1975-04-18 第75回国会 衆議院 逓信委員会 第11号
お言葉を返して大変失礼ですが、逓信委員会省略、本会議というようなものですよ。それはやはりルールじゃないでしょう。逓信委員会で決めたものが変わってきておるわけだから、変わってきたら当然また逓信委員会に戻って議論をする、それが当然のルールじゃないでしょうか。そのことを私は言っているのです。
お言葉を返して大変失礼ですが、逓信委員会省略、本会議というようなものですよ。それはやはりルールじゃないでしょう。逓信委員会で決めたものが変わってきておるわけだから、変わってきたら当然また逓信委員会に戻って議論をする、それが当然のルールじゃないでしょうか。そのことを私は言っているのです。
先ほど反対の理由も聞きましたけれども、委員会省略反対の理由も確かに理由になっていないと私は思うのです。もう少しはっきり自民党の皆さんの意見を一ぺんお伺いしないと、このまま採決をしてもらうことには私は反対であります。
第一日本の国土が戦場になることを想定し、治安出動を命ぜられて自衛隊が治安の維持に当たっておって、そのさなかで臨時閣議が開かれ、臨時国会が開かれ、わずか二週間でその間に隠密裏にこしらえておいた、秘密裏にこしらえておいた何十という戦時法律が、ばたばたと委員会省略で通ってしまう。これは何です。これはクーデター計画といわれてもほとんど弁解のことばがない。
それは本日初めに申し上げましたように、われわれはこの委員会省略の手続をやるかどうかということを論議する前に、決議案に対する取扱いをどうするかということを、まず政府の見解をただそう、こういうことであって、これがややそのワクをちょっと一歩出たのであって、何も具体的にこれをやったわけじゃない。あなたがそう考えただけで、われわれはまだ本論にちっとも入らない。まだ基本的な問題を十分論議をしたい。
○北村暢君 いま質問している事項も、ほんとうは本会議へ持って行くということで、委員会省略で持って行こうということで具体的な質問が出ているわけですから、こういうことを議運でやらないで、社労に一つ付託してやろうというなら、そのようにもっと突っ込んでこの問題をやる。社労に付託するなら付託するで、それならそれでいいと私は思うが、そこまでいかないでも……。
ぼんやりした点がございますが、出す、出さんの問題が一番もとでございまして、本日たしか国会の方へ出しまして委員会省略でやっていきたいという、これは国会との手続問題でございます。そこまでが私の知っておることでございます。
ところがそのスト規制法は、政府与党が幸いに反省なすって、大体委員会省略というのを撤回せられて、そうしてこれを委員会へ付託された。それから同時にまた、当時国会の開会当初に、会期の問題がこの委員会で議論になったことは、御承知の通りであります。
○政府委員(根本龍太郎君) 委員会省略などということは政府としては考えておりません。先ほど申し上げましたように、期間がないために、継続審議にもし国会において議決になりますれば、それに従うことは政府の当然のことだと考えております。
ところが最もこの国会において重大であり、社会党がまた最も関心を持ち、勤労大衆が関心を持ち、国民世論がこれを心配をしておるこのスト規制法案に関する限りは、日ソ共同宣言という重大な案件すらに先んじて国会に提案され、委員会省略をもって臨んでこられた。これは片手落ちだと私は考えております。こういう態度ではいわゆる共通の広場を作ろうとしてもできる相談じゃない。
ところが、事実としては委員会省略というようなことになってしまって、この間に間隙がますますふえたということはまことに残念に思っております。(「あなたの責任じゃないか」と呼ぶ者あり)
けれども、委員会省略ということについては非常に反対が多く、かえってそのために議事の進行も、議事の運営もいかないような情勢にありましたから、省略の当初の意思の変更を生じまして、委員会省略をやめたのであります。
炭労、電産の争議の経験にかんがみと称して臨時立法を設け、従来違法としたものを明確にするだけであるとして国会及び国民を欺補して制定し、三年たつや一挙に委員会省略という暴挙をあえてせんとし、しかも恒久立法にすりかえ、拡大解釈をせんとする態度は、民主政治の上から断じて糾弾されなければならないと思うのであります。政府の言う公共の福祉は、それはファッショの福祉論であります。
