2007-12-05 第168回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第4号
これは映画にもなりまして、そのさなかに、ちょうど日仏女性史研究学会というものがパリ日本文化会館で女性問題に関するセミナーをやりたいという要望があったわけです。 私は、文化会館というのは、大使館が持っている別館に、何といいますか、文化施設をやっぱり駐仏大使館は持っているわけですね。
これは映画にもなりまして、そのさなかに、ちょうど日仏女性史研究学会というものがパリ日本文化会館で女性問題に関するセミナーをやりたいという要望があったわけです。 私は、文化会館というのは、大使館が持っている別館に、何といいますか、文化施設をやっぱり駐仏大使館は持っているわけですね。
○国務大臣(有馬朗人君) 女性史に関しまして現在十分教えていないという御指摘に対しましては、私もかなり同感申し上げるところがございます。 日本で女性が活躍しているということを外国に行って申しますときに必ず、先ほど先生御指摘の日本の文学における女性の活躍がすばらしいものであって、これは何も平安だけではなくそれ以後もそうであったということを、現代でもそうだということをよく言うところでございます。
そういうものが明治時代までずっとずれ込んでいって、女性史から見ると、日本の男女関係は終戦のときまで一夫多妻制だったという分類に入るんです、実は。キリスト教のヨーロッパでは、これは西暦が始まってもう一婦制ですし、母系制も終わっています。
労基法における女性や年少者の保護というのは非常にいい規定のようなんですけれども、実はこれにつきましては女性史を研究している人たちの方から非常に辛口の見方が最近は出てきております。 と申しますのは、イギリスにおける工場法の歴史などを調べてみますと、女子や年少者の保護というものはむしろ男性の労働者によって提案されてきている。
こういった点についても、官房長官、文部大臣のこういう女性史の扱い、特に中学校のこういう扱いについてどのようにお思いになりますでしょうか。
ですから、女性史とか女性解放史といったものも女性学の一部なのでございます。 私は、実は議員になる前、英文学、女性学を専門としておりましたから、短大とか大学とか社会教育でこういった女性史あるいは女性のライフスタイル、男女の違い、ジェンダーといった講義をしたり講演をしておりました。
私なんかは女性とか男性というのを見るのに男権とか女権といういわば鋭角的な見方でしか男女間のものを見ることができなかったけれども、女性史とか男性史と言われますと、垂直のいわば権利というものに対して情緒的なあるいは社会的な背景を持った女性学とか男性学、こういうものがまとまれば私ももうちょっと近代人になれるのかなという感想を今持っております。
ですから、女性史を調べてみれば、あなた方には大変耐えがたい男権に対する抵抗をやってきた歴史、これは私も認めるわけでありますが、委員御指摘のように、いずれにいたしましても個々の女性、男性はお互いに相寄るもの、その別な面があるわけです。
現在、いわゆるというまくら言葉をつけて言っているのは何と何を指して言うのか、おぼろげに最近そういう錯覚というか偏見を予測をしながら言っているわけでありますが、これは極めて重要な問題でありまして、私たちはやはり過去にあった日本の歴史というものを直視をしなきゃならない、そして女性史の中でどういう位置づけをしなきゃならないのか、そして今現在の女性がどういう立場であるのか、そういう問題は、やはり女性史的なあるいは
「われらアメリカの女たち ドキュメント・アメリカ女性史」、私自身が訳した本なんですけれども、これが高等学校の社会科の教科書でございます。これはアメリカの高校生が女性学の時間に使っている教科書の一つでして、社会科の中の一つのコースとしてあります。これは男生徒もそして女生徒も選択しているというふうな一端がございます。
そうすると、女性が、もともとは長い歴史の中で女性史、歴史そのものは、男性がつくり上げてきた社会がどう変化するかというのが大きな歴史でございますが、女性史というふうなことになると、女性というのは千年、千五百年とほとんど変化がなくて歴史がないのですね。
また、戦後の民主化の中で、日本国憲法は男女平等の原理をうたい、教育の平等、婦人参政権の獲得など、女性史にとって第一次革命とも言うべき大きな変革がもたらされました。一九八〇年、婦人差別撤廃条約に署名した日本は、今、批准期限を来年に控え、民主主義国家として諸外国に引けをとらない男女平等の制度を確立することが急務とされております。
よくよく考えてみて、この私の考えが間違っているかもしれませんけれども、例えば高群逸枝先生はすごい長い間、三十五年近くだったと思いますけれども、日本の女性史を研究なさいました。日本の昔は母系制社会だったということをあの先生は身をもって調査研究されたわけです。
大臣、局長もっとしっかりせい、それこそ首かけて頑張ってくれ、日本の女性史に残るものなんだ、世界の歴史に、人類の歴史に残るほど大きな問題なんだ、こういうものがいま日本でやられようとしているんだ、この認識は、大臣よりも財界の方が私は敏感なのではないかとさえ思います。まさに、日本の労働省、日本の自民党政府と婦人が対決しているのじゃないのですね、財界が表に出てきている。
○戸叶武君 混血児の取り扱いで、外交官として有名であった沢田廉三さんの奥さんの沢田夫人が終戦後めんどうを見て、しかも混血の世界で差別感のないブラジルにその子供たちの将来をおもんぱかって送り込んだというようなことはすばらしい記録で、私は日本女性史の中においてやはり画期的な出来事じゃないか。
しかし、アキさんは、明治、大正、昭和と、激しく変転していった時代を生き抜いたすぐれた存在であり、この意味で、アキさんの御生涯は、日本女性史の一ページにいつまでも残る方なのです。 私は、御遺族の皆さまにつつしんでお慰めのことばを贈り、故中上川アキさんの御霊の安らかな眠りに入られんことを祈り、追悼のことばとさせていただきます。(拍手) —————・—————
その勉強が大体済んだところで、日本女性史の勉強に入るのだと、こう言っておりました。テレビがきっかけになって、それを材料にしながら、勉強しながら今度は書物に入って、じっくり一人一人が考えていくんだという、そういう運動がいま方々で行なわれております。
先輩の婦人たちが、婦人参政権獲得に戦うとともに、廃娼運動を推し進めて参りましたが、その女性史を顧みまして、婦人の立場から、感慨無量のものがあり、まことに喜びにたえません。ここに至りましたのも、売春問題対策審議会委員の皆様と、衆参両院議員の御協力によることと、深く感謝いたします。 以上をもちまして、本法案に対する賛成の意見といたします。(拍手)