1954-04-22 第19回国会 衆議院 農林委員会蚕糸に関する小委員会 第2号
従来購繭資金につきましては、御承知のごとく日本銀行といたしましては、第一には農村金融であるという点、第二には季節金融であるという点、第三には輸出金融であるという点、こういうような諸点を勘案いたしまして、御承知のスタンプ手形制度ということで、スタンプを押捺いたしまして、優遇措置を講じて参つておつたわけであります。
従来購繭資金につきましては、御承知のごとく日本銀行といたしましては、第一には農村金融であるという点、第二には季節金融であるという点、第三には輸出金融であるという点、こういうような諸点を勘案いたしまして、御承知のスタンプ手形制度ということで、スタンプを押捺いたしまして、優遇措置を講じて参つておつたわけであります。
それでなおわく外の——繭金融というものが季節金融でありますがために、そのわく外金融を認めましても、なおかつ供給の困難の際には、別途にその金融機關であります地方金庫と日本銀行別個に折衝いたしまして、資金の裏づけを日本銀行からしていくといふような方法で、繭資金の完遂に努力しておるというような形に現在なつておるのであります。大體その方針に從いまして對處していきたいと考えておるのであります。