2012-03-22 第180回国会 参議院 法務委員会 第4号
着手金を決められないから委任契約書も作らなかったというのは、全く言い訳になっていないんです。委任契約書で契約書を結べばいいんです。最初に一千五百万円いただいているじゃないですか。一千五百万円と書いて、あとは仕事量に応じて追加することもありと、みんなそうやって書いていますよ。
着手金を決められないから委任契約書も作らなかったというのは、全く言い訳になっていないんです。委任契約書で契約書を結べばいいんです。最初に一千五百万円いただいているじゃないですか。一千五百万円と書いて、あとは仕事量に応じて追加することもありと、みんなそうやって書いていますよ。
そのときの着手金でございますが、着手金の委任契約書を作りましたかと私が二月二十八日に質問しました。大臣は長々長々と違うことをお述べになっていたので、私が、聞かれたことに答えてください、委任契約書を作りましたかと。もう時間切れの時間でしたけれど、やっと大臣が委任契約書は作っておりませんというふうに御答弁なさいました。そこで私は申し上げたんです。私も弁護士ですけれども、大変高額な着手金です。
先ほどの委任契約書の作成も、弁護士倫理規程に委任契約書は作成しなければならないと書いてある。その例外規定には先ほどの大臣の言い訳では当たらないんですよ。委任契約書を作ってきちんと職務執行するというのは、大臣が先ほどおっしゃったように、依頼者との関係だけでなく、それ以外の第三者、利益相関関係のある者、そして社会的に見ても公正さを保つためにあるんです。
○小川国務大臣 受任した時点では、委任契約書、その報酬を明示した委任契約書は作成しておりません。訴訟委任状を受けただけでございます。そして、事件が終わった後、これを確定する必要がありましたので、金額を確定する公正証書の債務弁済契約を締結いたしております。
第一審の着手時点において、いわゆる委任状の交付は受けましたが、委任契約書という契約書、それから報酬金額を定めた契約書、これは作成しておりません。
昭和三十四年の千葉県営松戸競輪実施委任契約書というのをあなた方御存じだと思う。競技関係、車券関係、宣伝関係、場内整理サービス関係というものを大幅に委任をしているはずです。しかも、「昭和三十四年度千葉県営松戸競輪実施委任契約書第二条の解釈は左のとおりである」ということにして、ただいまの競技、車券、宣伝、場内整理サービスの四点は、全面的に乙に委任するものであるという取りきめを両者でしているはずです。