1978-06-08 第84回国会 参議院 文教委員会 第15号
学生の生活指導の充実を図るという措置がとられ、従来置かれていた学生監というものを学生主事というように改め、これを学部長の統率下に置いております。従来は学生監は学長の直属であるというようなことから問題があったわけでございますが、これを学部長の統率下に置いて指導の適切を期している。あるいは学生寮の寮則の改正が行われて、朝げいこの強制が廃止される。あるいは学内の清掃の学生使役が廃止をされている。
学生の生活指導の充実を図るという措置がとられ、従来置かれていた学生監というものを学生主事というように改め、これを学部長の統率下に置いております。従来は学生監は学長の直属であるというようなことから問題があったわけでございますが、これを学部長の統率下に置いて指導の適切を期している。あるいは学生寮の寮則の改正が行われて、朝げいこの強制が廃止される。あるいは学内の清掃の学生使役が廃止をされている。
それから、学生の指導あるいは学生の生活関係につきましても、四十八年の国会、あるいはそれ以前の国会での御審議を踏まえまして、学生部を設置をして学生の生活指導の充実を図り、あるいは学生監という問題の職がございましたが、これを学生主事として学部長の統率のもとに置く、あるいは学生寮の寮則を改正をして、朝げいこの強制を廃止する。そういった学生寮を学生の自主的な生活と勉学の場とするような改善措置を図る。
これで見ると、教特法によれば、教育公務員は、いま局長がお述べになりましたように、学長、校長、それから教員及び大学の部局長ですから、学生主事とか図書館長とか、それに教育委員会の教育長及び専門的教育職員をいう。そこで専門的教育職員とは、次の項で、指導主事、社会教育主事とちゃんと規定されています。どれをとっても教育の専門職であるという規定です。
担任は学生主事の小野教授。授業はなく、空襲に備えて病院廊下の瓦剥ぎ」その他の行動を命ぜられた。医学部二年生の夏休みを返上しての勉強の問題であるとか、それから行動の問題、「昨晩防空当直で学校に泊りました処、空襲警報が鳴り続き、遂に徹宵警備につきました。これで四日間寮に帰らずにおります。」これは父親にあてた手紙であります。
また、「高専の教授会を協議連絡的な性格のものとして「教官の任命をはじめ重要な決定権はすべて校長ひとりに集中する」という、こういう管理上の問題、それから学生会は自治権がきわめて弱く、学生主事の監督のもとに置かれているというような問題を含めまして、また「反体制的な勢力の影響を避けて、企業の要求する技術者を養成するための最小条件と考えられた。
また、Iという学生主事があります。この人は安生君のおとうさんが拓忍会から退部したいということを申し出たときに、大学が責任を持つから退部はさせないでほしいということで引きとめて、あの事件を起こす原因をつくっている。この人もまた総長が採用し、任命した人です。なお、この剣道部の顧問をやっているKという講師があります。
そういう拓大の体育学部のOBが同大学の体育講師兼学生主事におさまっている。そしてことしの四月には講師に昇格をしております。そしてこの人が拓忍会の部長に現在なっていたわけでございます。教授の一人は、選考委員会でもたくさんの反対意見が強かったにかかわらず、これは講師になったという、そういうことを発言した教授もいます。
そこで、私はこの点について希望的な意見を差しはさんでさらにお伺いしたいんでありますが、従来のかつて学生主事といいましたか、というようなものを置いて指導されたことがあるわけですが、この仕事は容易なことでないから、片手間ではできない、で、専門の指導者を置く必要があるということは、これは言うまでもない。
従来も実は学生補導のために、戦前におきましても、補導制度といたしまして学生主事、生徒主事というようなものがあったのでございますけれども、戦後特に学生の補導カウンセルと申しますか、そういうことが非常に重要視されて参りました。これは私は非常にいいことだと思います。大学は研究の府であると同時に、教育の場でございますから、その教育が正しい方向に進むのが望ましいのは言うまでもございません。
十三年二月に京都帝国大学学生主事になりました。十八年三月に第一高等学校教授になりました。二十一年五月に文部省の学校教育局長に任ぜられました。二十四年六月に国立教育研究所長に補せられました。昨年三月に文部事務次官に任命いたされました。
これについては、京都大学の前からやめられた先生方――私も京都大学出身でありますが、先生方に伺いますと、この補導機関が、先ほども服部学長がお述べになりましたように、戦後、軍事教練の手先に学生主事、生徒主事がなつたというので、全部パージにかかるようなひどい迫害を受けておられるために、補導機構に重要な人材が集まらないということであります。
ただ一つ承つておきたいのは、京都大学は事務官を学生課長などにしておられるのでありまして、従つて元の学生主事と異なつて、制度上は教育の権限を何ら持たないところの事務官がこれに当つておられるのであります。従つて、魂の入らない機械的なものになるのじやないかと思うのであります。先ほど圓谷委員から東大が引合いに出されておつたのでありますが、東大の補導部長と申しますか、これは教授が当つておるのであります。