1985-06-20 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第26号
○武田委員 次長に聞きますが、パリティ価格の上昇分を生産振興奨励金相当の削減をすることで据え置く、こういう考えだということですが、再生産確保の思想というのは形骸化されたということになりかねない、こういう点はどういうふうに農家の皆さん方に釈明していくのか。今後こういうことが続くならば、農家の人たちはまずます政府のやり方に不信と疑問を持つ、これは疑いない事実だと私は思う。非常に心配であります。
○武田委員 次長に聞きますが、パリティ価格の上昇分を生産振興奨励金相当の削減をすることで据え置く、こういう考えだということですが、再生産確保の思想というのは形骸化されたということになりかねない、こういう点はどういうふうに農家の皆さん方に釈明していくのか。今後こういうことが続くならば、農家の人たちはまずます政府のやり方に不信と疑問を持つ、これは疑いない事実だと私は思う。非常に心配であります。
百万トンの現在減反と申しますか水田利用再編の奨励金相当は千二百億円ということもあるわけでございます。備蓄自体はそれが役立つという面もありますけれども、最終的にそれらの相当年数を経たお米を処理するということまで考えますと、そこにかなりの問題があろうかと思います。
○渡邊(五)政府委員 麦価につきましては、五十四年までは奨励金部分もパリティにスライドした、奨励金相当額につきましてのスライドを適用してまいりましたが、五十五年産から取り扱いが変わりまして、五十五年産は前年と同額という奨励金相当額につきましての取り扱いになりまして、五十六年度につきましては生産性を反映いたしまして二・一%減というようなことになりました。
くどいようで大変恐縮でございますが、そのように奨励金がつきましたいきさつからいきまして、作付の動向あるいは生産性の向上等を反映して調整を行うとすれば、その部分について行うのが適当かというふうに考えまして、昨年度におきましても、いわゆる奨励金相当部分につきましての調整が行われたと。いわゆる昔からの本体価格につきましては一〇・一%のパリティアップを行っておるわけでございます。
特に、申すまでもなく生産性の向上のために基盤整備あるいは機械化営農の促進等につきまして別途の助成も行われておるわけでございまして、そういうことも考えて奨励金相当部分につきまして生産性向上の一部を反映させるという措置をとったわけでございます。
そしてその生産振興が図れるように引き上げを十二分にしてほしいというような要望をしているところでありますが、今年度の場合は特に生産振興奨励金相当額の取り扱いが問題になるというように指摘をされております。 このことは、すでに御案内のように昨年、一昨年とこの生産振興奨励金相当額が変わってまいっております。
○神田委員 時間が来ましたので、これで終わりますが、生産振興奨励金相当額の問題一つとりましても、麦を振興するのだ、麦を振興しろと言っておきながら、今度は調整係数でこういうものを引き下げるというようなことでは、どうしても生産者は納得しないと思うのであります。
○石川説明員 いま先生御指摘のように、生産振興奨励金相当額の扱いにつきましては、パリティを掛けてふやしていくという方向から、昨年パリティを掛けないで据え置きにするという方向を出したわけでございます。
○松本(作)政府委員 麦の価格につきましては、従来から国内の自給率を高め、転作作物としての推進をいたしますために、法律のパリティ価格だけではなくて、パリティ価格に生産奨励金相当額も織り込む形で麦価を決めておるわけでございます。
すでにことし積雪寒冷地冬期雇用促進給付金、それから通年雇用奨励金、相当大幅な増額をしておるわけでございまして、そういう点において補って、そして、本当に自然条件と闘っておられる地域の方々に対してできるだけの援助をしていく、こういう方向に持っていくことが、最終的に御指摘の点に沿う合理的な道ではないか、このように考えるわけでございます。
その後早場米奨励金の中にそれが吸収されまして、やはり超過供出奨励金相当額をずうっと減税してまいりました。その後基本米価の中にずうっと取り込まれまして、御案内のように米が非常に過剰になってしまって、何とか処理をしなくちゃならぬ。つまり、過去三十年間の米に関する農政の転換期といたしましてつくられましたのが転換奨励金であり、休耕奨励金であったわけでございます。
したがって、そういう問題に対しても私の率直な気持ちを訴えたいと思うのでありますけれども、もしわれわれが期待する金額、あるいはまた現下のてん菜の農民の現状に照らしまして、どうしてもパリティ指数を基準とする価格では適当な価格が出なかった場合は、あるいは大豆のごとく、あるいは麦類のごとく、あるいは沖繩や奄美大島等におけるサトウキビのごとく、いわゆる最低生産者価格とは別な、特別な奨励金相当のトン当たり二千円
その場合に、従来のいわゆる休耕奨励金相当分の面積は、したがって、一部はもちろんかなり水田に向かうわけでございます。それから転作に向かう分もございます。しかし、全体といたしまして減るわけでございますから、従来あった休耕田のうち、一部は水田に向かいます。また転作に向かうものもございますし、それから、一部は転用その他、不作付で残る部分もございます。
第四条は、承認を与えなかったことにより欠損を生じた鉱業権者に対しては、炭鉱離職者臨時臨置法に規定する雇用奨励金相当額を補給金として支給するものといたしました。 第五条は、鉱業権の譲渡を受け租鉱権の設定による事業が、従前よりも賃金その他の労働条件の低下を企図するものであると思われるときは、当該事業にかかる坑口の使用は禁止されることにいたしました。
その当時の予算委員会の審議の経緯から考えまして、もしそうであるといたしまするなれば、昨年度行われました完遂奨励金相当額というものは、当然免税の措置をとるべきであるというように思うのであります。