1997-06-03 第140回国会 参議院 文教委員会 第15号
アップ・オア・アウトという政策があって、アップをされるのはごく少数で、ほとんどはアウトで外へ出していく、外で活動した人たち、活躍した人たちをもう一遍戻してくるというやり方をとっているわけですが、これで世界の学問中心地が今大体アメリカにあると言われておるわけですね。なぜそうなったかというと、百年前からそれをやっている。日本は今からやるんですからそう簡単にはいかないだろうと思いますね。
アップ・オア・アウトという政策があって、アップをされるのはごく少数で、ほとんどはアウトで外へ出していく、外で活動した人たち、活躍した人たちをもう一遍戻してくるというやり方をとっているわけですが、これで世界の学問中心地が今大体アメリカにあると言われておるわけですね。なぜそうなったかというと、百年前からそれをやっている。日本は今からやるんですからそう簡単にはいかないだろうと思いますね。
お手元に資料をお配りしておりますが、資料一ページに、エポニミーという観点から世界の学問中心地の移動を調べております。従来のフランス、イギリス、ドイツから、二十世紀には学問中心地がアメリカに移ってまいっております。現在、日本の大学では、理工系や医学系を中心にしまして世界的にトップレベルに到達をいたしておるわけでございます。