1981-04-10 第94回国会 衆議院 文教委員会 第8号
大臣、これはいま申し上げたように、偏向教科書のやり玉に上がっておる学図の教科書、それの目で見るところをのけたものを、学図の了解を得て点字にして出しておるのが、文部省が著作の名義を有する盲学校の教科書です。この教科書なんというのには、そういうむちゃなことが書いてあるのです。
大臣、これはいま申し上げたように、偏向教科書のやり玉に上がっておる学図の教科書、それの目で見るところをのけたものを、学図の了解を得て点字にして出しておるのが、文部省が著作の名義を有する盲学校の教科書です。この教科書なんというのには、そういうむちゃなことが書いてあるのです。
○湯山委員 それと同じように「「学図」の「中学校社会」も「日書」のものと似たような記述をいたるところにちりばめている。それも道理で、「学図」の教科書の著者もまた共産党員もしくはその同調者で占められているからである。」云々とある。この偏向教科書に入れておる学図、いいですね。 さて文部省は、学校教育法によって、文部省が著作の名義を有する教科書か検定教科書しか使ってはいかぬということになっております。
私は率直にいって、何とかこれを円満に、それらの悪条件というものを満たして、そして筑波学図都市の移転ができて、生活環境がよくて、よい成果が生まれる、これは各省にまたがる研究機関というものが総合的にあれば、そこでまたお互いの交流の場ができてくることによるところの研究の成果というものが期待できるのではないだろうかという夢に近い熱望を持っているのでありますけれども、現状ではそうはいかないということを心配する
学図の小学の社会五の下一〇〇ページ、ここで、もちろん九九ページからのつながりでありますが、富山県のイタイイタイ病のことを書いてあるわけです。私、四社ほどの教科書を見たけれども、本県のイタイイタイ病をとらえているのはこれだけだと思うのです。そこでとらえ方の問題ですから一〇〇ページへまいりまして、「この病気の原因も、長い間わかりませんでしたが」これは客観的です。
学図の小学校社会、三年の下です。ところが、同じプリントをいただいた中で、同じ学図の社会の六年生の上、ここにはこういうふうな表現で教科書ができ上がっておる。「税金は、自分たちのために使われることを理解して、きめられた期日までに、必ずおさめるようにしたいものです。」税金を納める人は、その税金というのは自分たちのために使われるのだ、だから期日までに納めなさい、こういうような教科書になっておるわけです。
それから日書が九、それから大修が九、それから東書がなし、それから学図が四、大日本が八、これは一つの選定のしかたを仮定して、どうせこういうことになるだろうと思ってやってみたのです。そういうようなことを教科書協会でしなかったら、あなたが何か仮想して、仮説を立てて御検討なさったかどうか、それをお聞きしておったのです。
その数字は現場の先生の方から報告が来ておりますが、一回目の投票の、これは数学の場合ですが、一回目は学図が二十七票、東書が二十六票、二回目は学図が四十二票、東書が三十六票、こういうような順序で多数の二つの会社を選び出して、それでやったわけですが、その投票の結果は、ほんとうにこの投票の通りに行なわれていないで東書が採択をされている、こういうようなことになっているわけであります。
それから、これに対して学校図書の方に違法な措置があれば別でございますけれども、そうでない限りにおきまして、この点から学図に厳重な注意をするというわけにも参らぬと思うのでございます。
○高津委員 現に昨年まで、学図は東京教育大と広島大学の両方の付属小学校に自分の会社の社員おのおの一名を常駐させて、教官連中を全国に宣伝講師として派遣する連絡をしていたということをわれわれは聞いておるのであります。こんなことが放置されておいて、そして公平な教科書行政ということが言えるでありましょうか。
すなわち学図に引き取ってもらったと言われ、また広島大学の学校図書研究会の方は目下その手続中であると御答弁になりました。そこでお尋ねいたしますが、学図がその株を引き取った一株当りの値段は幾らであったでありましょうか。また広島大学の処分はその後どうなっているのでありましょうか。
○高津委員 それはまたもう少し後にお伺いしますが、東京教育大学にある教育図書研究会は、出版会社学図とその姉妹会社の株合せて六万株を所有しております。六万株といえば、同社社長に次ぐ第二の株主でありまして、その時価は七百万円といわれておるのであります。
