1969-06-11 第61回国会 参議院 物価等対策特別委員会 第7号
○政府委員(山田精一君) これは委員長がきめることではございませんで、委員会といたしまして、合議の上で決定することになっておりまして、まだきまっておらないわけでございます。
○政府委員(山田精一君) これは委員長がきめることではございませんで、委員会といたしまして、合議の上で決定することになっておりまして、まだきまっておらないわけでございます。
○政府委員(山田精一君) これはどこまでも仮定の問題でございますけれども、ただいま御指摘のような事実がございました場合には、再度申し立てをいたすことができるたてまえになっております。
○政府委員(山田精一君) これは、緊急停止命令がなければ、それは一応でき得るかと存じます。同時に私どもといたしましては、昨日付をもちまして東京高等裁判所に対して緊急停止命令の命令方を申し立ていたしております。これは申し立てがございますれば、当然合併というものは停止されているということになると思います、審決が終了いたしますまで停止されることになると思います。
○政府委員(山田精一君) ごく一般的なことを申し上げたいと存じますが、勧告を相手方が受諾をいたしまするならば、それは同時に勧告審決、審判の手続を経ないで審決の効力を生ずるわけでございます。それから勧告を受諾いたしません場合におきましては、これは当然審判開始決定と相なる、かようなことになるわけでございます。
○政府委員(山田精一君) ちょっとお尋ねの意味がよくわかりませんのでございましたが、審判が開始されて、審判になっておりますときにおいて相手方が何か合併をする道があるかと、こういうお尋ねでございますか。
○政府委員(山田精一君) 事業者に対する景品の規制につきまして、当該商品の販売の助成あるいは広告宣伝の助成等、ただいまの例では、ガソリンスタンドの事業活動の助成のために、当該業界における正常な商慣習に照らして妥当であるものは不公正な取引方法にはなりませんけれども、その程度をこえましたものは不公正な取引方法に該当する疑いがございますので、個々のケースに従いまして、十分に調査をいたしたいと、かように考えております
○政府委員(山田精一君) これは具体的の事情に即しまして当該地――私どもは一定の取引分野と言っておりますけれども、当該地域においてはたして独占しておるかどうかということの判断にまつところになる、かように考えております。三〇%程度と――これを機械的に何%から以上はどうこうということは申し上げられないと存じます。
○政府委員(山田精一君) さような事実につきまして、ただいま申し上げましたごとく、正常な商慣習に照らして不当に大きなもの、著しいものがございました場合には、そういう事実の申告を受けますとか、あるいは私ども職権によって探知いたしました場合には、十分厳密に調査をいたしたい、かように考えております。
○政府委員(山田精一君) 法律第十五条の「一定の取引分野」というのは、これは裏を返して申し上げますというと、競争が行なわれる場というような関係で個々の品目別に判断をいたしたわけでございますが、しかし、御指摘のような総合的な企業力、粗鋼の生産でございますとか、あるいは従業員の数でございますとか、あるいは資本の状況でございますとか、これは同業者との競争力の評価をいたします場合にむろん調査をいたしまして考
○政府委員(山田精一君) 内示につきましての事前相談につきましての御質問でございましたが、これはいままでもたくさんございます。一種の行政相談の意味合いにおきまして窓口で相談をいたしておりますケースはたくさんございます。ただ、今度のように大型のケースは非常にまれであったわけでございます。従来からもいたしておることでございます。
○政府委員(山田精一君) そのとおりでございます。
○政府委員(山田精一君) 判例に「事業者集団」と申しておりますのは、カルテルの場合を示すものと私どもはかように考えております。
○政府委員(山田精一君) 判断の基準という御注文でございましたので、できるだけその御趣旨に沿うようにいたしたい、かように考えております。
○政府委員(山田精一君) 価格は、私どもといたしましては、どこまでも公正にして自由な価格形成、この角度から研究調査をいたしておるわけでございます。
○政府委員(山田精一君) 同様でございます。
○政府委員(山田精一君) 条件つきという意味合いではございませんで、私どもとしましては抵触するか、しないかどちらかでございます。したがって、いままで相談のございました内容のものをそのままつけてまいれば、これは抵触することになります。
○政府委員(山田精一君) 新聞紙上等では、何か条件つき認可というような通俗な、といっては恐縮でございますが、表現が用いられておりますが、私どもが昨日回答いたしましたのは、申し出のあった、相談のありました内容では抵触するおそれがあります、いけませんと、こういう意思表示でございます。
