2018-07-19 第196回国会 参議院 内閣委員会 第29号
結局、法案審議の委員会強行によって政府の災害対応への批判は強まり、IR整備法案そのものの議論は極めて不十分なものにならざるを得ませんでした。このような状況で採決することはあり得ません。せめて継続審議とし、落ち着いた環境で問題点を深く掘り下げる徹底した審議を行うべきです。 以上を申し上げ、法案に反対する理由を述べます。
結局、法案審議の委員会強行によって政府の災害対応への批判は強まり、IR整備法案そのものの議論は極めて不十分なものにならざるを得ませんでした。このような状況で採決することはあり得ません。せめて継続審議とし、落ち着いた環境で問題点を深く掘り下げる徹底した審議を行うべきです。 以上を申し上げ、法案に反対する理由を述べます。
委員会強行採決後に、ようやく墨塗りを外したものが出てきたわけであります。一体どこが墨塗りになっていたか。 第一次イラク復興支援隊が活動を開始した直後の平成十六年四月七日及び四月二十九日に宿営地近傍に迫撃砲弾が着弾する事案の発生。
連日国会を包囲する国民のデモは、衆議院特別委員会強行の夜、十万人を超え、先週末、日本中で安倍政治を許さないのプラカードが一斉に掲げられました。学者、知識人、文化人、歴代法制局長官や与党OBからも反対の声は日を追うごとに広がり続け、世論調査で内閣支持率は急落し、不支持率が過半数を超えました。
NSC法案の審議のときはまだしも、現在審議中の特定秘密保護法案の審議に入ってからは、理事会打切り、野党理事の発言封じ、理事会合意なしの職権による委員会強行開催、理事会休会宣言もせずに、勝手に委員長席に座って……(発言する者多し)よく聞いてください、委員会開会を宣言し、理事も質問者も出席していないのに、空席の質問席に向かって質問してくださいなどと、まるでエア委員会のように、そんな場面もありました。
二月一日の理事会で、委員会強行開催について、国対方針だったと発言したのであります。公平中立の立場から、与野党双方の意見を聞き運営を進めるべき中井君が、与党国対の方針に従って一方的な運営を主導したことをみずから宣言したことになります。このような与党寄りの姿勢を明らかにしている中井君を、野党はどのようにして信頼することができましょう。これ以上、中井君に運営を任せることはできません。
ところが、さきの通常国会で社会保険庁改革関連法案の委員会強行採決の直後に、合意のないまま趣旨説明が行われるという不正常な形で審議入りし、今国会に継続されました。今国会でも、参考人質疑も行われないまま、審議時間は、通常国会と合わせてもわずか二十三時間半と極めて不十分であり、拙速な採決は断じて認められません。
本年四月十二日の委員会強行採決まで約一年七か月間、法案が提出された平成十八年五月二十六日からでも約十か月間、二回の海外調査や十二回の参考人質疑、小委員会における審議等も重ねられ、これら成果を法案に反映させるべく、大きく二十二か所の修正も加えられました。 これに対して、私たち参議院に憲法調査特別委員会が設置されたのはこの通常国会冒頭であり、手続法の議論が始まったのは先月十七日です。
そして、与党のみで審議することわずか四日、委員会強行採決、斎藤議長のあっせん案もけり、議長が与党のみの本会議開会に応じないと、良識の府たる参議院議長の首をすげかえ、与党のみで法案を通すという暴挙すら平然と行ってきたのであります。 本院においても、ようやく本格的議論の緒についた昨日、わずか三日間の審議で暴力的に打ち切り、採決の強行を図る愚行に出ました。
賛成する第一の理由は、大臣が法務委員会強行採決の翌十日、記者会見で三法案について、国会で審議を尽くしたということで採決が行われたと述べたことであります。 審議を尽くした、これはとんでもないことですけれども、大臣は何をもって採決が行われたと言うのでしょうか。速記録に残されているのは、「鈴木君提出の動議に賛成の方の挙手を願います。
