1987-08-19 第109回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
その方法としましては、ただいま申し上げました生物遺伝資源保存林という形での保存あるいは学術参考林としての保存等々いろいろあるわけでございますが、この蔦桜田地域につきましても、いろいろと保存について要請のある地域でございますので何らかの形で保存するように前向きの形で検討はしてまいりたいと思っております。
その方法としましては、ただいま申し上げました生物遺伝資源保存林という形での保存あるいは学術参考林としての保存等々いろいろあるわけでございますが、この蔦桜田地域につきましても、いろいろと保存について要請のある地域でございますので何らかの形で保存するように前向きの形で検討はしてまいりたいと思っております。
具体的内容につきましては、例えば遺伝資源保存林でございますとかあるいは学術参考林でありますとか、場合によってはレクリエーション関係の森林、こういうことになろうかと思っております。
具体的には遺伝資源保存林でございますとか学術参考林と、こういうことでございまして、いわゆる保安林、国土保全のための保安林とは若干趣旨を異にするものであると思っております。
白神山系のブナの原生林の問題も、私も現地に三度も足を運んでおりますのでかなり執念深くお願いをしてきたわけですが、私は学術参考林ということを申し上げたこともございますし、あるいは遺伝子保存林ということを申し上げたこともございました。
したがいまして、私どもとしましては、現在進めております森林施業の総合調査を受けまして林野庁として具体的な方向づけを行っていくということになりますが、今お話のございましたように、森林の総合的利用という観点に立ちまして、ブナ林について保存すべき学術参考林等を設定する等、御指摘の趣旨も十分踏まえながら今後取り扱いについて検討してまいりたいと思います。
○政府委員(田中恒寿君) 大臣からお答えを申し上げましたところでございますが、さらにそういう天然林施業を推進する森林施業といたしましては、択伐、漸伐等の森林施業を重視することのほか、やはり学術上存置すべきところにつきましては学術参考林とする、あるいは保健保安林という制度、風致保安林という制度もございまして、存置することの方が地域のいろいろな多面的な効用のために好ましいというところにつきましてはそのような
このようなことを十分考慮し、今後とも必要に応じまして学術参考林などの禁伐林を存置するほか、立地条件に応じ択伐などの天然林施業を採用するなど、適切な森林施業の推進を行ってまいりたいと考えております。
もちろん学術参考林というようなところについては、これはやはり生態系の植生連続がどうなるか、いろいろ学問的なものはございますが、こういうとこちは当然そのままでいきますが、一般の森林等については、機能を高めるためにはいろいろの手を加えながら高度発揮するということが極めて大事だろうと思っております。
そのために、林野庁といたしましても、それぞれの地域にやはり長伐期の施策をとりましてその地域については伐期を長くする、あるいは必要な個所につきましては学術参考林等々にいたしまして、一定の面積を未来永劫に残すというような形でそれぞれの施業をいたしております。しかしながら、それ以外の個所につきましては、やはり現在日本におきまして過去に比べますと相当木材の使用量がふえております。
林野庁は、屋久島原生林の保存地区として国立公園特別保護地区、各種の学術参考林、自然休養林、施業見合わせ地区等の指定を行い、その面積もわずかながら年々ふえているようでございますが、これら保存地区面積は屋久島原生林全体の何%に当たるんですか。
特に昭和四十三年から四十四年にかけまして、屋久島の自然保護をめぐって各層から陳情等が提出されたことから、昭和四十五年に屋久島国有林の自然保護に関する調査を行いまして、その結果に基づきまして、学術参考林、屋久杉展示林等の設置を行うとともに、伐採面積の縮小、保護樹帯の積極的設置を行うことといたしたのでございます。
そういったことで林野庁にお願いしたいことは、そういう自然林を残すということですが、そういう英断にさらに加えて、林道を中に通すということ、そういうことはやめるべきじゃないかと、このように思うんですが、特にこの自然林を、先ほどもちょっと申しましたが、学術参考林として保存する、そういう考え方はないのかどうか。いかがでしょう。
そうして、沢に行きますと石がずっとありまして、それにはコケ類等が、いろんな種類のコケが非常に学術参考林としてもいいというような、初めて見るコケ類がいろいろございまして、水源涵養保安林としての自然林として非常にその効果もあらわしておりますし、そういった面もあわせてこれは伐採すべきじゃない、こういうふうに私は認識したわけです。また下流の方の洪水を防止する。
○内田善利君 いままでいろいろお聞きしてまいりましたが、この自然保護林の保護の問題、それと水源涵養保安林としての保護の問題あるいは学術参考林としての問題、あるいはいま言われましたレクリエーション等に使うというような問題まあいろいろ御説明いただいたわけですが、この伐採計画については十分ひとつ現地県並びに町の関係者とも検討をしていただいて、自然保護という立場から伐採をばさばさやらないようにお願いしたい、
したがいまして、大正十年からでございますけれども、約四千三百ヘクタールという保護林を設けまして、これを厳正に学術参考林として保護してまいっておりますが、いろいろ意見等もございまして、昭和四十五年度でございますが、環境庁その他いろいろ相談しながら保護林を八千三百ヘクタールまで増加いたしたのでございます。
しかし、この屋久杉を加工して生活しておる屋久島の島民も相当あるわけでございまして、それらの問題を考えながら、経営のしかたについてはきびしく制限いたしながら、なお、学術参考林等につきましても、できるだけ多く残すというふうにして、屋久杉は将来永久にその一部は保存してまいるというふうに考えておるところでございます。 なお、研究の内容等につきましては、指導部長からお答えさせていただきたいと思います。
あるいは文化財に指定したり、あるいは学術参考林等いろいろな制度がございます。国有林の場合におきましても、もちろん民有林の場合においても関係官庁ともよく連絡をとりまして、これはできることでございますので、これを拡充してまいりたいと思っているわけでございます。
それからまた、保安林以外の他の自然公園区とかあるいは鳥獣特別保護区とか、その他学術参考林とか、いろいろな規制をしているものもございますけれども、それ以外の森林につきましては、まず全国森林計画、これは国有林と民有林を一緒にいたしまして、流域ごとに計画をつくっているものでございますけれども、その中で、全国の国有林につきましては八十の地域施業計画というものをつくっておりまして、その中でこまかに各流域ごとに
台風とかその他の影響で腐ってきましたものは枯損する、これはいたしかたないものでございまして、一応学術参考林として最小限度の木は補植をしているわけでございます。
これに基づきまして、国有林の経営の新しい方針としまして、この国有林の経営の基本計画に基づきまして考え方の重点的なことを申し上げますと、一つは学術参考林とかあるいは保健休養林、こういったものを中心にいたしましたいわゆる保護林というものを今後十分拡大してまいりたいということが一つ。それから、特に亜高山地帯等における天然林の施業を拡大してまいりたいということ。
ただ、中には、学術参考林のようなものであるとか、文化財の保護に類するようなものであるとか、そういう重要なものにつきましては原生のままの状態に残しておく。かような意味におきまして、環境庁のお考えにはそういう点ではぜひ御協力したいという考えを持っておったのが第一点でございます。 それから第二点でございますが、たとえば森林に火災が発生したとする。実は、青森管内に火災が発生しております。