1978-07-05 第84回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
その認定作業と申しますのは、各村に村委員会、それからその字ごとに字委員会というものをつくりまして、各地主が自分の土地であるということを主張したいと思う場合には、隣接地主二人の保証人署名捺印のもとに書類をつくってそれを委員会に提出する。それを委員会は審査をして、問題がなければ、その人の所有地も認定して三十日間縦覧期間を置いて異議の申し立てを認める。
その認定作業と申しますのは、各村に村委員会、それからその字ごとに字委員会というものをつくりまして、各地主が自分の土地であるということを主張したいと思う場合には、隣接地主二人の保証人署名捺印のもとに書類をつくってそれを委員会に提出する。それを委員会は審査をして、問題がなければ、その人の所有地も認定して三十日間縦覧期間を置いて異議の申し立てを認める。
したがって、民有地として確認する際には、単に本人が自分の土地であるということを申請するのみならず、隣接地主の保証書をとって認定し、かつそれを字委員会、村委員会及び諮詢会の総務部がチェックをして公告をして決めたものですから、まず民有地であったことに間違いないんではなかろうかと、こういうふうに考えます。
そこに当時の読谷村の字委員会が、ここに申請のあったものを受け付けることはできなかったんです。これは実際はこちらの方を申請したわけです。それがどういうわけでこういう飛行場の中に食い込む形にできたかといいますと、要するに字委員会のいわゆる図上処理のミスによってこういうものができ上がってしまったわけです。ですから、実際にここは民有地と言われている方々の土地ではないわけです。
われわれはその写しを持っているわけですが、そういったことから、所有権認定作業というのは米軍の責任において沖繩諮詢会あるいは沖繩民政府、いまの沖繩県に相当する機関ですけれども、が沖繩における市町村及びその下で町村の土地委員会あるいは字委員会、こういうものをフルに使って、かなりというか正当に行われたんではないか、どうもその所有権認定作業というのはそんなにいいかげんにやったものではないということと大蔵省としては
○説明員(山口健治君) 字委員会において個々人の土地について、その現場へ行きまして、隣接地主と本人両方立ち会いの上、境界、位置それからその権利を確定して書類をつくって、それを村委員会に上げまして、村委員会がそれを審査いたしまして、その結果、三十日間縦覧に供しまして、縦覧の間異議がある人は申し出る。
これを当時所有権認定作業というふうに呼んでいるわけでございますけれども、それを沖繩全体について市町村に委員会をつくりまして、その委員会というのは字に数人の人を選んで字委員会その上にさらに市町村ごとに市町村委員会というのをつくりまして、二段構えで各個人の所有地ごとに関係者が立ち合って境界等所有権関係をずっと作業をやっていったわけでございます。
まず、地元の各字なり市町村単位にそれぞれ土地所有権委員会というものが結成され、私有地につきましては所有者からの申請に基づき、当該字委員会が調査、測量等を行い、その結果を市町村長に報告すると。それから、国有地とか公有地及び所有者不明土地につきましては、市町村委員会がみずから調査し、調書等を作成して市町村長に報告する。