2019-05-21 第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
いや、私は、私の勝手な解釈ですよ、姉崎さんはこのことを知っていて、何らかの機会に何とか直そうと思っていた。この検討会を開催したときに、その議論の中で、これがこういうふうにやっていたんだということで、それを余り直接的に触れずに何とか復元処理ができるように持っていこうとしたんじゃないかと。統計部長としては、それが僕は、ある意味自分の責任を果たす、私はそうだったんだろうとずっと思っていたんですよ。
いや、私は、私の勝手な解釈ですよ、姉崎さんはこのことを知っていて、何らかの機会に何とか直そうと思っていた。この検討会を開催したときに、その議論の中で、これがこういうふうにやっていたんだということで、それを余り直接的に触れずに何とか復元処理ができるように持っていこうとしたんじゃないかと。統計部長としては、それが僕は、ある意味自分の責任を果たす、私はそうだったんだろうとずっと思っていたんですよ。
○参考人(姉崎猛君) お答えをいたします。 申し訳ありませんけど、本当にその当時、私は全く認識を持っておりませんでした。
前回の質問では指摘にとどめましたけれども、二〇一五年三月三十一日に、姉崎当時厚生労働省大臣官房統計情報部長が中江総理秘書官から毎月勤労統計について意見をされております。資料最後のページにその抜粋を載せておりまして、これは衆議院の予算委員会の会議録ですけれども、そこで姉崎さんも中江さんもそのことを認めております。
○政府参考人(土田浩史君) この姉崎のこういった議事録の抜粋でございますけれども、姉崎も国会の場でるる御説明させていただいておりますけれども、そういった影響はなかったというふうにお答えしているというふうに承知しております。
防衛大臣官房審 議官 宮崎 祥一君 防衛省防衛政策 局次長 石川 武君 防衛省整備計画 局長 鈴木 敦夫君 防衛省地方協力 局長 中村 吉利君 参考人 元厚生労働大臣 官房統計情報部 長 姉崎
平成三十一年度総予算三案審査のため、本日の委員会に元厚生労働大臣官房統計情報部長姉崎猛君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
一つ聞きますけれども、補佐は、姉崎さんから指示を受けたということを明確に覚えているんでしょうか。私への分科会の答弁では、記憶は定かでないがというふうに言われています。これもきのうきちんとレクのときに聞いていますけれども、補佐は、明確に姉崎さんから事前に指示を受けたということを覚えているんでしょうか。
姉崎さんはどこを具体的に直せということを言ったか覚えていないとおっしゃっているんですよ。あなたは今答弁の中で、藤澤さんは、姉崎さんから指示を受けたここと、ここと、ここと、こことも十四時〇一分のときに修正をしてありますよねと言いましたよね。姉崎さんがどこを修正しろと指示したか覚えていないものを、何であなたが言えるんですか。不思議ですね。どうですか。
○辰巳孝太郎君 それでは、確認したいと思うんですけれども、姉崎さんは元々十一月に未諮問基幹統計の確認がその年に行われると、年末に行われるということを知っていたので、この検討会で結論を出してしまうことは非常にリスキーだと、そこで確認してもらいたいということで中間的整理にしたと、こういう話だったと思います。 姉崎さん、この未諮問基幹統計の確認がその年に行われることを知ったのはいつなんですか。
これ、十四日に、結局、中江氏の意見を昼の早い段階に姉崎さんが聞いて、これを訂正をしたと。訂正を昼、その後に訂正をしたということになるんじゃないですか。これを否定できますか、姉崎さん。
○辰巳孝太郎君 これ、結局、姉崎さんの一存で、中江さんの示唆を受けた姉崎さんの一存で検討会が中間的整理になって、座長がいるのに検討会のフリーハンドを厚生労働省の役人に与えてほしいと、こんな話、むちゃくちゃな、一体何のための検討会かと言わなければならないと思います。
○大串(博)委員 姉崎さんの証人喚問を求めて、質問を終わります。なぜかというと、補佐に責任を負いかぶせるようなことがあっては絶対だめですよ。姉崎さんの証人喚問をぜひお願いします。 終わります。
○森ゆうこ君 統計委員長がそもそも国会で答弁したことと厚生労働省が答弁したことに、もう全く内容が違って、それがいつの間にか統一見解でまた別なものが出されるという二転三転が繰り返されているんですが、もう少しこの問題詰めたいんですけれども、今日、せっかく姉崎さん出てきてくださっているので、改めて、今回のことが起きた経緯について、官邸の関与について聞きたいと思います。
○参考人(姉崎猛君) 次官とは日頃から接しておりますので、どのタイミングかというのはよく分かりませんけれども、多分、報告をしたかもしれません。
