2009-11-19 第173回国会 参議院 法務委員会 第2号
その十二名の中の一人の川畑さんというのは、特に踏み字事件というぐらい、そういうことが強要されました。 それから、富山の氷見市で起きた強姦事件に対する被疑者として逮捕され、そして有罪判決を受けて二年間刑務所に服役していたと。その刑期を終えて出てきた後に鳥取で真犯人が見付かったと。彼の証言でも、なぜやっていない人が有罪になって服役をするのか。
その十二名の中の一人の川畑さんというのは、特に踏み字事件というぐらい、そういうことが強要されました。 それから、富山の氷見市で起きた強姦事件に対する被疑者として逮捕され、そして有罪判決を受けて二年間刑務所に服役していたと。その刑期を終えて出てきた後に鳥取で真犯人が見付かったと。彼の証言でも、なぜやっていない人が有罪になって服役をするのか。
あるいは踏み字事件だって、これでは全く、一部可視ではあの踏み字事件の防止にはならなかったと。しかも、先ほど来議論がありましたけれども、試行とはいえ、大阪地裁あるいは東京地裁で、一部可視については証拠能力を否定したり、あるいは証明力を大きく減殺をした、こういう判決が出ているわけでございます。 一部可視、録画では、こういうやっぱり弊害、結局やってもその前がおかしければみんなやり直さなきゃならない。
あるいはまた、この志布志事件について言えば、今ほど来議論がありました踏み字事件がありましたし、また接見妨害の調書作成という問題がありました。この踏み字の現場だとかあるいは調書の作成、こういう場面はこれは録音、録画されるんでしょうか。お答えいただきたいと思います。
志布志の事件では全員無罪が確定して、そして、せんだって三月十八日には、福岡地裁でさらに、この踏み字事件を起こした警部補については特別公務員暴行陵虐罪で懲役十カ月の判決が下っているんですね。 逮捕された十五人の方というのは、亡くなられた方もいらっしゃいますが、家族は本当に苦しんでこられたんですね。
今日も取調べの小票の問題もありましたし、接見妨害の国賠の話もありましたし、あるいはこの間の踏み字事件の有罪判決もございました。志布志事件のでたらめ、まさにその権力犯罪性というのはますます明らかになってきている。これと氷見事件を対比させて、だからといってひるむなと、角を矯めて牛を殺すようなことがあってはならないと。これは脈絡としてはやっぱり問題ではないか。
個人の責任につきましては、鹿児島の志布志事件のいわゆる踏み字事件というのがございまして、これに対しましては、本年二月二十一日、取り調べ官を懲戒処分、減給百分の十、三カ月といたしました。また、その取り調べ官に対する指導監督が不十分であったということで、その当時の上司二名について、本部長注意等をいたしたものでございます。
その中で、ちょっと、こんなことがあるのかというのは、こんな人間に育てた覚えはないなどとする父親ら親族の署名を捏造した上、それを足で踏ませて自白を迫ったという踏み字事件ですね。それも、その文章は勝手につくって、それを踏ませた、そこまでやってしまったんです。これは現在ですよ、全く。こういった鹿児島県警での強制的な自白誘導があった。
ただ、今の範囲の話であれば、別に可視化をして、こういうふうに取り調べをしているので、これは証拠もどこに出しても問題ない、こういうふうに進めた方が、私は第一次捜査機関にとっては非常にプラスになることじゃないかなというふうに感じましたけれども、先ほどの踏み字事件というのは、やはり信頼関係を築こうとする、そういった手段として行われたというふうに承知をされていますか。
○石関分科員 あと、取り調べの過程で、新聞には踏み字事件というふうに書かれていることがあります。民事でこの件について裁判が起こされて、確定をした部分もあるというふうに聞いていますが、この件について承知をされていますか。