2019-11-15 第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
冒頭申し上げた、競技経験の必ずしもない教員が運動部活動指導をしている実態については、平成二十五年度に当時の日本体育協会が実施した学校運動部活動指導者の実態に関する調査によりますと、担当教科が保健体育であれば、一定のスポーツ、運動に対する指導資質や、あるいは安全についても学んでおりますので、担当教科が保健体育ではなく、かつ担当部活動の競技の経験がない、そういう教員の割合が中学校では四五・九%ございました
冒頭申し上げた、競技経験の必ずしもない教員が運動部活動指導をしている実態については、平成二十五年度に当時の日本体育協会が実施した学校運動部活動指導者の実態に関する調査によりますと、担当教科が保健体育であれば、一定のスポーツ、運動に対する指導資質や、あるいは安全についても学んでおりますので、担当教科が保健体育ではなく、かつ担当部活動の競技の経験がない、そういう教員の割合が中学校では四五・九%ございました
我が国の中学、高校期のスポーツの普及振興と競技力の向上が学校運動部活動を基盤として発展してきた経緯を考えれば、簡単に方向転換することが困難であることは理解した上で、そのあり方を見直すときであるとも考えますが、いかがでしょうか。
ちょっとこれは、まずこの運動部、学校運動部活動の意義、目的というのが何なのかということと、私の問題意識として、やはりこれが今はその目的とはちょっと反して、競技力向上を目指す勝利至上主義とか、まあ学校運動部イコール競技スポーツの要素というのが大きくなっているのではないかというふうに考えるんですが、それも含めて学校運動部の目的だというふうに言われたらそれはそれなんですけれども、ちょっとその辺りの文科省のお
その一方で、特別支援学校を卒業した障害者は日常的にスポーツをする環境がなくてスポーツから離れるのが課題とされておりますが、三割の学校運動部活動、クラブ活動で卒業生が練習に参加している、こういう調査結果が出ています。これから特別支援学校が卒業生である障害者のスポーツの場として重要な役割を担う可能性が示されていると思います。
今資料をお配りしましたが、「学校運動部活動指導者の実態」というところで、部活動の顧問の先生が、その担当となっているクラブの競技の経験があるかないか、また、その先生が体育の先生かどうかということのグラフなんですけれども、中学校だと、体育の先生でもなくてその競技の経験もない人が四五・九%、高校だと四〇・九%というように、半分近く、半分から四割ぐらいは、例えば、野球もやったことがなければ体育の先生でもない
これは、奈良教育大学の高橋豪仁教授と株式会社ネオキャリアの久米田恵氏が共同で行った、「学校運動部活動における体罰に関する調査研究」というものであります。
こういう結果を引いて、本研究の調査対象者は奈良教育大学の学生であり、大半が教員志望である、体罰にはさまざまな問題があり、学校教育法で明確に禁止されているにもかかわらず、学校運動部活動における体罰を完全に否定する者が全体の半数にとどまっているのは大きな問題だ、これから教員になろうとする者がその程度の認識であるのは大きな問題だ、これはそういうふうに指摘をしております。