1966-05-12 第51回国会 参議院 運輸委員会 第23号
したがいまして、その革新団体のその説を聞き、さらにまた過去におけるところの砂川、妙義等々軍事基地におけるところの反対闘争をなさった委員長の話を聞き、そうして反対をすればいいんだと、団結をして反対をすれば勝てるのだというような一方的なことだけを聞いてやってまいります。しかも、部落座談会を開いて、これらのいわゆる学習と申しますか、よくそういうことばを使っている。
したがいまして、その革新団体のその説を聞き、さらにまた過去におけるところの砂川、妙義等々軍事基地におけるところの反対闘争をなさった委員長の話を聞き、そうして反対をすればいいんだと、団結をして反対をすれば勝てるのだというような一方的なことだけを聞いてやってまいります。しかも、部落座談会を開いて、これらのいわゆる学習と申しますか、よくそういうことばを使っている。
反面、反対が強いからということではないと政府はおっしゃるけれども、いつも例に出して失礼でありますが、私が直接関係した妙義等は、山の中の草っ原を一反歩三十六万円も出して買っていらっしやる。それは例にならぬとおっしゃるけれども、全然使いものにならない山の中の草っ原に一反三十六万円もお出しになってお買いになるということは、これは例になるならぬは別にして、現実にお買いになって金を払っていらっしゃる。
私が今更言うまでもなく、先般来、問題となりましたところの内灘問題、浅間、妙義等の基地の問題等、あれだけ地方の全部の人たちが反対をした。反対をした人たちは、労働組合や、そして地元の人たち、一部の限られた人たちではなかつた。いわゆる超党派であり、日本の全国民が一人残らず反対をしておる。それにもかかわらず遂にあの試射場を許可しなければならなかつた。これは一体何に原因するか。