2021-02-26 第204回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
通学環境については、特別支援学校における学校教育を進める上で必要な施設機能を確保するために施設の計画、設計における留意事項を示した特別支援学校施設整備指針において、幼児児童生徒の居住分布、心身の発達、障害の状態や特性などを考慮し、通学方法との関連に留意しつつ、幼児児童生徒が疲労を感じない程度の通学距離、又は通学時間を設定できるように校地を設定することが望ましいと規定しており、文科省としては、各学校設置者
通学環境については、特別支援学校における学校教育を進める上で必要な施設機能を確保するために施設の計画、設計における留意事項を示した特別支援学校施設整備指針において、幼児児童生徒の居住分布、心身の発達、障害の状態や特性などを考慮し、通学方法との関連に留意しつつ、幼児児童生徒が疲労を感じない程度の通学距離、又は通学時間を設定できるように校地を設定することが望ましいと規定しており、文科省としては、各学校設置者
学校施設整備指針と言っておりますけれども、その中で、学校トイレについては、清潔で使いやすい計画とすること、洋式便器を採用するなど、生活様式や児童生徒のニーズ等を踏まえた便所を計画すること、障害のある児童生徒や教職員、避難所開設時の高齢者、障害者等の要配慮者の利用を踏まえた便所を計画すること等が重要である旨を記載し、各学校設置者に周知しているところでございます。
文科省では、従来より、施設の計画、設計上の留意事項をまとめた学校施設整備指針、特別支援学校にもつくっておるんですけれども、その特別支援学校施設整備指針において、特別支援学校のトイレは、一人一人の障害の状態や特性等に配慮することや、清潔で使いやすく、良好な雰囲気となるよう計画することが重要である旨を記載し、各学校設置者に周知しているところでございます。
高槻市学校ブロック塀地震事故調査委員会が十月に公表した調査報告書、これなんですけれども、学校施設の安全性を確保するためのさまざまな国の通知、例えば二〇一五年十月三十日の学校施設の維持管理の徹底についてや、翌二〇一六年三月の学校施設整備指針など、ブロック塀については地震時の危険に関する注意喚起が少なかったということを指摘しているんです。
学校施設の計画設計上の留意事項を示した学校施設整備指針において、ブロック塀等の囲い、囲障について十分な耐用性や地震時の安全性を確保することの重要性を示すとともに、ブロック塀等を、これは建築基準法上含められておりますけれども、学校施設の維持管理の徹底について通知文書を発出し、有資格者による専門的な点検を定期的に実施するよう、ことし六月の倒壊事故以前より要請はしてきたところであります。
なお、先生から御指摘がございました、土地の汚染や埋設物に関してでございますけれども、文部科学省として、ガイドラインでございます小学校施設整備指針を定め、その中には、建物、屋外運動施設等を安全に設定できる地質及び地盤であるとともに、危険な埋設物や汚染のない土壌であることが重要である旨を記載し、学校設置者等に周知しているところでございます。
なお、一方で文部科学省としては、法的な拘束力はございませんけれども、学校施設の計画、設計上の留意事項を示したガイドラインでございます小学校施設整備指針を定めてございます。この中には、建物、屋外運動施設等を安全に設定できる地質、地盤であるとともに、危険な埋設物や汚染のない土壌であることが重要である旨を記載して、学校設置者等に周知しております。
○宮本(岳)委員 学校施設整備指針の主な改正内容というのを持ってきましたけれども、「改築より工事費を抑えながら改築と同等の教育環境を確保でき、排出する廃棄物も少ない長寿命化改修を積極的に取り入れていくことが重要」だ、こういう文書も出ているわけですよね。
学校施設整備指針では、幼稚園などの施設の老朽化対策として長寿命化改修を打ち出しておりますけれども、これはなぜですか、文部科学省。
これは、実は避難したときの初期対応、まずそのとき、それから一週間ぐらいたって、そしてさらに、今度はそこで生活、避難してきた人の生活まで考えなければいけない、その中で子供たちの教育活動をしっかり確保するのにはどうしたらいいかと、そういうことをきちんとマニュアル化しまして、学校施設整備指針の防災関連規定の充実、そして学校施設の津波対策や避難所の防災機能についての実態把握をしっかりとさせていただきまして、
