2018-07-11 第196回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
私は、子供の命や健康を守るために避難をしているのに、さらに避難先で、避難者いじめ問題に象徴されるように、避難をしている理由が明らかにもされず、その実態も把握されないことは、一番弱いところに、それは大人社会、大人の映し鏡が子供社会ですから、そこで子供がそういうふうにいじめられている、避難者であることを明かすことができない、それは自分のアイデンティティーや存在意義も否定されるということですから、子供の育
私は、子供の命や健康を守るために避難をしているのに、さらに避難先で、避難者いじめ問題に象徴されるように、避難をしている理由が明らかにもされず、その実態も把握されないことは、一番弱いところに、それは大人社会、大人の映し鏡が子供社会ですから、そこで子供がそういうふうにいじめられている、避難者であることを明かすことができない、それは自分のアイデンティティーや存在意義も否定されるということですから、子供の育
いじめは子供社会だけで起こるわけではありません。彼らの将来を考えたとき、原発事故を原因としたいじめは社会全体で根絶していかなければなりません。どのような方法でいじめを根絶するのか、復興大臣に質問をします。 ふたば未来学園の高校生を見ていると、福島は必ず復興するという希望を胸に抱くことができます。ただ、忘れてはならないのは、この六年間、彼らが葛藤の中で生きてきたという現実です。
ICTの普及というのは、子供社会においても遊びですとか人間関係、生活習慣の点で本当に大きな変化をもたらしてきたと思います。 子供におけるICTの弊害としまして、やはり親子のきずなから始まる人間と人間とのきずなの形成、こういったところにも大変影響を与えてきますし、その健やかな成長、発達、また社会性の形成、こういったところにも大きな影響を与えてくる極めて大きな問題だと私は考えております。
そして、これが、社会性が未熟なために、子供社会で一たび起きたときは、極めて残忍性、残酷性を高めかねない。しかし、大人社会にも、同様かあるいはそれ以上の危険性を持った世界の話だ。 その意味で、暴力は明らかに反社会的行為です。そして、体罰は、もちろんその許容限度というのはどんどん狭くなるべきだと思いますが、しかし、教育的指導という社会的行為の中で概念されている。
私たちの言葉遣いは子供社会の生活に影響を与えます。子供社会は大人社会の写し絵です。大人社会に陰湿ないじめが続く限り、子供の生活にいじめが蔓延しても不思議ではありません。私たちは、いつ何どきでも子供の目がこの国会に注がれていることを忘れてはならないと考えます。総理の御見解をお聞かせください。
そういう私どもの認識から申し上げますと、日本の子供社会にインターネットを普及させるプロセスといいますか、その方法がいささか心配である。もう少しはっきり申し上げますと、欧米諸国等に比べて、これは私の見解ですが、粗雑過ぎるのではないか。そういう心配を、とりわけ携帯電話からのインターネット利用が始まった過去十年間、私は個人的に抱いてきたわけでございます。
だけれども、かつて、皆さん御想像していただくとわかるんですが、百科事典にそういった有害情報まで全部入っていたかといえば、それはやはりないわけでして、ちゃんとその当時から情報というのは選別をされていわゆる百科事典として掲載をされていたということからも、やはりこういった情報の選別というものは、子供社会に対してはやはり必要なものである、あるいは一般の社会に対しては必要なものであるというふうに私は思っております
それで、四月二十六日の参考人の意見陳述の中でも、参考人の方から、子供の姿、子供社会の変化に敏感な教員養成が図られなければならない、社会の変化を取り込んだ実践的指導力が必要だ、こういうことをお二人の参考人も述べておられました。しかし、改めて述べますと、現場感覚を失う教員では、それはできないと思います。
ですから、その中で、古くは子供社会の中で自律性がありました、群れがありました。そういう群れ社会の中で、上級生が下級生に対していじめをする子を指導しました。そういったやはり集団という友達の関係、特に縦社会がもう一度再構築されるべきではないかと思います。