ところが政府は委員会省略の方法をとられたのでありまして、大臣はどうして委員会の審議を省略してもよろしいとお考えになったか、いい悪いという、ものを判断する絶対的な基準というものはないのです。これは相対的なものですから。ですからこの法案について慎重に審議しなければならぬというルールはあくまで守らなければならぬし、これは絶対的な条件なのです。
それを今度政府がとられた態度は、その基本的人権を制限しようとする場合に、従来の国会法の原則を無視し、国会法を軽視して、そうして委員会省略の挙に出られるということは、どういうことでありますか。しかも臨時立法であったものが今度は恒久立法になります。ですからそれについてどうして慎重な手続をせられなかったのか、お聞かせ願いたい。
そうすると一体本会議へかけて委員会省略とするというあなたの考え方は、ほんとうの意味はどこに根拠があるのですか。ゆっくりでいい、しかも本会議でゆっくりやりましょう、こういうことならばあなたの意図はほんとうはどこにあるのですか。
まだあまり前例を見ないところの委員会省略の挙に出られた。
そしてその会期が短かいからといって、今度は委員会省略の挙に出られた。これはいかに倉石労働大臣が議運のヴェテランでも少し行き過ぎてはいないか、かように考えるわけでありますが、(「済んだことだからいいじゃないか」と呼ぶ者あり)私は済んだ話というわけにはいかない。いやしくも政府が国会において法案並びに議決の審議を願わんとする態度について聞いているのです。ですからこれは本質論ですよ。
ですから、総理は一つ国会の運営にあなたみずから協力され、円滑にやってすみやかにあなたのお気持にあります共同宣言案を批准するためにも、スト規制法のこの緊急やむを得ないという委員会省略条を一応撤回されて、出すなら出すで、当りまえの形でお出し下さい。そうすれば、これが順序よく運ばれます。何もそんなにこだわる必要はありません。
昨日、各会派にお持ち帰りを願いました小林亦治君ほか十九名提出、懇戒処分の適正励行に関する決議案、この委員会省略要求につきましては、各会派で御審議をしてからとの保留でありましたが、この審査省略要求を認むるに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
そういう意味合いで私は地財法の中にこの一項が加わつた場合において文部省がどれだけ積極的にこの費用獲得のために働くかということに多くの関心なきを得ないので、要望をかねて御所見のほどを質したのでございまして、これについては一つ十分不渡手形にならんように、前者の轍を踏まざるように超党派的に生れ、而も衆議院は自信満々として委員会省略をもつて、前例を見ざる方式をもつてあげて来たこの法案が、幸いに若しも本院において
而もこれは別に委員会を開いてやらなくても、委員会省略で明々白々であると思う。この筋の通つたことだけは、曾つて我々もお互いが争つたのであ力ますけれども、通そうじやありませんか。私は相馬君の動議に賛成いたします。
それから委員会省略にするかどうかという件でございますが、この改正案は、当委員会で十分審議を重ねた結果、ここにまとまつたものでございまするので、又一方におきましては、療養期間が切れますのももう間近いことでございまして、全国各地の患者が非常に不安に動搖しておるというようなことにも鑑みまして、この際は一日も早くこれが成立することを希望いたします点から、当然委員会省略にいたして、直ちに本会議に御提出されることが
委員会省略というようなことを考えておらなかつたのですがね。そのうちに時期が迫つて参りました。ところが衆議院では今度出さないのだということが情報としてもあつちこつちで言われておつたと思いますし、議運にたしかかかつてそうなつたようにも記憶しております。
今伺いますと、その否決になりました委員会省略の否決になりましたことが全権を拘束するというようなことが言われたやに伺うのでございますが、私どもはそのお話を伺わないのであります。実はあちら衆議院のほうで決諸案が出るということにつきましては、この間の委員会におきましてもこれは同調すべきだということでお話をきめておつたわけでございます。
ただ先ほどからおつしやられておるように、委員会省略にするかどうかということだけを一つ各党に帰られたら御相談願えたらいい問題であります、念のために。
○木村守江君 只今社会党から出されました委員会省略の話、引揚促進とそれから領土の問題の決議案ですが、これは非常に重大な問題だと考えるのです。