1979-03-26 第87回国会 参議院 予算委員会 第15号
その五割とか六割を超える上積みの分だけで六百億円を超えるというようなところに大きな問題があるわけでございまして、私どもは先ほど大蔵大臣からのお話もございますから、その割引率を、これは本当なら学生割引率をできるだけ割り引いて、安い運賃で勉強できれば一番いいわけでございますが、背に腹はかえられぬということで多少割引率の縮減を今度の五十四年度では七割七分ぐらいまでやって大蔵省の御趣旨に沿うようにも努力はいたしておるのでありますが
その五割とか六割を超える上積みの分だけで六百億円を超えるというようなところに大きな問題があるわけでございまして、私どもは先ほど大蔵大臣からのお話もございますから、その割引率を、これは本当なら学生割引率をできるだけ割り引いて、安い運賃で勉強できれば一番いいわけでございますが、背に腹はかえられぬということで多少割引率の縮減を今度の五十四年度では七割七分ぐらいまでやって大蔵省の御趣旨に沿うようにも努力はいたしておるのでありますが
先ほどのように、学生割引率は高い方がいいよ、通学定期は上がっちや困るよと、ただ言っているだけじゃ困るんです。やはりそれには、国鉄運賃法に基づく割引率に上積みの分だけで六百六億円というほどの金を国鉄が負担しているんですから、やっぱりそういう意味の、口先だけではないという面を国鉄の理事者というものはよく考えて御行動を願わなけりゃならないんじゃないか。
○矢嶋三義君 運輸政務次官に伺いますが、鉄道運賃法の一部改正法律案はすでに国会で成立し、昨日から施行されることに相なったわけですけれども、この運賃改正案を作成する段階において、現行の学生割引率五割を引き下げるかどうかということはずいぶん部内で問題になったと聞いているわけですが、このたびの改正案では現行学生割引の五割というものは現状維持と相なっておりますが、今後これは変更することなく、この五割割引というものを