いじめは子供社会の中で発生しますから、子供側にこそ解決の力が求められている問題です。そのような当事者である子供に対して、いじめ問題とかかわる政策判断に際して意見が聞かれてきたでしょうか。そして、何よりも、二十一世紀の日本の教育の方向性を左右する重大な問題について、子供、生徒に意見を聞こうという姿勢が大人たちにあったのでしょうか。
いじめを規制していく力が今子供社会に失われている、そういう子供社会のオートノミー、自治の問題がやっぱり問われていますし、そういう根本的な問題が問われないまま、ただ対策的に大人が何とかしてやろうという発想で物事を考えてきたツケが今来ているんじゃないかというふうに思っております。
なぜかといいますと、よく、私は小さいころに聞いたこともあるし、今でもそう思っているんですけれども、子供社会ですね、子供というのは大人社会を映す鏡だというふうに言われております。やはり大人社会がしっかりと範を示していくことが何よりも大事だと思うんですけれども、その点についての総理の見解を聞かせてください。
缶けりというのはなかなか手軽な遊びでございまして、お互いに助け合ったり、あるいは相手を欺くために、どういうふうな方法をとってより長らく隠れていようか、こういうことで知恵を絞ったりする、そういう中に子供社会の一つのルールが築かれたり、また社会性を身につける上で非常に役立っていたと思います。
このような五年連続で過去最低を更新したわけでございますけれども、失礼しました、〇・〇四ですね、%低下をしたわけでございまして、まず、このようなことから五年連続で過去最低を更新したわけでございますけれども、これは単に文教科学の分野だけでなくて、国としての経済の活力を低下させる、また、社会の形成においても子供たちがお互いに子供社会としての切磋琢磨の機会が減少するとか、親が過保護や過干渉といいますか、干渉
そういうことから核家族化社会をさらに加速させるといいますか、地域の地縁というものを断ち切るような、地縁を形成しにくい環境をつくってしまったということが、まさに委員が都市化とも言われた、そういった中の一つの要因であると思いますし、また、少子化は地域の子供社会を破壊してしまいました。
そしてまた、子供社会というものが以前のように一定人数が確保される、少子化の中で子供社会というものが形成されにくい環境の中で、子供同士の教育力といいますか、お互いに切磋琢磨といいますか、そういった意味での教育という側面が弱体化してきているという状況もあると思います。
もう少しわかりやすく表現するならば、私どもの子供のころ、近所では、道路に出れば近所の子供もいて、そしてそういう中で長幼の序があり、そしてそのリーダー的、核になる人物がおって、そしてよそからいじめに遭えば、そういうことをおまえやっちゃいかぬぞと、そして人をいじめるようなことがあれば、おまえはそういうことをやったら今度はおれの子分にしてやらないぞというような、子供社会におけるそれぞれの社会教育的な意味でのつき
それは、高野委員御自身が御指摘なさいましたように、少子化社会の中で、子供社会の中で教育されてきたという、地域社会における教育というその下地が変わってきた、居住環境も変わって核家族化してくると、そして農耕社会からサラリーマン社会に変わってくる。そういった委員の御指摘になったそれぞれのことがすべてこの下地になって今日の状況をつくってきたんだと思うんですね。
でも、やっぱりそれは性の商品化が子供社会をむしばんでいるといいますか、大人社会の反映がやっぱり子供に大きく影響しているというのは偽らざる事実だろうなというふうに思います。やはり、先ほどからも出ていますけれども、テレビゲームなり、それからテレビなり、また様々なメディア、映像を通して暴力とか性がむき出しになって子供たちに襲い掛かっていると。
○参考人(尾木直樹君) 一つは、子供社会の反映という問題で考えてみますと、今、無藤先生のと重なってしまうところが多いんですが、重ならないところでちょっとお話ししていきますと、読売新聞の二年前の世論調査で、日本の未来に希望を持てるかという調査あるんですけれども、子供たちが希望が持てないと答えたのが六五%ぐらいでしたね。
これは、僕は悪いことばかり今ちょっと出してみましたけれども、言わんとしていることは、大人社会が完全に投影されて子供社会に来ている。ですから、IT革命によるインターネットとか携帯の影の部分を抑え込んでいくには、大人社会に対する対策を真剣にやらないと、これは解決できないということなんです。 その点について、大臣、どういうふうにお考えになられるか、見解をお聞かせください。