互いの経験しているところなんです。そうなりますと、そういう被用者年金との関係からも考えなければならぬ。
従って、そういう場合に受けます年金としては、もちろん多いことが望ましいわけでございまするし、またあの金額で十分だとは思いませんけれども、気持としては、親戚縁者に世話になるにしても、せめて、たとえば将来高等学校に行く場合の学費が、お世話になっている先で出してもらわなくてもいいようにできるとかなんとか、何か一つそういうふうなよりどころを与えたい、いわばそういう痛々しい気持がそのような制度になって現われたわけでございまして
入学がなかなかむずかしいのに、せっかく入学したが、学校に入っている間に相当な学費は使っているが、あまり勉強の方は成績を見るというといい成績でもない。そうすると、今度は就職が非常にむずかしいというような事態もあるのであります。