2020-02-19 第201回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
ですけれども、学習言語、つまり教科の学習ですよね、国語、算数、理科、社会、こうした教科の点について、日本語が分からない子供たちが日本語を理解しながら教科を学ぶということに対して五年以上必要だと言われています。ですので、この在住年数、また学びが何年であるのかということが物すごく関係していますので、こんなところの改善も願うところです。 次が四番目になります。公立高校入試での自治体格差の是正です。
ですけれども、学習言語、つまり教科の学習ですよね、国語、算数、理科、社会、こうした教科の点について、日本語が分からない子供たちが日本語を理解しながら教科を学ぶということに対して五年以上必要だと言われています。ですので、この在住年数、また学びが何年であるのかということが物すごく関係していますので、こんなところの改善も願うところです。 次が四番目になります。公立高校入試での自治体格差の是正です。
日本語指導が必要な児童生徒とは、日本語で日常会話が十分にできない者、それだけではなくて、それに加えて、日常会話はできても、学齢相当の学習言語能力が不足し、学習活動への参加に支障が生じている者、このいずれかに該当する者を指すとされております。
そこで伺ったのは、生活言語の獲得は一年程度だが、学習言語の獲得には五年はかかると伺いました。学習言語の土台となる母語教育の重要性も伺い、また、高校進学の際の本当に支援の重要性も伺ってまいりました。現場の先生方は、母国と日本のかけ橋となる人に成長してほしいという願いを持って、卒業後も卒業生の子たちに声をかけるなど、本当に熱心に取り組まれています。
日本語指導が必要な児童生徒とは、日本語で日常会話が十分にできない者、日常会話ができても、学年相当の学習言語能力が不足し、学習活動への参加に支障が生じている者、これを指すこととしておりまして、これらに該当するかどうかにつきましては、ただいま御指摘いただきましたように、児童生徒の学校生活や学習の様子、児童生徒の来日してからの期間、あるいは日本語能力判定方法の活用、こういったさまざまな手段を活用することにより
外国において九年の教育課程を修了していない、学齢を超過した外国人の子供で、昼間の公立中学校の受け入れを断られた子供たちが日本の高校受験を希望する場合ですけれども、またあるいは、その準備のために学習言語としての日本語を習得しようとする場合どうすればいいのか。我が国にはどのような選択肢が用意されているんでしょうか。
私ども文部科学省といたしましては、従来から、公立学校に就学又は在学する外国人児童生徒の支援のために、例えば、ジャパニーズ・アズ・ア・セカンド・ランゲージという学習言語としての日本語を指導するための指導方法を開発する、また、その指導方法に基づく教員の研修を行うというようなこともいたしまして、また、日本語指導を行う教員の加配ということで配置を進めていく。
文部科学省におきましては、日本語の初期指導を終えた外国人児童生徒を対象に、教科の学習を行いながら、併せて学習言語能力の育成を図るための指導資料であるJSLカリキュラムを小学校編及び中学校編を開発をいたしております。これまでに研修会等を開発する等しましてその普及を図っていたところであり、引き続きこのプログラムの普及に努めてまいりたいというふうに考えております。
第三に、外国人の子女に対する教育体制の整備として、学習言語としての日本語の重要性を踏まえた第二言語としての日本語教育の在り方、外国人子女の不就学の全国的実態把握の必要性、外国人学校への法制上、税制上の配慮、外国人児童生徒を受け入れている公立学校への配慮等であります。
第三に、外国人の子女に対する教育体制の整備として、学習言語としての日本語の重要性を踏まえた第二言語としての日本語教育の在り方、外国人子女の不就学の実態把握の必要性、外国人学校への法制上、税制上の配慮、外国人児童生徒を受け入れている公立学校への配慮等であります。
そして、文科省、今、池坊副大臣は学習言語の大事さということもおっしゃっていただいておりますが、例えばノルウェーなどでは、少数言語の子供たちについては、その親が当事者としているわけですけれども、その親御さんが、お父さんやお母さんがその少数言語の教師になるというようなこともできますので、海外事例からも学んでいただければというふうに思います。
また、小学校、中学校の教員等を対象にして、教科の学習を行いながら学習言語能力の育成を図るための指導資料であるJSLカリキュラムの普及を図ることとし、このための研修等を内容とするJSLカリキュラム実践支援事業を平成十九年度から開催いたしました。 今、有識者による懇談会も設けておりまして、外国人児童生徒の指導を担当する教員の資質向上対策について検討を進めております。
○副大臣(池坊保子君) 先ほど申し上げましたように、外国人子弟に必要なのは生活習慣における言語並びに学習言語も必要でございます。この学習言語に関しましては、学校においても補習などで先生が教えたりいたしております。
この学校には国際教室が設置され、学習言語を中心とする日本語指導や学年に応じた教科指導を行います。もちろん、在籍学級での学習や学校行事などにも取り組みます。言葉の面では、市費の通訳サポーターが付きます。県費の通訳も二名配置していただいております。さらに、国際教室を修了した児童生徒は、在籍学級ですべての学校生活を進めていきます。
日常会話を行う言葉の力、生活言語能力という問題と、学習をするときに使う言葉の力、学習言語能力といったものがどのように育っていくかという課題があろうかと思います。これまでの研究では、日常会話を行うときの生活言語能力は一年から二年で身に付いてくるというふうに言いますが、学習をするときに必要な学習言語能力を育成するには五年から七年掛かるとも言われています。
日本語がある程度できる子供たちであっても、学習言語が身に付かないということが多々あります。 先ほど私事として話をしました、幼稚園のころから私の息子の同級生だった子供たち、中学校三年、高校一年、遠州弁といいますけれども、浜松の言葉はべらべらです。けれども、少し抽象的なことを考えるような学習、思考のレベルの言語となるとなかなか難しいです。
日本語指導が必要な外国人児童生徒、これを二つのレベルに分けまして、まず、日本語で日常会話が十分にできない児童生徒、このレベル、もう一つは、日常会話ができてもそれぞれの学年に相当する学習言語が不足していて、学習活動への参加に支障が生じている、こういう児童、この二つのレベルで定義をいたしました。