2007-10-24 第168回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
まず最初に、これからの教育の方向性とでも申しましょうか、先ほどからも学習指導要領のことは鈴木委員からも西委員からも出ておりましたけれども、やはり中教審で今学習指導要領の改正に向けて大詰めの作業が行われているわけですが、今回の改訂は、どうも一般的にはゆとり教育から学力重視に変えるというふうにとられているわけです。 これはゆとりか学力かという話ではないんじゃないかというふうに思うんです。
まず最初に、これからの教育の方向性とでも申しましょうか、先ほどからも学習指導要領のことは鈴木委員からも西委員からも出ておりましたけれども、やはり中教審で今学習指導要領の改正に向けて大詰めの作業が行われているわけですが、今回の改訂は、どうも一般的にはゆとり教育から学力重視に変えるというふうにとられているわけです。 これはゆとりか学力かという話ではないんじゃないかというふうに思うんです。
例えば、総合的な学習が始まるときには学力低下論争に押されて基礎学力重視にシフトチェンジするとか、条件整備を十分せずに学校システムを変えるとか、こうした状況は教員の事務量を膨大にして、しかも、改革に取り組んだのに、そのやさきから改革の方向が総括もなしに変われば、教員の意欲を失わせてしまうのはやむを得ません。
この国は、何やかにやいろんなことを言おうと、しょせん海外から資源を入れて完成品を輸出して生きていく組立て加工国家でありまして、この国製造業の競争力が失われるということは許されないことでありまして、いわゆる今回の学力重視の問題の根底は、理工系教育を再編成し強化し、国際競争力をいかに付けるかというような問題ではないかと思いまして、やはり理系重視、文系ではなく理系を重視する教育をどのようにするかという問題
学力重視からゆとり、ゆとりからまた学力重視と、教育改革に矢継ぎ早に変わるということで、全国の教職員は長時間の勤務を強いられているものの、真正面から取り組んでいるんですね。 ここでちょっとお示ししておきますが、連合の調査による教職員の平均在校時間、ことしの一月、二月に調査したそうです。小学校、十時間三十五分、中学校、十一時間四十一分、高校、十時間三十二分。
それから、もう一点だけ申し上げますと、私、五反野は見ておりませんけれども、新聞等で、日本経済新聞でしょうか、何か月か前に出たものでは、今、金子先生が御紹介いただいたように、お話があったように、学校長側の学力重視というふうな考え方と、それから理事の一部の、ごめんなさい、校長側の意欲、関心ですね、失礼しました、関心、意欲というふうなことを重視するという側と、それから理事の中の学力重視、基礎学力重視というふうなことの
確かに過去におきましては、詰め込み教育、学力重視、過当競争というような、そういう問題もあったのも事実でありますけれども、昭和五十二年、五十三年の改訂の中で、ゆとりある充実した学校生活の実現と、こういうようなことを打ち出しましたし、平成元年の改訂では、社会の変化に自ら対応できる心豊かな人間の育成と、さらには、平成十年、十一年の改訂では、基礎、基本を確実に身に付けさせ、自ら学び自ら考える力など、いわゆる
○佐藤泰介君 先ほど、詰め込み教育、学力重視教育、いろいろタイトル、キャッチフレーズがありましたですが、今まで、言われてきましたよ。そして、ゆとり教育というのはキャッチフレーズ出てきたですよ。
これは、本年四月からの新学習指導要領の実施を前に、学力低下への懸念の声を一掃するものだとか、学力重視へ急激にかじを切る文部科学省の姿勢を示しているとか、あるいは、ゆとり教育から学力向上重視への転換を明確に打ち出したものだなどとさまざまな論評がなされているわけでございます。学ぶ習慣づくりに向けてここまで国が口を出すのかと思わせるほどの細かい点にも踏み込んでいるとも言われているようでございます。
それと、これは素案の中にあったんですけれども、国公立、私立すべての学校に週五日制を強く求めていくということでございますが、私学を言いますならば、特に大都市においては学力重視のところがあります。そういう点もありまして、今でも学校週五日制をとっているところは三〇%程度しかないのでございます。