1959-02-28 第31回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第4号
大学教授の処遇の改善あるいは自然科学を学ぶ学生に対する奨学金等に重点的に注ぎ込むというように、一億七千五百万ドルをとにかくその次の六月までの予算として討議するというふうに、おくれまいとする努力を、国会、政府は事実予算的努力で直ちにやってのけておる。
大学教授の処遇の改善あるいは自然科学を学ぶ学生に対する奨学金等に重点的に注ぎ込むというように、一億七千五百万ドルをとにかくその次の六月までの予算として討議するというふうに、おくれまいとする努力を、国会、政府は事実予算的努力で直ちにやってのけておる。
○説明員(斎藤正君) 第一点の、被災学生生徒の奨学金の貸与の問題について申し上げます。 文部省では現在高等学校の被災生徒数六百人、大学については百六十人というふうに推定をいたしております。で、日本育英会におきましては、昭和二十八年度の例に準じて、特別採用の措置を行うように準備をいたしております。
なお、育英奨学金につきましても、これは育英会の方から各府県におそらくそのうちに指示が参ると思います。これはとくに今予算を増してということでありませんで、現在のワクの中でできるだけ早く罹災生徒学生を優先的に採用するという方針で臨んでおるわけでございます。 なお、私どもといたしましては、学校をできるだけ早く、まあ授業を開始してもらいたい。
なお、これには含まれておりませんけれども、育英会の奨学金の貸与であるとか、あるいは流出した学校に対する教材の設備の補助等については具体的に行政措置として考えられるものがあると思うわけです。
○松永忠二君 現在緊急措置としてとられておるものに、先ほど大臣からお話のあった共済組合の見舞金に対する概算払いということが行われている、あるいは長期貸付金の概算払いも行われているというふうに聞いておるのでありますが、なお、もう一点、育英奨学金の貸与のワクを拡大をするという三つの点が措置として、緊急措置として今とられておるものだというふうに思うわけでありますが、お話から聞いて。
なお長欠児童の場合におきまして、最近都道府県または市町村において特に奨学金的な資金を出すような制度を設けられたところがあるはずでありますが、それがどういう内容で、どの程度の支給をしておるか、そしてそれと生活保護法との関連がどういうふうに取り扱われているかというような点をお調べいただいて、でき得るならば次の委員会までに提出していただきたいと思うものでございます。
そのおもなるものをあげますと、奨学金の返還免除措置の実施を高等学校に就職した者に対しても行うこと、特別奨学金の貸与を受けた高等学校卒業生が大学入試に不合格の場合の取扱い、及び大学院の博士課程修了後の未就職者に対する措置、生活保護を受けている者に対して特別奨学金を貸与した場合の取扱い、高等学校の生徒に対する奨学金の増額であります。
○秋山長造君 第一に、簡単にお尋ねいたしますが、今度の特別奨学金は、これはことしが初年度で、そうして高等学校の一年生から学年進行で大学を卒業するまで、こういうことになるのですか。
○松永忠二君 私の調べたところでは、高等学校の生徒に対する奨学金、そのほか母子福祉修学資金とか、孤児奨学金というものを出しているんですね、地方ではいろいろな名目で。その中で高等学校の奨学金というのは、六九五%である。つまり地方の育英団体が出している高等学校に対する生徒の奨学金の割合というものは、それは育英会の奨学金は高等学校に三%しか出しておらないわけなんです、全体でですよ。
○緒方政府委員 現在の一般奨学金の金額は、高等学校で千円、大学で二千円または三千円になっております。しかしこれはただいま御指摘のように、そうあまり広くなり過ぎておるというふうに私どもは考えておりません。
○緒方政府委員 これは従来の奨学金のワクの外にこれだけ増額いたしております。一億八千万円は来年度予算といたしましても従来のワクの外で増額をされております。
○佐藤(觀)委員 特別奨学金をもらっておる学生が途中で優秀性を失ったというような場合には、中途でどういうふうな処置をとられるのか、その辺のところを一つ……。
それからもう一つ申し落しましたけれども、一番重要な問題としては、従来の一般の奨学生は、学校に入りましたあとで選考しましたけれども、これは進学の保障という趣旨でありますから、高等学校にいく者でありますならば、中学校の最終学年の最終の段階で選考して、そうして高等学校に入ったならばこれだけの奨学金を貸与するぞという予約をしていこう、こういうように考えております。
ただ今度の特別貸付奨学金としての対象は、特に優秀な者を選んで貸し付けるということでございますから、卒業しました暁においては、おそらくいい社会的な地位も得られることだと思いますし、また人物としても優秀な人でございますから、二十年間の期限内にはおそらく返還をするようなことになるのじゃないか、こういうふうに期待をいたしております。
だからアメリカが一億七千万ドル、約一千億の金を今度投入しようというのも主としてこの教育の面における基礎科学にできるだけ人をとどめよう、それを優遇しよう、そして、施設のよいものを与え、頭のいい者には奨学金をどんどん出そうというのがその内容なんです。こういうふうに急いでおるときに、日本では三割に足らない。せっかく大学を出ても自然科学にとどまる者がほとんどない。
