2007-05-18 第166回国会 衆議院 本会議 第32号
建築物への信頼を揺るがした姉歯元一級建築士による耐震強度偽装事件の捜査についても、建設会社やマンション販売会社、コンサルタントらが密接に関与した組織的犯罪としては立証されず、姉歯被告個人の犯罪という対応がとられています。 ことしに入っても、全国にホテルや分譲マンションを展開するアパグループの京都市内のホテルなどにおいて耐震強度不足が見つかりました。
建築物への信頼を揺るがした姉歯元一級建築士による耐震強度偽装事件の捜査についても、建設会社やマンション販売会社、コンサルタントらが密接に関与した組織的犯罪としては立証されず、姉歯被告個人の犯罪という対応がとられています。 ことしに入っても、全国にホテルや分譲マンションを展開するアパグループの京都市内のホテルなどにおいて耐震強度不足が見つかりました。
姉歯元一級建築士による構造偽装問題が発生してから一年半と。経過につきましては小池委員の方から述べられたとおりで、重複いたしますので私の方は省略をしたいと、このように思います。
姉歯元一級建築士による耐震構造偽装事件が発覚してはや一年が経過をいたしました。昨年の今ごろ、いろいろと質問等国会で議論があったわけでありますけれども、事件の背景にあったものや問題点あるいは課題があぶり出されて、再発防止に向けた施策がいろいろ取られつつあると。さきの国会での建築基準法の改正に続きまして、今回の建築士法の改正もまたその一環であると、このように思います。
○榊政府参考人 構造設計について不適切な行為を行ったことが疑われる建築士が関与した物件、すなわち、姉歯元一級建築士の関与物件ですとか、多数関与した業者の物件ですとか、浅沼元二級建築士の関与物件、一建設等については、調査が実は完了いたしております。
姉歯元一級建築士の裁判では、仕事の数をこなすことによって設計料を稼ぎたかった、つまり、経済的な理由で、奥さんがぐあい悪くて、御冥福をお祈りしますけれども、亡くなられたりしています、構造計算書の偽装を行っていたということを裁判で言っております。 つまり、その根になるのは、受託した構造設計の設計料が安い。
これは、文科省が出した文書でも、生徒はすべて被害者であるということなんですけれども、基本的には、現場の校長先生、裁量権を持っているわけですから、この人たちの責任がやはり厳しく問われるし、しかも、やったことは、教育委員会に虚偽の報告をしたり、あるいは大学や企業に出す内申書についても虚偽があったりという、やっていることはこれは偽装であって、ことしの初めに大変大きな問題になった耐震強度の偽装で姉歯元一級建築士
構造計算書の偽造は、姉歯元一級建築士による直接のデータの改ざんにより行われたことが明らかになっております。したがって、構造計算を担当した当事者の社会的責任が問われることは当然であります。同時に、問題発生後明らかになってきたのは、マンションの建築主、元請の建設会社、設計事務所、ホテルの場合は更にコンサルタント会社が安全性を犠牲にしたコスト削減の糸でつながっていたのではないかという疑惑です。
まず最初に、姉歯の耐震偽装事件でこのように大きな話題になったわけでございますが、私も姉歯元一級建築士が設計をされたあの図面というのを後から見させていただきました。
今回のきっかけとなりました姉歯元一級建築士による耐震強度偽装事件から半年以上がたつわけでございますけれども、現時点におきます被害マンション住民の支援の進捗状況というものを正確に教えていただきたいと思っております。また、この進み具合に対します国交省としての認識はどのようなことになっておりますか。よろしくお願いいたします。
今回、本会議でもお伺いをさせていただきましたけれども、本当に今回の事件で私たちが唖然としたのは、単に姉歯元一級建築士がそういった故意にやったということもさることながら、確認申請を審査する担当者がもう次から次へと偽装を見逃してしまった、気付かなかったということでございました。
いかなる理由があろうと、違法行為により大きな社会的混乱を招いた姉歯元一級建築士自身の責任は極めて重く、また違法行為を事実上強要してきたゼネコンや建設会社の責任、違法行為を見逃した指定確認検査機関、特定行政庁の責任、さらには確認検査機関を監督できなかった国土交通省の責任は重大であります。
ところで、名義貸しの罪で建築士法違反の罪に問われ、逮捕、起訴されている姉歯元一級建築士ですが、昨年十二月の当委員会における証人喚問においては、平成十年、木村建設の篠塚元東京支店長から鉄筋の量を減らせと圧力を受けたと証言をいたしましたけれども、一部の報道によりますと、これ以前に、木村建設とは無関係のマンション、川崎市内で既に耐震強度を偽装していたという事実が取り調べ段階で判明したということでございます
まず、姉歯元一級建築士が関与した物件の調査でございます。 姉歯元一級建築士が関与いたしました二百五件の物件につきましては既に調査が終了しておりまして、偽装が判明したものが九十八件、その他誤りが判明したもの一件、偽装がなかったもの九十一件、計画が中止されたものなど十五件となっております。
まず、姉歯元一級建築士が関与した物件でございますが、二百五物件については既に調査が完了しております。偽装が判明したものが九十八件、その他誤りが判明したものが一件、偽装がなかったものが九十一件、計画が中止されたもの等十五件でございます。 九十八件の内訳としては、共同住宅が五十七件、ホテル三十八件、その他三件でございます。七十六件は耐震強度が基準を下回っているものとして報告を受けております。
そして、姉歯元一級建築士の国会での答弁によりますと、見ていないんだということで、イーホームズに建築確認の検査を移動していくような、そういう動きもあったというふうに聞いておりまして、そういう意味では、初めにこのイーホームズの指定の時点で、おかしければ指定を見合わせるとか、あるいは地域をかなり限定していくとか、そういうところが国の責任として今問われているというふうに思うわけでございます。
姉歯元一級建築士は、国会の証人喚問で、偽装のきっかけとして、建設会社から厳しいコスト圧力があった旨の証言をしました。現在、構造設計士を含む一級建築士の多くの方々が、ゼネコンや建設会社、ディベロッパー等の下請的立場に置かれています。
姉歯元一級建築士は、国会の証人喚問で、偽装のきっかけとして、建設会社から厳しいコスト圧力があった旨の証言をしました。現在、構造設計士を含む一級建築士の多くの方々が、ゼネコンや建設会社、ディベロッパー等の下請的、隷属的立場に置かれています。
まず最初に、今回の事件で姉歯元一級建築士が大変破廉恥な行為をいたしまして、そして社会全般はもちろんですが、もう国家国民の皆さんに本当に御迷惑をお掛けし、また建築士の私ども仲間としましても心からおわびを申し上げたいと、こんなふうに思っております。
それぞれ三名の先生方の御経歴を見ますと、大変立派な先生方でございますので、そういうことはあり得ないと思うわけですが、明日から通常国会も始まりますし、多分姉歯元一級建築士のようなのは異常な状態でございますから問題外でございますが、これをきっかけに今後どのようにしたら建築基準法が良くなってこのような偽装問題も起きなくて安心、安全なそれこそ建物が確保できるかということへやはり中心を移さないといけないだろうなというふうにも