広島大学教育学部——附属小学校でありますが、そういう権威を利用して、特定の教科書出版会社が教科書出版界に支配的地位を占めようとしておるものであって、社会的通念から考えれば、ある著者五人に団体をこしらえてもらって、そこへ原稿の依頼をするというのとは違って、伝統ある東京高師、広島高師、その後身であるところの、モデルスクールのような非常に権威を認められておるそこの先生を全部構成員にして、その研究会でもって独占的にその学図
残されるのはたとえば学図あるいは東京書籍、二葉、教育出版そのくらいのものだ。これは日書とか中教出版も入れないと中教出版がしかるというなら入れてもよろしいが、ごくわずかだ。私は、そういう方向になると、小さい出版会社はつぶれざるを得ないということを申し上げておきたいと思うのであります。
白石地区では二年間も学図の本を扱っておる、だからということが今まで何回も出たのであります。そこに、学図のものを採用しょう、こういう意思が相当強かったというようにも受け取れるのであります。さようでございましょうか。
次に、二十七年限定採択に当り教科書選定委員会審議の過程において学図と日書の小学国語教科書がその選定順位を教育委員の圧力によりすりかえられたとの風評に対しては、佐藤教育次長より、選定の結果は、東書、日書、二葉、学図の順序であり、二葉と学図との間には相当の点数差があった旨数字をあげて説明があり、また当時選定委員だった遠藤教諭も、選定は四泊五日で外界と遮断されて行われ、最後の日に県の指導主事と共同検討があったが
○黒木証人 教育委員になりまして学図がふえたというわけでありますが、私は八月三十日に辞令を出しまして、九月十日に立候補いたしたわけでありますが、それ以来全然学図については何ら新しいことをやっておりません。
証人は、先ほど、委員長の質問に対しまして、県議会で一身上の弁明を行なったことはない、こうはっきり言明されたのですが、私どもの調査して承知いたしております範囲では、県議会におきまして、教科書採択に関しまして、あなたが学図の駐在員でありますことが問題になった際に、本会議でありますか委員会でありますかは、つまびらかでありませんが、あなたは、確かに、自分が学図の駐在員あるいは学図に関係を持ったにしても、採択
○高木委員長代理 そうしますと、学図の教科書の採択に対しては、あなたは力は入れませんでしたか。他のことはわかりましたが、採択の点、学図の教科書を採択させるという方面に対しての力添えはしなかったのですか。
要するに、佐藤さんの手元で学図、東京書籍、二葉、こういうことにきめたいという案が出ていたと私たちは思っているのです。そこに日本書籍が入っていなかった。だから、あなたなりあるいは日本書籍の方々の運動によって、学図が削られて日本書籍になった、それが原案になって審議されて修正なしに通った、こう私は考えるのです。だから、あなたの証言は間違っていないと思うのです。
ただいま、神田委員の質問に対して、全然知らないとおっしゃいますが、小学校国語の方で、学図、二葉、東書の三つが最初原案としてあったものを、委員会において学図が削られて日本書籍に変えられたという事実を私どもは知っているのであります。証人はその際、その日かあるいはその前後にも、この教育委員会には出席されておらなかったのか、ほんとうに事実を知らなかったのか、その点をお尋ねいたします。
しかも、ただいま、初め学図が入っていたのに、佐藤次長の手元にある間に学図が抜けて日本書籍が入ったという事実があるように承知しておるが、君は教育次長に対して入れてくれとか何とかそういう働きかけをしたか、こういう御質問でございますが、その間において学図が抜けて日本書籍が入っていたのか、学図はもともとからその中に入っていなかったのか、その委員会あるいはまた事務局のその審議に当った方がどういう審議の経過をたどってそこに
そこで、この新日本教育協会及び自由アジア協会というようなものが日本の国内に活発な活動を開始してきて、すでに新日協の場合には全国に六十二の支部を持ち、さらに講演会とか研修会というものを次々に開いてきておられるが、最初これが学図の経営であるとわれわれは感じておったわけですが、今では、学図の経営ではなくて、外国資本まで入れてこういうものが計画をされておると聞く。
○山田委員 参考までに証人に伺っておくわけですが、六月の二十七日と二十九日の行政監察特別委員会で、学図の川口証人を呼んでいるときに、同じ社の古山という人から聞いての証言に、日本教育新聞が学図をゆすったということで、これに対して日本教育新聞が声明書を出しているのです。
そういうところと関係があることが非常によくわかったのでありますが、今度の検定教科書問題がやかましくなったのは、東京書籍が、すなわちあなたの会社が、学図が悪い学図が悪いというように大いに宣伝されて、それから学図を呼ぶことになって、われわれ行監の委員会の委員の多数は、教科書会社として呼ぶのは大きな学図だけであろうくらいに思っておったのであります。
