1962-04-18 第40回国会 衆議院 外務委員会 第24号
この立ちのきの問題について、財団法人善隣学生会舘側と在寮する中国人、その背後の世話をしておる存日華僑総会との間で、御承知の通り非常な紛争が起きました。そこで、財団の方は立ちのき訴訟を提案をいたしました。これを承服することができないというので深刻な抗争になって、昨年実はかつての長崎の国旗事件のような不祥事件を起こしまじき深刻な段階になりました。
この立ちのきの問題について、財団法人善隣学生会舘側と在寮する中国人、その背後の世話をしておる存日華僑総会との間で、御承知の通り非常な紛争が起きました。そこで、財団の方は立ちのき訴訟を提案をいたしました。これを承服することができないというので深刻な抗争になって、昨年実はかつての長崎の国旗事件のような不祥事件を起こしまじき深刻な段階になりました。
その席におきまして、存日華僑の中で先方に帰還を希望いたしまする者の向うへの送還につきましての各種の問題が出て、それを日本赤十字において何とか援助をしていただきたいという御希望があつたということは聞いております。その際におきましてやはり遺骨の問題についても話があつたということは、その後において承つておるのであります。