2020-05-28 第201回国会 参議院 環境委員会 第6号
病原体の拡大を防ぐ緩衝機能を果たしていた一つの種が絶滅することで、本来であればその種が捕食をするはずだった病原体を運ぶ宿主、媒介生物が生き残った結果、健康被害を助長するといったようなことがあるというふうな話を私も聞きました。 先日、生物多様性の日のメッセージも拝見しましたけれども、大臣が生物多様性の大切さを実感されるようなエピソードというものがもしあれば教えていただきたいと思います。
病原体の拡大を防ぐ緩衝機能を果たしていた一つの種が絶滅することで、本来であればその種が捕食をするはずだった病原体を運ぶ宿主、媒介生物が生き残った結果、健康被害を助長するといったようなことがあるというふうな話を私も聞きました。 先日、生物多様性の日のメッセージも拝見しましたけれども、大臣が生物多様性の大切さを実感されるようなエピソードというものがもしあれば教えていただきたいと思います。
国際的にもIPBESが花粉媒介生物の経済的な価値は年間二千三百五十億から五千七百七十億ドルに相当するとの試算を公表しています。蜜蜂のみならず、花粉媒介に重要な役割を果たすハナバチ類全体についてリスク評価に基づく農薬のリスク管理が必要との提言もされています。
また、厚生労働省国立感染症研究所では、平成二十二年度から五年間、媒介生物を介した感染症に及ぼす温暖化影響評価と適応政策に関する研究として、原虫、寄生虫、感染症への温暖化影響評価手法を確立し、感染症温暖化影響を全国規模で明らかにするとともに、地方自治体レベルにおける脆弱性や影響評価を実施したところでございます。
そこで、まず、地球温暖化による我々人類への悪い影響、例えば、デング熱の感染症媒介生物と言われているネッタイシマカは分布が変化すると言われておりますし、米の未熟化、着色不良のブドウ、また、気象ではゲリラ豪雨、台風の強度の増加など、環境省として行っている適応対策をお伺いいたします。
環境省としましては、今後とも、地球温暖化の進展に伴い予想される蚊などの媒介生物の増加にも留意しつつ、廃棄物の適正な処理、施設の適切な設置や維持管理がなされるよう、地方公共団体、あるいは厚生労働省や関係機関とも連携を図りながら、廃棄物処理施設の衛生的な管理に努めてまいりたいと考えております。
また、沿岸域の損害の増加、さらに健康面では、熱波による影響、また感染症の媒介生物がより緯度、高度の高い地域まで温暖化によって上がっていくと。そういった影響も示されているところでございます。 四ページをごらんくださいませ。四ページが地球全体の排出量と吸収量のバランスでございます。 元々がこれ、おふろの真ん中部分が二八〇ppmでございます。