しかも、本委員会の運営は、異例の年明け五日からの委員長職権による委員会強行開会、中央も地方も動議によって一方的に強行された公聴会開催など、長年にわたって与野党間で確立してきた国会運営のルールを無視するものでした。
(拍手) さらに、本法案の委員会強行採決以来、アジアの近隣諸国の日本軍国主義復活に対する懸念と不安は急速に高まり、激しい非難と抗議が寄せられていることは御承知のとおりであります。まことに憂慮にたえないものがございます。
(拍手) 不信任決議案の理由には、「委員会強行採決を容認し、法案審議のための本会議開会を強行した。」「たった二日間の委員会審議で、本会議の議題に上程することを認めたことは、議長自らが、まさに議会制民主主義を根底から突き崩すものであり、とうてい容認できない。」というものでございます。事実という単語をどう解釈しておられるのか、全く理解のできないところでございます。
衆議院での委員会強行採決が報ぜられたその日、フィリピンでは即座に抗議のデモが行われ、日本大使館前にピケが張られました。韓国と中国は、自衛隊が海外に出ることについて、敏感な問題、慎重であらねばならないと再三にわたり反対の意思を表明したではありませんか。この十一月三十日、シンガポールのゴー・チョクトン首相は、日本のカンボジアでのPKO活動に言及し、日本の軍備拡大を警告しました。
それから、この問題につきましては、これらの公約違反の大型間接税であったにもかかわらず国会において、私どもの見解としては、衆議院の昨年十一月十日の委員会強行採決以来幾たびかの強行採決が繰り返されて、無理に国会の議決に至ったものであるということであります。 そして、消費税はその内容、制度において欠陥や国民にとっての多くの問題点を内包いたしておりました。
本改正案に盛られている弾力的運用などの諸措置は、税制改革法案の委員会強行採決の後、衆議院本会議で自民党単独強行採決を避けるための取引として取り決められたものであり、断じて容認できません。また、弾力的運用なる措置がいかに欺瞞的であったかは、政府があくまで四月実施方針を変えないことからも明白であります。
したがって、我が党が委員会強行採決を白紙撤回し、法案を委員会に差し戻すよう主張したのは全く正当なことでありました。その後衆議院では、リクルート問題調査特別委員会の設置、リクルートコスモスの未公開株譲渡リストの公開、江副氏、加藤氏、高石氏三名の証人喚問の約束と若干の法案修正によって自民党単独は免れたとはいえ、極めて変則的で異常な衆議院通過であったことに変わりはありません。
一、議長は、七月十五日、委員会強行「採決」後の不正常な事態を「収拾」するとして、本院各会派代表者会談の席上で「議長所信」なるものをしめした。
このようにして、こういった委員会強行採決、そして本会議補足質問という。パターンは、これこそ強行採決に再び道を開くやり方であります。これでは議会制民主主義が破壊されるとともに、国民の国会に対する不信感を助長するばかりであります。しかも、総理は先ほども、強行採決はやむを得ないと、このようにまだこの強行採決を是認し、これからもこういうやり方をやるのだと言わんばかりの姿勢を示しておられます。
私は、議運の申し合わせをほごにした議運強行採決、議長の正常化への努力中の大蔵委員会強行採決、「無理が通れば道理が引っ込む」の強引なやり方に、自民党三木内閣の孤城落日の近きを思わせるが、こうした一連のやり方に議長とともに院の重要な役職にある常任委員長が力をかしたことが、議会制民主主義を破壊することを恐れるがゆえに、上村千一郎君常任委員長の解任決議案に賛成するものである。
さらに、過去における筑波大学法、防衛二法、人材確保法に見られれごとく、委員会強行採決、そして審議中断、その後議長からの働きかけで法律的には有効、政治的には問題ありとして本会議で補足質問、そして成立という新たな強行採決のパターンが定着しつつあったと思います。