1995-03-16 第132回国会 参議院 外務委員会 第5号
現地の島民の皆さんは、プロシャパニーズじゃありませんが、日本に対して大変な親近感、特にミクロネシアの場合、サイパン、テニアンの場合、委任統治時代、日本の統治がよかったものですから、特に随分たくさん学校をつくったものですから、今でも私どもが参りますと、僕はサイパン工学校の出身だといって胸を張って堂々と言ってくれる人がおりまして、そういう点で非常にうれしく思っています。
現地の島民の皆さんは、プロシャパニーズじゃありませんが、日本に対して大変な親近感、特にミクロネシアの場合、サイパン、テニアンの場合、委任統治時代、日本の統治がよかったものですから、特に随分たくさん学校をつくったものですから、今でも私どもが参りますと、僕はサイパン工学校の出身だといって胸を張って堂々と言ってくれる人がおりまして、そういう点で非常にうれしく思っています。
(拍手) 本件の対象となります信託統治地域の住民とわが国との旧南洋群島委任統治時代以来の歴史的関係、ことに右地域の住民が第二次大戦中にこうむった苦痛等に照らしまして、本件の協定の内容は妥当なものであり、特に反対の理由もありませんので、わが党は、本件に賛成の意を表します。
文部大臣、旧日本委任統治時代と比較をして、米国の信託統治制度下において、教育制度はよくなっておるのか、悪くなっておるのか。そしてそれは、信託統治制度が自治に向かって進められなければならないものであることから見まして、成功しておるのかどうか。その点を明らかにしていただきたいのであります。
○高島説明員 委任統治時代も、南洋群島における住民の国籍につきましては、当時の委任統治条項におきまして、第二条に「受任國ハ本委任統治條項二依ル地域二野シ日本帝國ノ構成部分トシテ施政及立法ノ全権ヲ有スヘク」云々という規定がありまして、実際上日本の領土と同じように統治を続けてまいったわけでございますけれども、連盟と日本との間におきまして、この統治地域の住民の地位につきましては、日本国籍は持たせない、ただし
わが国との関係は、最近の特にマリアナ台風のときの例でもわかりますように、信託統治時代になりましても、旧委任統治時代をしのんで、わが国に対してはなつかしみと親近感を持っておる、こういうふうに聞いております。
○穗積委員 最初に大胆にお尋ねいたしますが、日本の委任統治時代の統治の状況、それから対住民関係の状況はどういうことでしたでしょう。御存じでしたらお聞かせいただきたい。