それから、もう国会でもずっと議論がありましたが、第五回から第六回の検討会で、検討会については、例えばローテーションサンプリングという部分入替え方式については、第五回の検討会のときにこれも必要ではないかという議論があって、そして、当時の姉崎部長もそう認識しておりますが、第六回の検討でローテーションサンプリングが引き続き検討とされました。
田端 浩君 観光庁審議官 秡川 直也君 防衛省整備計画 局長 鈴木 敦夫君 防衛省地方協力 局長 中村 吉利君 参考人 前内閣総理大臣 秘書官 中江 元哉君 元厚生労働大臣 官房統計情報部 長 姉崎
平成三十一年度総予算三案審査のため、本日の委員会に前内閣総理大臣秘書官中江元哉君、元厚生労働大臣官房統計情報部長姉崎猛君、元厚生労働省政策統括官酒光一章君、厚生労働省前政策統括官大西康之君、毎月勤労統計調査等に関する特別監察委員会委員長樋口美雄君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○森ゆうこ君 統計不正の問題について聞こうと思ったんですけれども、姉崎さんは、電話、事務所にありまして、月曜の午前中は調子が悪いと、そして、代わりの厚生労働省藤澤統括官は今朝急に具合が悪くなったということでございまして、まあお見舞いを申し上げるしかありません、お大事にと。
だけれども、どう考えても、そんな前からそう思っていたというような姉崎さんの発言はないんですよ。後づけで、どう考えても、やはり、後からそういうふうに、実は前々から心の中で思っていたんだみたいなことを言っても、これは理解をされないですよ。 ですから、別にいいじゃないですか、首相秘書官だって、そういう権限というか、アドバイスというか、したっていいじゃないですか。
引き続き、今後の総務委員会で、ちゃんと統計委員長とそれから厚生労働省、できれば姉崎さんとかあるいは樋口さんとか、そういう当事者の方にもちゃんと来ていただいてやらないと、本当に我々、これ以上の、ここから先の審議、なかなか応じられませんということを申し上げて、質問を終わります。 ありがとうございました。
姉崎さんがいれば聞けるんですけれども。だから、ちゃんと通告しなきゃいけない。通告しましたよ。 これは、姉崎部長は、八月の初旬だったと思います、第五回の検討会でははっきりと全数入れかえがいいと言っているわけですよ、それが、九月十四日じゃないというトリックを使って、中江秘書官の関与を否定しているわけですけれども。じゃ、仮に百歩譲って九月十一日だったとして、これは何で、どういうことで変わったんですか。
まず、この最終報告書ですが、きょうは姉崎参考人を要求しました。委員長、最終盤とはいえ、お出ましいただくのが筋かと思いますが、なぜ、これはきょう来られていないんでしょうか、姉崎参考人は。
○野田委員長 姉崎さんに関しましては、きょう、協議が調わずということで、招致をしておりません。
既に、かねてから、もう何日も前から要求していることですので、私は依然として、九月十四日、まさに結論が書きかわった日の朝、部下に指示したという姉崎参考人の証言にはなお疑問を持っています。したがって、責任を持って統括官、答えてください、姉崎さんが来ない以上。一体、九月十四日朝の部下に対する姉崎参考人の具体的な指示事項、またその指示の態様はどのようなものだったんですか。
恐らく、この数値が過去にさかのぼって下落するという報告に慌てた総理官邸、特に中江秘書官は、厚労省からの報告に際し、むしろ統計手法に問題があるのではないか、専門家の意見を聞いてみてはどうかとの問題意識を当時の姉崎厚生労働省統計部長に示唆したことが事の発端であります。 数カ月後の二〇一五年六月、事態は急展開を見せます。
姉崎さんにしてもそうでありますけれども、できるだけ、これだけ問題になっているわけですから、民間であっても、とにかく都合のつく限り御協力いただきたいと改めてお願いを申し上げておきます。 その上で、そもそも樋口委員長にと思った質問でありますけれども、通告の際に申し上げておきましたけれども、きちんと対象の方あるいは委員長から聞き取りをして、明確にお答えいただきたい。
三案審査のため、本日、参考人として統計委員会委員長西村清彦さん、毎月勤労統計調査等に関する特別監察委員会委員長樋口美雄さん、前内閣総理大臣秘書官中江元哉さん、元厚生労働省政策統括官酒光一章さん、元厚生労働省大臣官房統計情報部長姉崎猛さん、厚生労働省前政策統括官大西康之さんの出席を求め、意見を聴取し、また、政府参考人として内閣官房内閣審議官原宏彰さん、内閣官房内閣人事局人事政策統括官植田浩さん、人事院事務総局職員福祉局長合田秀樹
きょうのこの委員会に樋口特別監察委員会の委員長、それから姉崎参考人をお呼びしていたんですけれども、どういう理由か余り判然としないんですけれども、おいでいただけないということであります。姉崎さんなどが来ることを想定して質問を考えていたんですけれども、少し中身を変更しながらやらせていただきたいと思います。 それから、冒頭に一点。
