1976-05-08 第77回国会 参議院 予算委員会 第10号
○国務大臣(大平正芳君) これは、たびたび本委員会におきまして申し上げておりますとおり、わが国の国際収支が大変好調裏に推移いたしまして、外貨がたまってまいりましたので、それを活用する必要を生じたわけでございまして、仰せのように、それまでアメリカの輸出入銀行、それから市中銀行の協調融資によって輸入金融が賄われておりました航空機の輸入金融資金を日本の金融に切りかえるという方針を決めたわけでございます。
○国務大臣(大平正芳君) これは、たびたび本委員会におきまして申し上げておりますとおり、わが国の国際収支が大変好調裏に推移いたしまして、外貨がたまってまいりましたので、それを活用する必要を生じたわけでございまして、仰せのように、それまでアメリカの輸出入銀行、それから市中銀行の協調融資によって輸入金融が賄われておりました航空機の輸入金融資金を日本の金融に切りかえるという方針を決めたわけでございます。
ただ本年も、前半は大変好調裏に進んでよかったわけでございますが、八月末以降減少のトレンドがちょっと足踏みまで行きませんがスローダウンしておりまして、この調子では努力しなければ本年度の目標はむずかしいのじゃないかな、こういう感じもいたしております。
まだ協定締結の効果が出たというわけではございませんけれども、この一月、二月につきましても、たとえば輸出は前年に比べまして三〇%から四〇%の伸び、それから輸入は九二%程度の伸びということで、引き続き好調裏に推移しておるわけでございます。
それからわが国は卸売り物価が安定しておる、諸外国は卸売り物価もまた高騰しておると、こういう状態でありますので、わが国の輸出体制はますます強化されると、こういうふうに見ておりますので、そこで輸出は依然として私は好調裏に推移すると、こういうふうに見ておるんです。
御承知のとおり、昭和四十二年度におきましては、わが国経済は年央からの景気調整策が講ぜられたものの、全体としては前年度に引き続き好調裏に推移いたしたのでございます。しかしながら、中小企業を取り巻く環境は依然としてきびしく、企業倒産も中小企業を中心として高水準で推移をいたしたのでございます。
第一にまず貿易の振興であるが、幸い、昭和三十年度の国際収支は、輸出貿易が前年度に引き続き終始好調裏に推移し、総額約二十億五千万ドルと、昨年度に比べ約四億五千万ドルの着増を示す見通しでありますので、輸入総額が約十九億ドルと約二億ドルの増加が見込まれるにもかかわらず、貿易外収支を含め約三億八千八百万ドルの黒字を記録し、手持ち外貨も十四億ドルを数えるものと推定されております。
まず貿易の振興でございますが、幸い昭和三十年度の国際収支は輸出貿易が前年度に引き続きまして終始好調裏に推移いたし、総額約二十億正千万ドルになりまして、昨年度に比べ約四億五千万ドルの著増を示す見通しでございます。