香川県の女子労働力人口は約二十二万人、女子雇用者は約十五万人で、産業別ではサービス業、金融・保険・不動産業等で高く、職業別ではサービス業従事者、事務従事者が高い一方、管理的職業従事者は少ない状況になっている。また、女子の雇用形態は四人に一人がパートタイム労働者であり、パートタイム労働者総数の約八五%を女性が占め、有配偶者は約八〇%を占めている。
この大蔵省のレポートは、家庭婦人の就労期待感が上昇したことにより、女子労働力人口が大幅に増加をしたが、それに見合う求人数の上昇がなかったために失業者が増加した、こう言っているわけです。 まず第一に、労働省と企画庁、この点はこういう形で認識をされますか、私は、この大蔵省レポートは女性の失業増を景気拡大期の現象ととらえているわけですね。とらえているのですよ。
そして、その女子労働力人口の中で、配偶者関係別に構成を調べたものが労働省から出されておりますけれども、有配偶者が六三%です。未婚者が二六%、離死別が一一%ですから大変な数の家庭婦人というものが働いているわけです。そういう家庭婦人たちが自分の子供をどのように教育してもらいたいか、自分が働いている間に子供をどのように守ってもらいたいかという要求というのは非常にたくさんあるというふうに思います。