1995-05-11 第132回国会 参議院 文教委員会 第6号
学校制度の改革、画一教育、適性教育、能力別・学力別・習熱度別学級編制、塾競争、受験戦争、学力テスト、偏差値。教育の流れをつくるものとしては、日教組、臨教審、中教審のあり方に影響されております。社会的現象としましては、許容社会である。また、黙認的、放任的社会をつくった。
学校制度の改革、画一教育、適性教育、能力別・学力別・習熱度別学級編制、塾競争、受験戦争、学力テスト、偏差値。教育の流れをつくるものとしては、日教組、臨教審、中教審のあり方に影響されております。社会的現象としましては、許容社会である。また、黙認的、放任的社会をつくった。
特に、二のところで、「学力別の学級・学年編成 がないので児童・生徒の能力に応じた教育と個性の開発がほとんどなされていない。」などの意見は、教育に携わっている多くの人々に対する余りにも尊大な批判であり、かつ教育基本法の精神にも抵触するものであります。
○野口忠夫君 初中局長にお聞きをしますが、今度の改定要額の中で「習熟度別学級編成」という言葉があるんですが、これは耳新しい言葉ですが、私は、あっさりこれは学力別編制と能力別編制という言葉を置きかえたんだなと考えてようございますか。習熟度別学級編制というものは何ですか、これは。
そこで、最後になりますが、四月二十日付の毎日新聞に「高校に〃学力別クラス〃「編成してもよい」と文部省」こう書いてありますね。
問題は、だからこういう学力別クラス編制がよろしいと言っているわけではないのですね、私たちの言っている趣旨は。その前提になる、たとえば学区を拡大することによって、いままで相当幅の広い、層の厚い生徒が進学をしておった学校でも、六校で選別をされる場合と二十校で選別される場合には、選別、選別で最後の学校に来たときには大変層の薄い、学級の運営すらも非常に困難な状況だって出てくるわけですね。
そのときに、学力別学級編成ということも考えておられるように承知しましたが、それについてお伺いできたらここでお伺いしたいと思いますが。
ただ、学年制が前面に出ておる限りは完全なる落第、留年という姿になりますから、なかなか一単位残した、二単位残したから一年留年というのはむずかしいと思うんですけれども、ただこれからずうっと将来高等学校を中身の濃いものにしていく、言いかえれば多様化するものは徹底的に多様化する、学力別学級編制も取り入れていく、それからできない者はこれをできるようにする、それからできる者が足踏みをしないようにするという、そういう
○矢追秀彦君 またある雑誌によりますと、これも最近の傾向としてあるかと思いますけれども、いま高校の現場で能力別あるいは学力別の学級編成ということが議論になっておる、現実にもうやられておるところも各府県で出てきておる。