1977-09-16 第81回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
被災地の復旧個所としては、河川、港湾関係では、巴川流域の麻機低地帯における遊水地と緑地を兼ねた治水緑地の計画、沼川、青野川及び稲生沢川の河川激特事業等による改修状況、松崎港の状況、妻良地区における緊急砂防を、道路関係では、大崩海岸における国道百五十号及び白田地区における有料道路の崩壊復旧現場を、治山関係では、由比の地すべり地区及び伊豆沖地震による山腹崩壊によって壊滅的な被害を受けた中木地区における共同住宅等
被災地の復旧個所としては、河川、港湾関係では、巴川流域の麻機低地帯における遊水地と緑地を兼ねた治水緑地の計画、沼川、青野川及び稲生沢川の河川激特事業等による改修状況、松崎港の状況、妻良地区における緊急砂防を、道路関係では、大崩海岸における国道百五十号及び白田地区における有料道路の崩壊復旧現場を、治山関係では、由比の地すべり地区及び伊豆沖地震による山腹崩壊によって壊滅的な被害を受けた中木地区における共同住宅等
なお、狭い山合いに開けた南伊豆町妻良地区では、今回の集中豪雨等により、殿田川上流の山々に十カ所にわたって亀裂が走り、危険な状態にあるほか、鉄砲水に襲われ、床上浸水約六十戸、土砂流入約百戸、伊豆沖地震の復興もつかの間で、三年連続の災害により、民宿の多い同地区に大きな損害を与えたのであります。 次に、河川災害についてであります。
犠牲者の多かった中木地区、物的被害の大きい入間、子浦、妻良地区は断崖絶壁の岩場に囲まれた地区であり、十数年前までは道路も通らないほどの陸の孤島で、地区の方々は人家を山の斜面に建てたことも大きな原因となったのではないかと思っております。
次に、妻良、子浦地区を視察いたしましたが、妻良地区ではブロック壁の倒壊のほか、民宿の風呂場のタイルも破壊され、使用に耐えないありさまでした。 子浦地区は急傾斜地の直下に家屋が密集しているため、落石による被害が見られましたが、今後の星くずれが懸念されております。 次に、調査団の所感を申し述べたいと存じます。
妻良地区とかいうところでは、住民は三日もお湯をわかすことができないというようなこともあったわけです。そうした災害救助法発動による救援体制の問題、そこら辺も今後は考慮に入れなければならないんじゃないかと思うのですが、その辺の問題について厚生省どうなんですか。