○政府委員(山田精一君) かねて両社から内相談がございましたので、私ども委員会におきまして検討いたしました結果、昨日申し渡しました品目につきましては、これは独占禁止法第十五条に抵触するおそれがあるということを回答をいたしたわけでございます。
○政府委員(山田精一君) ただいま御指摘のございました第一条の法の目的に従いまして、第十五条の規定を厳正に適用いたしてまいりたい、かように考えております。
○政府委員(山田精一君) 昭和四十三年におきまする公正取引委員会の物価対策関係業務につきまして御説明を申し上げます。 御承知のとおり、ここ数年来、物価問題が非常に大きな課題として取り上げられまして、物価対策の面から公正取引委員会の果たすべき役割りと申しますものが再認識されてまいりました。
○政府委員(山田精一君) 昭和四十三年度における公正取引委員会の業務の概略につきまして、お手元に資料をお届けいたしましたが、そのうち主要な点につきまして御説明いたします。 まず、経済体制の変化に即応して、独占禁止政策を有効適切に推進し、そのあり方について広く各界と意見を交換するとともに、その一そうの理解を求めるため、独占禁止懇話会を設置し、昨年、その第一回を開催いたしました。
○政府委員(山田精一君) 大型合併に関する御質問でございました。 大型合併は、わが国の経済にとりまして大きな影響を持つ問題でございます。私ども公正取引委員会といたしましては、独占禁止法第十五条の規定を厳正に、またかつ慎重な調査をいたしまして、これを適用いたしてまいりたいと、かように考えておる次第でございます。
○政府委員(山田精一君) 私どもは、先ほども申し上げたのでございますが、独占禁止法を運用する立場にございます。私どもの調査の基準はどこまでも独占禁止法第十五条に触れるか、触れないか、この点にしぼっておるわけでございます。
○政府委員(山田精一君) ただいまこまごまと現地の状況をお話しいただきましてありがたく拝聴いたしたわけでございます。私どもといたしましては、どこまでも独占禁止法を運用いたす機関でございます。端的に申し上げますれば、独占禁止法の第十五条、一定の取引分野において競争を実質的に制限することとなるかどうか、この点からもっぱら検討をいたしておるわけでございます。
○政府委員(山田精一君) 過去における当該商品の価格の推移それから当該商品の価格形成の特性、こういうようなものにつきましては十分調査をいたしてまいりたいつもりでおります。
○政府委員(山田精一君) ただいまのお尋ねの第一点でございますが、現在の再販制度がメーカーを擁護するものになっておると、こういう御指摘でございました。これは、そういう面も確かにございます。
○政府委員(山田精一君) ただいま八王子の牛乳商業組合について御質問がございましたが、その具体的案件につきましては実はまだ調査は終わっておりませんので、その経過について申し上げることはひとつ御容赦をいただきたいと思うのでございます。
○政府委員(山田精一君) お答え申し上げます。 ただいま管理価格というお話ございましたが、管理価格という概念は、どうも学者の間でも必ずしもまだ定説がございません。それから、すでに御承知のとおり、数年前、アメリカの上下両院合同の委員会で、いろいろ膨大な調査をいたしたのでございますが、こんな厚い報告書が出ておりますが、あれの中でも、管理価格ということは、どうも適切な定義がないわけでございます。
○政府委員(山田精一君) これは、白書には非常にかいつまんで書きましたものでございますから、管理価格ということばは使っておりますけれども、法律の運用上は、一定の取引分野における有効競争の確保と、こういう考えで運用をいたしておるわけでございます。
○政府委員(山田精一君) 公正取引委員会といたしましては、従来とも、独占禁止法の定めるところに従いまして消費保護のために微力を尽くしてまいりましたつもりでございます。ここに皆さま方のお骨折りによりまして、消費者保護基本法という力強い柱をいただきまして、私ども非常に感激いたしておる次第でございます。
○政府委員(山田精一君) 先生の御意見、ありがたく拝聴いたしました。私どもが考えますところの今日における独禁法の意義が十分に発揮されますように、厳正に慎重に運用いたしてまいりたい、こういうふうに考えております。
○政府委員(山田精一君) レモン入り化粧品につきましては、現在調査を続けております。それからなお、業界のほうからは、公正競争規約をつくろうという申し入れがございましたので、現在それを指導中でございます。
○政府委員(山田精一君) そういうことはございません。
○政府委員(山田精一君) 私も、モニターにいろいろなことをお願いしておりまして、三千円というのは、いまの通貨価値から申しまして、まことにお恥ずかしいきわみであると痛感をいたしております。できるだけこれはすみやかに、やはり世間並みには少なくともいたしたいものと考えておる次第でございます。