学校施設の立地については、学校施設整備指針などにおきまして、その地質や地盤にも十分配慮するようにということで、設置者に対しては周知をしてきたところであります。
○政府参考人(辰野裕一君) 学校施設の関係について申し上げますと、文部科学省では、さきの阪神・淡路大震災等の教訓を踏まえまして、学校施設の計画、設計上の留意事項を示しました学校施設整備指針の改訂をいたしました。その中におきまして、屋内運動施設については必要に応じ地域の防災拠点としての利用に配慮した計画とすることが重要であることを示しました。
学校の安全確保あるいは防災機能の向上、こういった観点から、被害を受けた学校施設の状況把握そして分析を行った上で、学校施設整備指針の見直しを始めとして必要な検討をしなきゃならぬと思っております。そういう意味で、学校の防災機能の一層の充実について全力を挙げて取り組んでまいりたいと、このような決意を持っております。
○大臣政務官(高井美穂君) 化学物質過敏症の症状が出ないようにするために、学校環境衛生基準というものがございまして、その中にホルムアルデヒド等の化学物質について基準を示しておりまして、学校施設整備指針において、新築や改修を行った際には、塗装などによる室内の化学物質の濃度を必ず測定し、基準値以下であることを確認させた上で引渡しを受けるようにということで、設置者にそういうことを義務として課しております。
そのために、学校の施設の計画、設計上の留意事項を示しました学校施設整備指針において、和室の有効性について、例えば中学校施設整備指針においては、国際文化の理解、交流のため、和室など日本の伝統的な空間を計画することは有効であるというふうに記載をさせていただいております。
具体的には、特別支援学校施設整備指針というものでございますが、その中で、舎室は利用する幼児児童生徒の障害の状態や特性、また利用人数等に応じた規模とすることということを定め、また複数人で一室とする場合については、発達段階などに応じまして個人的な利用のできるスペースを適宜計画することが望ましいという形で定めさせていただいております。
また、学校施設の計画及び設計上の留意事項を示しました学校施設整備指針においては、校地環境の留意事項としまして、危険な埋蔵物や汚染のない土壌であることが重要であるなどとしているところでございます。
ただいま委員御指摘のとおり、学校の中で日常的に自然の生態系を観察することができる学校ビオトープの整備は重要であるというようなことから、私ども学校施設整備指針というのを策定しておりますけれども、その中で、ビオトープの有効性を盛り込んでおるところでございます。また、こういう各地方の事例集を作成いたしまして、全国の市町村の教育委員会に配布しているところでございます。
御存じのように、学校施設整備指針というのがございます。これは学校施設の計画、設計上の留意事項を示したものでございますけれども、その中にビオトープの有効性を盛り込んでございますし、事例集を作成して、学校ビオトープの整備というのを推進しております。また、学校における屋外環境施設の整備やエコスクール事業の一環として、学校ビオトープの整備に対して国庫助成も行っているところでございます。
それから、学校施設整備指針でどのように位置付けられているかと、こういうことでございますが、その学校施設整備指針においては、地域の気象条件、建物規模、設備を必要とする各室、空間の面積、それから形状、利用目的及び利用時間、それから児童や教職員等の健康面への影響、維持管理等の諸条件を総合的に検討し、設計することが重要であると、このように留意事項を示しているところでございます。
文科省の学校施設整備指針策定に関する調査研究協力者会議というところが昨年の三月に報告書を出しておりますが、その中では、五年間を重点整備期間に位置付け、耐震化整備について、地域間の財政力格差が学校の安全性の格差につながらないよう、国の財政支援が不可欠というふうに報告を出されております。
昨年三月、学校施設整備指針策定に関する調査研究協力者会議は、コストの掛かる改築から改修による耐震化へと重点を移すべきとの報告書をまとめておられます。文部科学大臣の策定する施設整備基本方針や基本計画は耐震化を重点に策定される予定と伺っておりますけれども、これも改修中心の考え方によるものと思います。