2013-05-23 第183回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
唯一国交のない国が、逆に、ミサイルを持って、日本国民の生命と財産に甚大な被害を及ぼすリスクがあるんだったら、そのリスクをできるだけ早期に取り除くという意味においては、表向きには孤立化政策でもいいかもしれませんけれども、対話と圧力を維持しながら、しかし、向こうのシグナルを見逃してはならないということも、同時に、外交上、非常に大切なことではないか。
唯一国交のない国が、逆に、ミサイルを持って、日本国民の生命と財産に甚大な被害を及ぼすリスクがあるんだったら、そのリスクをできるだけ早期に取り除くという意味においては、表向きには孤立化政策でもいいかもしれませんけれども、対話と圧力を維持しながら、しかし、向こうのシグナルを見逃してはならないということも、同時に、外交上、非常に大切なことではないか。
このイランの問題というのは、ちょっと質問の順番が変わりまして恐縮でございますけれども、イランの孤立化政策というのではなく、大統領がかわったことによる新政権による対話路線というのを、アメリカとイランの距離感、あるいは我が国とイランの距離感が違うということを考えますと、我が国がこの米、イランの対話路線というのを後押ししていく、促していくということが、我が国にとっても、また国際社会にとっても非常に重要なことだと
四番目に、周辺諸国との友好関係が樹立されず、孤立化政策の継続化をもたらすこと。そして五番目に、対応を間違えば重大な事態を招来する危険性があるということを指摘いたしました。
封じ込めたりあるいは孤立化政策を日本がとっているのじゃなくて、北朝鮮がみずから孤立化するような政策をとっているのが非常に残念だ、こういうふうに私は思っているわけであります。 アメリカが、日本の人道援助を当面見合わせるといったことについて懸念を表明したという事実は、私は知りません。
ということになれば、日本の孤立化政策というものが着々と進むことになる。そういうことになっちゃいかぬ。いかぬから、それに対して、ともかくきょうは、だれかが特使を出さないかと、前の人がだれかしら言っておったね。政府はそれに対してどういう答えをしたか、そこまで聞かなかったんだが、私は特使を出したらいいんじゃないか、やはり手の汚れていない人がいいんじゃないかと思うんだね。
そのときも私は、お会いできた北朝鮮の幹部クラスの方々には、北朝鮮は世界のこの大きな流れから孤立しておると思う、だからこの北朝鮮の孤立化政策というものは、お国のためを考えてもまたアジアの平和を考えても、これは非常に心配なことだ、どうかひとつ開放政策をとってもらいたいと、歯に衣を着せず申し上げてきました。以来、そういう考えでございます。
そういう中で海部内閣としては、中国孤立化政策を日本がとっていくということはアジア及び世界の平和のために好ましくないという主張をかねて各国にやっておりましたけれども、大方の各国が日本の考え方に理解を示すという段階に到達いたしまして、第三次円借款の再開を初め、今回外務大臣が公式に訪問するということに相なったわけでございます。
わが党のいう等距離完全中立政策は、あくまでも、孤立化政策ではなく、世界のすべての国と友好関係を深め、平和の維持に積極的役割りを果たそうとするものであり、いわば全方向修好のための政策であり、わが国の最善の選択であると思うのであります。 もとより、この中立政策が、いかなる国際紛争に対しても中立という名で無関心を装い、自国のみの安泰をはかろうとするものではありません。
従来、政府の対中国問題に対する政策は、長期的視野とその見識が全く見られず、すべてアメリカのアジア政策、中国政策に無批判に追随し、その結果、日米両国の中国封じ込めによる中国孤立化政策はすでに破綻を来たし、いまや、日米両国が国際的孤立を招き寄せようとしているのであります。
○佐藤内閣総理大臣 私は、封じ込めあるいは孤立化政策をとっている、これは少し言い方がオーバーじゃないか、かように実は思っております。アメリカ政府といろいろ交渉いたしましても、ジョンソン大統領も、日本の独自な行き方、いわゆる政経分離で中共政府とつき合うこと、これは認めざるを得ない状況だ。
過去におきまして、アメリカは封じ込め政策をとっておる、あるいは中共の孤立化政策をとっておる、こういうことで、アメリカが非難をされていた。
意見の違うことを同意し合ったなんかという、そういうことで済まさずに、また、これが非常に事務的レベルで他の会議で取り上げられたそうですけれども、たとえば、次の国連総会における中国代表権問題に対する作戦の打ち合わせみたいな、そういうレベルの問題ではなくて、先ほど来非常にりっぱな意見がかわされておった、そういうラインに沿って、やはりもっと突っ込んで言えば、もう孤立化政策ではいけない。
みずから孤立化政策がとれるはずがない。そういうところにやっぱり眼を開いて、そうして共存への道を歩んでいく、これが望ましい、かように思います。現に、私ども、いま、徳川幕府時代の鎖国主義というものがありますから、これもひとつの経験ですから、苦い経験ですから、こういうことはしてはいかぬ、かように私は思います。
しかるに、総理は、演説の中で、アジアの繁栄と世界の平和に寄与するため、自主的な外交政策を積極的に展開し云々と述べておられますが、現実には、この中共問題に対して何ら積極的な対策を示さず、ひたすら政経分離の原則をたてにして、アメリカの中共封じ込め、中共孤立化政策を従順に実行しているにすぎません。一方、社会党は、米帝国主義は日中両国民共同の敵であるとの立場から、中共の立場をそのまま容認しております。