○高津委員 あなたは、やはり安いと言われるのでありますが、学図は問題の大工場に対して十一億円というような投資をしておるのであります。あるいは、大日本図書は 大日本図書ビルというものを銀座一丁目に地上四階地下もまたあるというような堂々たるものを作り、これがビル一つについても二億円、三億円といわれておるのであります。
○神田(大)委員 われわれの調べによりますと、福島県の教育委員会で最初取り上げた会社は、二葉、東京、学図の三社、ところが、途中でもって中校図書を抜かして日本書籍を入れかえたというようなことであって、これに対しましては、教育委員の有力な人がこの日本書籍のいわゆる駐在員というかそういうものになっておって、また学図の駐在員も教育委員の有力者であるというように、教育委員会が末端の学校の意思を無視して、こういう
小沼氏のごときは、仮病を使って、あそこに行くのはいやだというので三カ月ばかり休んでおった、そこへ追放が解除されましたので、大急ぎで福井大学へ赴任さしてもらった、行ってみたらば教授会からボイコットされて宙に迷ったこういういきさつがあるのでありまして、一つの人事関係の見方といたしまして、もし私が小沼氏であって、学図において追放中に耐えられないような扱いを受ければ、追放が解けて文部省に復帰すれば、かたき討
○高津委員 前回の当委員会において、学図の取締役である近藤寿治君が中教審の委員に任命されておるのでありますが、その持ち株について、川口証人は今記憶がないからと言って、あとで調べて委員長あてに報告をよこすことになっていたのでありますが、もしその持ち株の株数の報告が来ておればこの際御報告を願いたいと思います。
それから、今はなくなられたけれども、その中教審の主管局長であり、それを運営する立場にあった調査局長に、やはり学図におられた吉田孝一氏が入られた。それから、新教育の一番大事な社会科の学習指導要領を最初に文部省において書くのでありますが、その主任視学官が、やはり四千株学図の株を持っておる人であり、前に学図におつた人である。
○高津委員 中教審の近藤寿治君は本年一月二十五日に任命されたのですが、日本一の小、中学校の教科書出版会社である俗称学図で現在も取締役であり、かつ株主であると同社の社長たる川口証人はこの席で明らかに証言されたのであります。そうして直ちに私が近藤君の所有株数を問うと、今はわからないと答えられました。
○大西委員 教科書協会を作ったときに、あなたが設立準備委員長になったということは、あなたとしてはあなたが適任者であるようにまわりの方が見たように言われておりまするが、一番問題になっているのが学図だから、学図の社長をこれに祭り上げて、そうして自分から一つ自粛自戒をしてもらわなければいかぬ、こういう風潮ではなかったかと思うのでありますが、いかがですか。
○大西委員 なお、学図の教科書を使う地方の現場の先生、あるいはそれに関係しておるところの地方の顧問、教育委員会の方々、こういう人が東京へ来るときに、学図がその宿泊その他を世話をして、そうして無料でお泊めをしたり饗応しておるという事実がありますが、これもお認めになりますか。
○大西委員 学図の教科書を使う地域の研究会、講習会には、学図自体がその教科書の編集者に費用を支弁して講師その他として派遣しておるという事実がごごいますね。これすべて学図はそういうものを学図の費用でもって派遣をされておるのでありますか。 〔山中委員長代理退席、委員長着席〕
学図のばらばら事件でありますが、これは単なる一時の過失としてあなたの方は認めているのかどうか。私の聞くところによると、この学図は外国から十億にわたるところの資本を借り入れてあのりっぱな施設を作ったそうであります。ところが、今の発行数では維持ができないいうことを私は聞いておるのであります。
彼の役目は出版とは無関係だということをあなたは言われるが、学習指導要領を学校の先生が見てそれに合うのは、その人がこしらえたんだから、学図の出版物に実によく合うようになっておるのですよ。それじゃ今度はあっちを買わなければ、この指導要領には合わないということになる。そういうところへ学図におった人が入っておれば、ほんとうにおそろしいことだとわれわれには社会通念でわかるのですよ。
われわれは社会通念でいくのだから、その上に立って申しますが、元の文部省課長だった吉田孝一氏が学図へ入社した。少し民間でよくもうける会社におった人間が今度返り咲くと局長ですよ。緒方総理は、鳩山さんを批評して、出たり入ったりまた出たりと育ったが、学図へ入ったり出たり、文部省へ入ったり出たりまた入ったりだ。ずいぶん出世して入るものだ。