1952-03-13 第13回国会 参議院 厚生委員会 第11号
死亡者数は年平均二千百名でありまして、死亡率は人口万対十三人の低率で低いことでは全国第二番目でありますが、これは決して本県の結核罹患者及び死亡者の少いことを意味するのではなく、むしろ本病に対する極端な嫌惡の念から極力秘密を保持する県民性によるものとの説明がありました。この点県及び中央当局者の積極的な啓蒙、衛生知識の普及徹底が望まれるのであります。
死亡者数は年平均二千百名でありまして、死亡率は人口万対十三人の低率で低いことでは全国第二番目でありますが、これは決して本県の結核罹患者及び死亡者の少いことを意味するのではなく、むしろ本病に対する極端な嫌惡の念から極力秘密を保持する県民性によるものとの説明がありました。この点県及び中央当局者の積極的な啓蒙、衛生知識の普及徹底が望まれるのであります。
これは一面我々が自治団体の運営者といたしまして軽率な財政経理をしておるということに基くのではありませんで、当市におきましては、各位も御承知のように、本年財政力を充実させる目的を以ちまして、住民税の総所得に対する課税をしようという試みをいたしたのでありますけれども、市民の増税に対する嫌惡によりましてこれをあえてなし得なかつたのであります。
で先ず第一に、癩というものに対する一つの見解というものを持つことが必要なんでありますが、一体癩というものは先ほどからたびたびお話のありました通り、その疾病としては実に不幸な、嫌惡と言いますか、排斥というようなことを受けている、いわゆる天刑病という工合に、これほど虐待されている病気というものはほかに類がないわけです。
第一に、第一條の目的でございますが、漁業の生産力も民主化も、わが国の水産資源の実情を思いますとき、この資源の保護増殖なくしては、とうてい望み得ないものでございますし、またわが国の漁業が、掠奪漁業として他国より嫌惡せられております国際的観点に立ちましても、水産資源の保護増殖をはかる旨の規定を、第一條にはつきりと明文化していただきたいと思います。
從來日本の商品の世界市場における競争において、最も日本が從來各国から嫌惡されたところのものは、いわゆるダンピングであつたことは御承知の通りであります。これをどうして防止するかという意味において、輸出組合法などというものを我々は考えておつたのであります。
をいたすのでございまして、たとえば届出団体が届出事項に間違いがないかどうかというような点につきましても、あるいは無届の団体が、これは届出すべき団体ではないと、本人関係者がこれを忘れているのではないかというような点につきましても、やはりこの調査をいたすのでございまして、もしその調査官の態度に愼むべき、あるいは戒むべき点がございましたならば、私の監督の至らないところでございますから、十分に今後監督して、かりにも嫌惡不快
○野村委員 大体御意見が盡きたようですが、ただ現在の状態では、第三者による運動はほとんど嫌惡された形になつております。これは第三者であるといなとを問わず、いわゆる言論を通しての運動、こういうものに対してはわくをとるべきであろう、かように考えておるわけであります。
ですからきわめて醜惡な色、あるいはあまりに見る人が嫌惡の情をもよおすような色彩があるとすれば、そういうものは取締る対象になります。それから第二の点については、ほかの法令で規定されておるものにつきましては、この法律は触れないのでございます。
あまり拙劣なもの、あるいは醜惡なもの、あるいは公衆に嫌惡の情を起させるようなところに制限の対象を置きたいと思います。また、もしも池田委員のおつしやいましたように、万一にもこの條例が憲法違反のような疑いがあるという場合におきましては、これに対して訴願の道が開けてございます。
今まであつたのですけれども、それは今まで「精神病又は人の嫌惡すべき疾病にある者」、こういう規定が今まであつたわけであります。それを失効にいたしまして、今度新らしくこの法案では、「精神病又は傳染病の疾病にかかつている者」、これは試驗を受ける際に健康診断等によりまして医師の証明を受ける。そういうことによつてこれを調べて行きたいと、かように考えております。
おそらくはただいまの日本女性といたしましては、たとい戰勝國でございましようとも、戰敗國でございましようとも、婦人という立場において戰爭に対する嫌惡の情は最も熾烈であつて、この時代の婦人がこぞつて手を取合うことによつて、世界の永世の平和というものをつくるところの義務があるのではないかということが私どもの念願なのでございます。
なかんずく小都市の自治体警察は、自治体財政上の重圧とその堕落し易い性格のために甚だしく振わず、市長村民嫌惡の的となり、自治体警察返上論が全國に瀰漫している有樣であります。速かに警察法を改正し、首都の自治体警察並びに人口十万以下の市町村の自治体警察を廃止して、これを國家警察に移し、又治安に関する事件や数府縣に跨がる犯罪の捜査は國家警察の権限とすべきであります。
今日は何人に会いましても、税に対する恨みをもつており、政府に対する嫌惡の情を、この税の面にもつているのであります。先日も私の友人はこう申しておりました。税金を拂うのはもうばかばかしくなつた。
戰時中から今日に至つて、國民の間には、鉄道具のこのようないろいろな醜惡事をみな非常な嫌惡の氣持で見ている。こういうようなことをやつているから鉄道は損をするのだ、こういう氣持が特に今回の三・五倍値上げ問題を通じて高くなつてきている。ところが昔はちよつとした下級の官吏が、涜職罪とか何とかいうようなものがあつても、すぐ責任問題が起きてきたものであります。
從つてこの資本主義経済そのものが十分檢討されまして、特に勤労大衆はこの制度に対しましては非常に批判の目と、そうして又非常に嫌惡を感じておるのであります。從つてこういう制度下において考えられておるところの犯罪というものも、常にその持てる者、金を持てる者、土地を持てる者、更に権力を持てる者、かような諸君の利益のために、一切の行爲が特に刑罰等の行爲が行使せられるのであります。
そうして社会の嫌惡を買いまして、結局再び惡の道に踏み込ませる結果になるのであります。さればといつて、青年が罪を犯した場合に、直ちに執行猶予を言渡しますることは、更に犯罪を誘発するような虞れが多分にあるのであります。 ここに刑罰に代えまして、職業補導を中心といたしました適切な施設に收容し、正常な社会人として再生せしめることが絶対に必要であると考えるのであります。
目的のために手段を選ばず、不動産を対象とする徴税技術の簡便性を濫用するということは却つて國民の反感を誘致して、租税そのものに対して嫌惡的感情を更に昂じさせ、國家財政に対する正しき認識に障害を與えることになると思います。
はなはだしきに至つては、子は親に對して道義の觀念もたず、弟は兄に對し、生徒は教員に對し下級者は上級者に對し、非禮度を過ぎるものがあり、嫌惡すべき唾棄すべき態度の現われが少しとしないことは、これみな民主主義の行き過ぎであり、誤解であります。權利の裏には義務があり、自由の裏には秩序があり、禮儀があるということを忘れた結果であります。
かくのごときは、世人の最も嫌惡する戰時中の官僚統制を再現せしめたものであると言われてもやむを得ないほどに、官僚色が濃厚であります。(拍手)政府は、このような案をもつて、石炭生産の第一の隘路である労働者の勤労意欲高揚の問題が解決すると思われましようかどうか。水谷商工大臣は数日前に炭鉱を視察されて、炭鉱労働については、なまなまし印象をおもちになつておるはずであります。