そこで、毎年々々それには大体一万円見当の金を返していくのでございますが、たまたま結婚——私の先輩などで結婚などをいたしました方がおりまして、奥さんの方も奨学金をもらっていたような場合でございますと、大体年額にいたしまして二万円くらいの金を年々返していくことになります。
それで、三千円奨学金をもらう人をアルファとすれば、八千円出すのを三千円ずつ分配すると、三アルファの人がいただけるわけですね。それで一人八千円の新しい制度ですね、ああいう貸与方針を支持するか、それとも三千円の貸与のワクを、人数が約三アルファになるわけですから、そういう制度を支持するか、あなたはどういう御見解かというのが一点。
なお先ほども申し上げました育英会の奨学金のことでありますが、これは別ワクは全然ないことはありません。その別ワクは、それは今まで奨学生として採用しておった人のほかに、優秀な頭を持った学生で、家貧なるがためにその向学の志を達することができないというような青年に対して、今度この育英法を改正してもらって、五千人だけ、これは別ワクです。
○緒方政府委員 育英奨学金の問題でございますが、教育奨学生に対しまして、今大臣からもお話がございましたように、別ワクといたしましては、一般大学奨学生のほかにとっております。これは率から申しましても、一般の大学生よりも高くいたしております。一般の大学生のワクは、在学生のうちのおよそ二〇%でございますけれども、教育関係の奨学生につきましては、ここれを四〇%にいたしております。
一億七千万円のこれは大学院の学生並びにそういうことの研究費、あるいは奨学金というものがあったと私は思うのですが、大へん私はそれはいい、ありがたいことだと思っておりますが、やはり大学院の学生をうんと力を入れて、ことに博士課程に行く者の進学の道を開いてやらないと、現在の日本人の経済力ではとうてい大学を出して、まだ二年修士課程をやって、それから少くとも六年ぐらいは論文を書くのにはかかるのですから、その経済力
私は金額の多いなどはこれは驚く必要はないので、できるならもっとかけなければいけないと、こう思っておりますが、従来の奨学金制度による金のつまり返還の扱いと、五十万の借金をしょったこの借金をどうなすかということになると、これはなし方だけで頭が痛くなって、秀才がその方に頭を使ってしまって、勉強どころじゃなしに、借金なしで若労してしまう、こういうことになってくるので、一応どういうことにするかという御方針はおきめになっておるようでありますが
計算といたしましては従来の数のほかに五千人の採用を考え、奨学金は三千円といたしたいと考えております。それがおもなるものでございます。 それから事項別表の三ページの社会教育関係の経費でございますが、特にここで申し上げることはございませんが、二番目の青年の家の補助金、これが新しく六千万円ついた形になっておりますが、私たちといたしまして従来青少年の家ということで全国二十数カ所設置して参っております。
学校へ行く少年の方は奨学金の制度がある。何でも今度は、進学保障制度というものを立て、いろいろやる。バランスをとらなければならぬ。学資があって、家が豊かで、学校へ行く者に対する育英資金、奨学制度というものが富裕な家庭の子弟にも設けられる。仕事について働いている、いたいけなあの少年労働者には、何の奨励方法がある。どういう希望の道が与えられている。
新しい事項といたしましては、高等学校の奨学生につきまして新たに進学保障制度という制度を立てまして、従来の学生のワク以外に五千名、三千円の奨学金を貸し付けることになっております。これは一般の奨学生が千円でございまするが、特に優秀にして経済的事情に困る生徒に対して三千円を貸し付け、原則として上級進学まで保障していこうという考え方でございます。
奨学金と学校の先生の優遇、施設の補助だけでも二億七千万ドルの予算の要求をしております。ソ連邦も、イギリスも、中共までもこの基礎科学の背景については、みんな五カ年計画をやっておる。そういう状態でありますから、科学の振興は人の問題であり、人はきょうの問題であります。適当な人を求めるといったって、なかなか適当な人が見当らない。
約五千人をワクと考えまして、奨学金を三千円と考えております。これは高等学校の生徒につきましては、従来は千円でございますが、この保障学生につきましては三千円を貸し付けしたい、その総額が一億八千万円でございます。それから二番目は、大学院の奨学生のうち博士課程の貸付金が、現在六千円口と一万円口がございます。
学生の身になれば、教育奨学金をもらって、そして教職について一生懸命働くとともにその奨学金の返還を免除していただこうと、こういう計画で修学されておったわけです。ところが、卒業されて一年たっても二年たっても、他の方面には就職しないで教職につくべく努力しても、再建計画等によって窓口が締められて就職できない。
ここでそれに関連して一つ承わっておきたいのですが、教育学部、学芸学部の卒業生のうちの教育奨学生は、一年以内に教職について奨学金を受けた期間の倍の期間勤むれば奨学金が免除されることになっておる。一年以内に就職できぬ場合には二年以内に就職すればいい、かような規定のあることは御存じの通りです。