まず第一に、九月十四日朝に、手計補佐に修正の指示をしたと姉崎氏は言っていますけれども、どういった経緯だったか。会議等を行って指示したのか、個別に直接手計氏に指示をしたのか。メールか電話か、具体的な経緯、対応の詳細いかん、それを裏づける資料があるか、あれば示してください。どうぞ。
○大串(博)分科員 姉崎氏は、恐らく口頭ではないかということですけれども、ぱっと思いついて、いかぬ、いかぬ、あのことを指示しておかなきゃと思って、誰とも打合せをせず単独で、ぱっと思いついて、ある日思いついて、十一日とかにぱっと思いついて補佐に指示したのか。課長とか、そのほかの人を全く介在せずに、直接口頭で、電話かな、そうすると、呼び出したのかな、ぱっと思いついて指示したんですか。
独自にメールを送ったのか、メールを送ったことは、姉崎氏に事前若しくは事後も含めて情報共有しなかったのか。その経緯の詳細いかんを教えてください。
姉崎さん、これは会議にも出ているわけですから、当然了解をとっていると思うのですが、これは了解はしているんですよね、当然。
きのう提出された厚労省のメールによれば、二〇一五年の九月八日に、厚労省は検討会の座長に対して、姉崎統計部長は部分入れかえ方式には否定的だという趣旨のメールを送っています。そして、現に、九月十四日の午後二時までは、報告書案には、総入れかえ方式が適当となっています。
○奥野(総)委員 じゃ、あれですね、勝手に、きのうの答弁ですけれども、コミュニケーションがうまくいっていなくて、言おうと思ったんですけれども、この見え消しは明らかに総入れかえ方式に有利なように書きかえているように見えるわけですけれども、今のお話だと、姉崎部長とは相談をせずに、補佐が勝手に、姉崎部長は総入れかえでいくんだろうと勝手に思って直したというのが今の答弁ということですね。
これは、中江秘書官も姉崎部長も、同じようにそういう、プラスからマイナスにひっくり返ってしまうということに対する問題意識を語っていますし、安倍首相も、きのうまでの数字がいきなり変わるというようなことに問題意識を答弁されている。それは、要するに、過去の数字が変わるということなんですよ。だから、これからの数字をよくしたいではなくて、過去の数字が悪くならないようにしたい。
二〇一五年三月三十一日には、中江首相秘書官が姉崎統計情報部長らに問題意識を伝えています。同日に公表する予定だった毎月勤労統計の一月分の確報は、当日になって急遽公表が延期され、四日後の四月三日に公表されました。この年の一月分からサンプルの入れかえによって過去にさかのぼって補正が行われたことにより、二〇一四年の十月と十一月の名目賃金の前年比がプラスからマイナスに転じることとなりました。
○川内委員 それでは、次に、根本大臣の御発言なんですけれども、委員以外の関係者とは中江秘書官のことであるというふうに根本大臣が御答弁されているんですけれども、この御答弁は、根本大臣が事務方に確認したところ、その事務方が姉崎部長に連絡をとり、その姉崎部長が、中江秘書官のことであるというふうに事務方から報告を受けたのでそう答弁したのだという、何か非常にわかりにくい御答弁をされるわけですけれども、根本大臣
○川内委員 その人が連絡をとって、姉崎さんが中江さんのことだと、委員以外の関係者とは中江さんのことですよというふうにその企画官に答えたんですね、姉崎さんが。
○塩川委員 ちょっと、姉崎さんにその点をお答えいただけますか。
○逢坂委員 姉崎さんは、個人的かどうかはわからないけれども、秘書官の発言だというふうに受けとめたと。 その発言を受けとめて、姉崎さんは、何かをこれはやらなければいけないとか、何かをやるべきだとか、どう対応するかとか、そういうことは考えましたでしょうか。それとも、ただ聞いておけばいいや、そういう認識だったんでしょうか。
○根本国務大臣 私の答弁は、当時の担当部長である姉崎氏に事務方から確認したところ、姉崎氏は、メール等を確認できたわけではないので詳細は不明ですが、中江総理秘書官のことだと思われると言っており、その旨を私は答弁いたしました。
○姉崎参考人 お答えいたします。 今週の半ばからでしょうか、姉崎元部長の考えを聞いてから答弁をしろという国会の質問が出ているのであなたの話を聞かせてくださいと言われてから、連絡がありました。
○後藤(祐)委員 姉崎さんに通告したかもしれません。 では、姉崎さんに聞きたいと思いますが、阿部座長に、九月十四日、電話したのは手計補佐ですか。そして、それは何時ごろですか。
ですから、私は、厚生労働省の、まあ、四年前の話だけれども、姉崎部長があそこまでおっしゃっているんだから、姉崎部長の判断であの修文をして、そしてそれを阿部委員長も委員の皆さんも、第六回に、その中間整理の段階で議論して、それで異論なく了承されているわけですから、姉崎部長の言っているとおりだと思います。