1984-04-24 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第12号
大事な主務大臣が来ないで委任大臣がただ座っているしかない。情けないです。そういう意味で委員長、ひとつよろしく取り運んでいただきたい。
大事な主務大臣が来ないで委任大臣がただ座っているしかない。情けないです。そういう意味で委員長、ひとつよろしく取り運んでいただきたい。
委任大臣は何でいままできたかというと、極力私の要望にこたえようと思ったが相手の方がかたくなでやれませんでした、ときているんですよ。だからあなたにお願いしているんだ。あなたなら相当乱暴なことまでもする人だ、とは言ってもよくないけれども、(笑声)近いことはしているわけですからね。そういう意味で、とにかく私は、ここは考えておいていただきたい。
ただいまの委任大臣だってこの問題についてお答えになっておりませんよ。何が今日の原子力船「むつ」の現状を持ち来したのか。これは最初に誤りがあったのです。初めに誤りありきと言っていいでしょう。その最初の誤りは何かというと、ろくな陸上実験をしなかったところにある。ろくな陸上実験をしなかったからこそこのような誤りを来したわけです。
そして次の規定で委任大臣というものがあるから、委任事項についてはその方だ、こういう見解に立っておられるようですけれども、それはやはり内部規定だ。表に言うておるところの法律ではちゃんと総理大臣とあるのだから、表の名前は総理大臣にすべきものだと思う。出す先は、委任を受けている方に出しても差し支えないだろうけれども、あくまでも責任者は総理大臣だ。その点については意見として申し上げておきます。
主務大臣にかわる資格はない委任大臣がいまお答えをしたわけだ。私は主務大臣としての総理に聞きたかったのだが、委任大臣が同じだ、こう答えているわけですから、一応政府の考え方という意味においての御発言だと、こうまた見ます。見るけれども、これはただ、中川長官も第一条の二というものを認識しておったれば、また別なところに行ったと思うのですよ。
そういう意味からいけば、科学技術庁長官というのは委任大臣であって主務大臣じゃない。あなた、本物の大臣じゃないのです、これの担当の。本物の大臣というのは総理大臣と運輸大臣なんです。運輸大臣、笑ってばかりいないで、ここでひとつあなたもこれについての考えをきちんと出さなければならないのです。お答えいただきます。
では科学技術庁長官というのは何だろう、こう見ますと、科学技術庁長官というのは委任を受けて仕事をすることができる、委任大臣、そうなっております。 そこで、鈴木総理は、四者協定を守る、うそつき総理にはなりません、こう十月二十三日に科学技術委員会でお答えになられました。また中川長官も、鈴木総理がうそつきになっては困るので四者協定の四者が合意した上でなければこれを進めない、こう明言されました。
○加瀬完君 今までは市町村にとりましては、その適格性があるならば住民の意思によりまして完全委任、大臣の言葉で貰うならば、完全委任された自治体警察というものを持つ自由を我々は認められておつた。今度は完全委任じやなくて、自治体の住民としての権利に甚だ束縛を与えられるのではないかという点までに警察行政に対しましては市町村自治体というものはのけ物にされている。