1995-02-21 第132回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
そのころから学校施設に対する安全性、耐震性の問題も随分検討されるようになって、その当時の学校設計指針というのがあったのですけれども、それを改善していったという経過があるように聞いております。
そのころから学校施設に対する安全性、耐震性の問題も随分検討されるようになって、その当時の学校設計指針というのがあったのですけれども、それを改善していったという経過があるように聞いております。
これにつきましては、私どもはこういった問題についてどういう観点から判断をするかと申しますと、例えば私どもの学校設計指針というような学校建設をする場合の設計指針がございますが、そういった指針等から見て、学校施設として適切であるかどうか、あるいは文部省が行っております国庫負担事業による施設建設と著しく均衡を失していないかどうか、そういった多角的な観点から判断をしているわけでございます。
○説明員(吉田茂君) この点につきましては、例えば先ほど申し上げましたような学校設計指針等から考えてどうか、あるいは国庫補助対象事業に比べて著しく均衡を失していないかどうか、そういった点からの判断はもちろんありますし、そういう点からの指導というものはあるわけでございますが、学校施設として不適切ではないということでありますれば、格別問題がないということでありますれば、それは各自治体の判断によって事業が
どっちも文部省としては重点に考えているんだと言うんですが、この「政府の窓」、これはかなり年数だった、昭和四十年の文章ではありますけれども、この中に、文部省としてそういう事故を多発させないような学校設計上のそういう工夫をいろいろこういうふうにやっていく必要があるんだということは一行も出てきませんね。このことはまず事実としてお認めになりますか。
○佐藤昭夫君 いろいろ言われていますけれども、私が指摘をしたのは、まあ言うなら、ずっと何年かにわたる文部省の学校におけるいろんな災害をひとつできるだけ防止をしていく施策をどういうふうに講じていくかという問題の出発点ともいうべきこの文書が、学校設計上のそういう配慮、工夫、この問題については全く触れてないと。ほかのことはいろいろ触れておるんですよ。
つまり、一年二年は一階だけれども、三年四年は二階、五年六年は三階というぐあいに学校設計指針の中にもうたわれておりますから、三年になったがために自然と教室が二階に移ってしまう。そこで階段昇降機が必要になったわけなんですが、学校も区も教育委員会も、父兄負担を求めているわけなんですね。つまり、本音の部分では養護学校に転校してもらいたいらしい部分もあるわけです。
それで、今度の学校設計指針の中に、身体障害児童、生徒等の使用上、洋式便器を設けたり階段などに障害児のための手すりを設ける等、必要な配慮をするというふうな部分がうたわれておりまして、大変評価するところですけれども、たとえば先ほども伊として一つ出しました、学校で、今度は三年生になったから二階に移りなさいと、そういうときには階段を登る車いすがあるんだけれども、それは御父兄が負担しろということではいけないということに
○前島英三郎君 そこで文部省にお伺いをしたいわけなんですけれども、昨年十月、私は前に述べましたような観点から、学校設計指針の見直しが必要ではないかということをただしたわけなんですけれども、その際、改定作業の中で取り入れていくという御答弁をいただいたわけなんですが、その後どう処置なさったか、伺いたいと思っております。
また、施設の維持管理の面では、設置者が行いますのがたてまえでございますが、これを行うに当たりましては、設置者が、当該地域と申しますより、むしろ学校の立地条件、それに基づいた学校設計あるいは気象条件等も踏まえて、自主的な判断に基づいて実施するという考え方が学童の安全を確保するという意味からも一番適切ではないか、このように考えまして、安全基準というものを建築基準法等から離れて別に決めてない実情にあるわけでございます
それにしても、あそこはわりによくできたとこう言われるんですけれども、実態は、もう少し子供たちの成長する過程に合わせるものがどうなのか、というような、ものの見方を、学校設計に入れるというところは、もっと積極的な御指導が私はあってもいい。あるいは子供たちの自主的な学習、成長というものをやらしていく。
よくわかるが、学校設計というものを施設庁の登録業者でなければ設計しちゃいけないというこの考え方を捨てることができないのかどうかということを、まず伺いたい。