えておるわけではございませんで、もっと幅広く、例えば御指摘のありました食習慣の問題にいたしましても、最近米飯給食を推進しておりますのも、米飯というものが我が国の食文化の根源をなす、そういう認識のもとに、学校給食を通じて子供に対して我が国の食文化を継承してもらおう、こういうふうな願いも込めておりますし、それから、明るい食事という観点からも、最近の空き教室の状況等も勘案しながらランチルームをつくることを進めていったり、さらには学校食堂
前畑安宏
したがいまして、今おっしゃいましたように、学校食堂で食券をもって買うというようなことは、これは弁当を食べるということであって、そういったいわゆる教育課程の、学校教育活動の一環として行っている学校給食とは若干意味が違う。
古村澄一
先生方から学校食堂、ランチルームについての御指摘をいただいておるわけでありますが、私は、意味のあることだ、こう思っておるわけでありまして、このランチルームにつきましてもいろいろな助成措置をやっておるわけであります。
松永光
第四項目は、「学校食堂を含む給食施設・設備の整備を一層進め、とくに中学校、養護学校等における給食の普及に努めるとともに、共同調理場については学校及び地域の実情を踏まえて適切に対処すること。」
古村澄一
その大体四番目だったと思いますけれども、「学校食堂を含む給食施設・設備の整備を一層進め」よ、こういうことがありました。これはそのように心がけると言って、そのときの大臣も表明されたわけでございますけれども、この学校食堂、ランチルームの設置校、こういったことを全国でどのくらいやっておるか、特にふえておるのか、こういったことも掌握していらっしゃるのじゃないかと思います。
有島重武
それから、学校食堂に対する財政援助でございますが、四十九年度から細々とやっておりまして、現在六十年度の予算としては百二十一校の予算額として十八億円というものを計上いたしております。
古村澄一
四 学校食堂を含む給食施設・設備の整備を一層進め、とくに中学校、養護学校等における給食の普及に努めるとともに、共同調理場については学校及び地域の実情を踏まえて適切に対処すること。
五 学校給食用物資に対する国庫補助の適正化、食品、食器等の検査の徹底及び関係者に対する必要な情報の提供、研修の充実に努めること。
中村喜四郎
こういう点で学校食堂の設置ということは重要なことだと思うのですが、その設置状況と現在どういう形になっているのか、資料がわかればお答えをいただきたいと思います。
鍛冶清
○高石政府委員 学校食堂は学校給食の条件整備の一環として推進してきているところであります。現在の状況は、まだ設置率がきわめて悪いわけでございまして、小学校は三・四%、中学校は二%ということでございます。したがいまして、国といたしましては毎年予算を計上し、学校食堂の整備のための助成を組んでおりまして、今後ともそういう観点での積極的な整備に努めてまいりたいと思っております。
高石邦男
四、学校食堂を含む施設・設備の整備を一層進め、とくに中学校、養護学校等における給食の普及に努めるとともに、共同調理場については学校及び地域の実情を踏まえて適切に対処すること。
五、米、小麦粉、牛乳に対する国庫補助の継続、食品、食器等の検査及び関係者に対する必要な情報の提供、研修の充実に努めること。
小野明
時間がないですから次に行きますが、学校食堂の設置ですね、これは文部省もかなり熱心で予算の増額を行ってきています。これは評価ができますが、まだ非常に普及率が低うございます。この学校における食堂の教育的な意義というものは非常に大きいものがあります。
小野明
○柏原ヤス君 特に私申し上げたいのは、新しく校舎を建てるときは必ず学校食堂をつくるという、そういう体制はぜひ今後の問題としてできると思います。そういう点、もうちょっと具体的に積極的なお答えをいただけないものでしょうか。
柏原ヤス
○国務大臣(小川平二君) 学校食堂を設置するということはきわめて望ましいことだと考えておりますので、文部省におきましては、市町村で学校食堂を整備いたします際にこれに対して助成をいたしておるわけでございます。
小川平二
学校食堂が教育上きわめて有意義だということはどなたもおっしゃるわけです。その必要性については国際的にも認識されており、一九五一年の国際公教育会議では学校食堂を設置するよう各国文部省に対して勧告する旨の決議までして、それが採択されております。
そこで、今後新しく校舎を建てるときは必ず学校食堂をつくるという体制をとってほしいと思いますが、いかがでしょうか。
柏原ヤス
しかも、もっと一歩進んで、いま給食では何を要求しているのかな、ああ、なに、学校食堂を欲しい。いままで勉強したところで、まあそれではゆったりとして楽しい給食、それは無理だと、それでは食堂をつくるように社会の人たちも応援しましょう。
田中信
したがいまして、この内容の方向に向かって実現学校食堂の話がございましたけれども、そういうものも補助金を計上しながら整備していこうというような対応をしてまいっているわけでございます。いずれにいたしましても、この勧告の趣旨そのものについて何ら私の方は疑義を持つものではございませんけれども、その趣旨の実現に向かってそういう努力をしていかなきゃならない、こういうふうに思っているわけでございます。
高石邦男
○政府委員(高石邦男君) 学校食堂そのものについては、われわれもそういうものがあった方が望ましいと、こう考えております。
そこで、どういう食堂の形態にするか、これは食堂をつくるといいましても、相当な経費を要する点もございますので、それはそれぞれの学校ないしは設置者において、どういう形の食堂にするかということは工夫して取り上げていただきたいと、こういうふうに思っております。
高石邦男
そこで、学校食堂というもののあり方について御見解を承りたいと思うんです。
昨年九月の「文部時報」の座談会を拝見しますと、非常に学校食堂を重視する、教育効果を上げる面でも大事なんだということで、大幅な補助金を出したいということを前の局長は言っておられるようでありますが、それはなかなか結構なことだと思うんです。
宮之原貞光
先ほど大臣が、愛情のある教育というようなことを強調されましたが、ぜひ私は、学校食堂というものが必要だと、そういう点で現在の設置率は一体どうなっているんだろうと、これをお聞かせいただきたいと思います。
柏原ヤス
○政府委員(柳川覺治君) いま先生御指摘がございましたが、五十六年度予算に当たりましては、対前年度比五割増の百四十校分の学校食堂の補助金を計上いたしております。
柳川覺治
○政府委員(柳川覺治君) 学校食堂の意義につきましては先生かねがね御指摘を賜っておるわけでございまして、この学校食堂の設置の促進に私どもも努めてきておるところでございますが、設置率の状況は五十四年十月現在で小学校七百七十六校三・四%、中学校百三十七校二・〇%、合わせまして九百十三校三・一%で、ようやくその緒についたという状態でございます。
柳川覺治
私は学校食堂も結構でしょう、しかし、現実に高温多湿の中で、労働安全体制もない中で、七年も八年も十年も蒸し返るような中で働いてきて腰痛症がどんどん起こっておる、頸肩腕症が起こっておる、こういう実態の中でも、なおそういう感覚で対処するということについては許せぬと思うんですよ。もっとやっぱり親身になってこの問題に当たっていかなければならぬし、同時にそれが義務でしょう、おたくの方の。
佐藤三吾
また、なかなか大変なことでございますけれども、できるならば学校食堂の建設を進めるということで、これまたこの面の施策の拡充をいま期しておるところでございまして、調理に当たられる方々の労働環境の改善を通しての健康の維持ということに、今後さらに努力をしてまいりたいと思っておるところでございます。
柳川覺治
学校給食が学校教育上非常に重要なウエートを占める、またゆとりというふうな問題にも深くかかわって論議され、いまや学校食堂というふうな問題までが論議され、そして条件の整ったところから順次移っていくという状況下にあって、やはり考えていかなければならないのはこの学校給食調理従業員の労働条件の改善であろうと思うんですが、なぜこれだけがのけられてしまったのかという責任をいま問うている時間がありませんが、文部大臣
本岡昭次
それから学校食堂の建設の促進ということも各方面から御指摘がございます。
柳川覺治
これらの給食の時間の決め方につきましては、あるいは学校食堂を持ちまして、食堂による給食を実施しておるところ、あるいは単独方式による炊飯の体制をとっておるところ、あるいはセンター方式による形のところ等々、学校の実態が多様でもございますので、その面を配慮いたしまして、それぞれ各学校での御工夫による適切な時間の定め方をしていただくということが、最も実態にかなっておるということから、このような決めをしておるわけでございまして
柳川覺治
御指摘のとおり、学校の食堂が学校給食の場として、また、この食堂がいろいろな意味で多目的な教育施設として使用が可能でございますので、今後学校食堂を学校施設の補助基準に取り入れるということにつきましては、市町村の食堂建設への意欲等の要請等も考慮しつつ、検討してまいりたいと思っておる次第でございます。
柳川覺治
○政府委員(柳川覺治君) 御指摘の学校食堂の設置につきましては、それなりに努力を重ねておるところでございますが、昭和五十三年五月一日現在で、小学校で三百六十三校、中学校六十六校、計四百二十九校が学校食堂を設置しておるという、まだきわめて不十分な状態ではございます。
そこで、昭和五十二年度におきましては、九十九校が食堂の設置を見ました。
柳川覺治
特に先生の御意見で一学級の三十五名、さらに学校食堂の問題、それから学校図書館の設置の問題、こういった点は私はこれからの教育の中で非常に重大な問題の一つだろうと思うのですね。
内藤功
五十一年度の予算要求に在来の完全給食校をふやすと、また、いろいろ老朽建てかえ等に関連する給食の施設、設備を整備するというような在米流のいわば予算要求もいたしておりますけれども、その中におきまして約四億四千万円程度の米飯導入のための学校食堂あるいは炊飯施設、設備というものの整備に必要と思われる国の補助金の概算要求をいたしております。
安養寺重夫
それから食堂につきましては、いま申し上げましたような意味合いからも、いままで授業をやっておったところを急に模様がえをして食事の場にするというのでなく、全校生徒を、一ぺんでなくてもよろしいと思いますが、きょうは一、二年生、あしたは二、三年生が一緒に先生と卓を囲んで楽しい食事をするということが非常に望ましいということが言われておるわけでございますが、本年度の予算でまだわずか十二校分でございますが、学校食堂
澁谷敬三
しかし、やっぱりだんだんこうできてきますと、さらにその次の施策がほしいということになりまして、今日では学校によりましては非常にいい食堂をつくるというようなことになってきておりまして、明るい、非常に施設に恵まれた学校食堂で喜々として子供たちが学年を交えながら食事を一緒にする、それが衛生上からも、また学校生活の非常に潤いの面からも大きな意味を持っているというようなことから、そう、いった希望も非常に多くなってきておるわけでございまして
藤波孝生
しかし、夜間の高等学校で、いわばこれは学校食堂の一種とも思われますけれども、夜食を給するということになれば、この生徒の教育効果上非常に効果があろうかと思っておりますので、でき得れば何とか制度を検討して、将来この夜間の高等学校、定時制の高等学校につきましても、そういった給食の恩恵を与えることができれば非常にいいのではないかというふうに考えております。
小林行雄