2002-12-04 第155回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
確かに、我々、たしか二十年ぐらい前だったでしょうか、臨調から転作奨励金依存からの脱却という答申をいただきまして、我々農政に携わる者としては、水田でのそういう畑作物をつくることの技術上、経済上の問題を克服いたしまして、品質向上、生産性向上のための政策支援によりまして相応の所得を上げること、これは理想といいますか、目標にしてきたわけでございます。
確かに、我々、たしか二十年ぐらい前だったでしょうか、臨調から転作奨励金依存からの脱却という答申をいただきまして、我々農政に携わる者としては、水田でのそういう畑作物をつくることの技術上、経済上の問題を克服いたしまして、品質向上、生産性向上のための政策支援によりまして相応の所得を上げること、これは理想といいますか、目標にしてきたわけでございます。
ここで特に新行革審が触れております点について、これは私は大臣からはっきり承った方がよろしいかと存じますけれども、新行革審答申、昭和六十三年十二月一日、食糧管理制度の問題についての中で、「米の生産調整については、水田農業確立対策期間終了時において転作奨励金依存からの脱却を図る。」と明確にそれが指し示されているわけであります。
奨励金依存からの脱却という点についての御質問でございますけれども、いわゆる個々にばらまいていく形での奨励金への依存からはできるだけ早く脱却していくというのが望ましい姿であろう、そういう形の依存がなくても済むような水田営農の定着、確立に向けてこの後期対策をしっかりと頑張らなきゃいかぬ、このように考えておる次第でございます。
また、三年間の後期対策以後は奨励金依存体質からの脱却を図るという方針は撤回すべきであるというふうに考えますが、この二点について見解を伺っておきたいのです。
委員会におきましては、水田農業確立対策終了後を目標とする奨励金依存体質からの脱却の可能性、米の消費拡大のための具体的施策等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録に譲ります。 質疑を終了し、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。(拍手) —————————————
水田農業確立対策は昭和六十二年度から六年間の期間をもって実施しておりまして、この対策期間中に水田農業の構造改善を図りながら、農業者なり農業者の団体と行政が一丸となって、それぞれの立場から水田農業確立のための活動を積極的に展開していくことによりまして、この対策が終了した時点には全国の水田において、稲と他の作物が合理的あるいは有機的に組み合わされた生産性の高い営農が確立されるように努めまして、これによりまして奨励金依存
先ほどのお話の中に、この対策を進めながら奨励金依存からの脱却を図りたいということをあなたもお話しになっておりました。新行革審の中でも奨励金依存からの脱却ということが要請されていると聞いておりますけれども、今までいろいろ対策を進められた中で確かにこの補助金依存度というのは減ってきておりますけれども、この六年間の対策で補助金依存から脱却するということは実現できるのでしょうか。
しかしながら、この推進要綱の中では、水田農業確立対策終了までにこのいわゆる転作奨励金依存からの脱却ということを明確に出してきておる。しかしながら、転作はその時点でやめてしまうわけにはいかない。考えようによっては、今以上の転作面積が要求をされてくるような事態になるかもしれない。
今、生産調整のことは、水田農業確立対策終了までにこの奨励金依存から脱却をすべきだという推進要綱なんです。これではどうしようもないだろう、こんなことはできないだろう、こういう質問をしているわけでございますので、御答弁をお願いします。
そこで、このような財政負担のあり方につきましては、先ほど御指摘にございました財政審でもそうでございますが、臨調、行革審あるいは農政審等におきましても、その財政支出のあり方としてどうであろうかという議論が何度もなされまして、奨励金依存からの脱却を図るべきではないかという御指摘をいただいているわけでございます。
また、転作奨励金依存からの脱却というふうなことも言われておるわけでありますが、このあたりはなお進めなければならない課題であろうと思います。
そういうような意味で、一方では現在の財政事情あるいは奨励金依存からの脱却といったような状況、そういう要請も考えながら、他方足腰の強い体質を持った水田農業の確立を図るといったような考え方に焦点を絞りましてある程度の期間は必要だというふうに考えておりまして、これを現在この段階で何年というようなことで期限を決めて決定しているという段階ではございません。
実施期間の問題につきましては、転作奨励金依存から早期に脱却しろ、そういうような意見で極めて短い期間を想定すべきだろうという意見があります。それに対しまして、現在私どもの御議論を賜っております農政審議会で御議論のこれからの長期ビジョン等々の観点から、長期の例えば十年といったような御意見もあろうかと思います。
また、本事業におきまして一つの対応として行っております土地改良通年施行等の補助金の取り扱い等を含めまして、転作奨励金のあり方等につきましては、国の財政事情、あるいは行革審の奨励金依存から脱却し得るよう見直すという答申等々極めて厳しい状況のもとで検討を進めていくことが求められているところでございますが、このような制約状況のもとで最大限の効果が得られるよう対策のあり方を詰めていかなければならないものと考
○関谷政府委員 「奨励金依存からの脱却」ということが第二臨調の答申でも言われておりますし、「「八〇年代の農政の基本方向」の推進について」という農林水産省のいわば施策方向についても、そういう脱却の方向に向かうべきであるということはうたわれておるわけでございます。
もう一つ、生産調整に対して転作奨励金依存から脱却するよう転作奨励施策を見直すとあるが、これは奨励金をだんだん削って、いずれはなくするという意味ですか、政府の見解を。もう一つ、今農民が最も関心を持っている問題はポスト三期がどうなるかということですが、転作面積を大幅にふやすつもりなのかどうか。この三点、答えていただきたいと思います。
二点目の奨励金につきましては、これは第二次臨時行政調査会の段階から、今後の問題として転作の定着化を図る、それから米と転作作物の相対収益関係を是正する、いわゆる価格的な問題、そういうことを進めながら奨励金依存から早期に脱却するという方向が出まして、政府としても方向はそういうことであろうというようなことになっておるわけでございます。
委員会におきましては、奨励金依存の水田利用再編対策の見直し、奨励金の性格と交付の実態等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録に譲ります。 質疑を終了し、討論なく、採決の結果、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。(拍手) —————————————
これは先般の臨時行政調査会からも御指摘があったわけでございますが、早期に奨励金依存から脱却をしなさいという御指摘を受けているわけでございます。
第二には、この三月に出されました臨時行政調査会の答申、さらには昨年八月に出されました農政審の報告によりましても、奨励金依存からの段階的な脱却というふうなことが提起されておるわけでございます。方向といたしましては、その方向で物を考えていくことが筋道であろうと思っております。 第三には、五十九年度予算編成をめぐります大変厳しいシーリングの問題でございます。
○小島政府委員 いま御指摘ございました臨時行政調査会の答申でございますが、「奨励金依存からの脱却を図るため、第三期対策においては、米と転作作物との収益性格差の動向を見極めつつ、奨励金の単価を引き下げるとともに、転作の定着化が一層進むよう奨励金の体系を改善する。」こういう最終の答申が出されております。
ですけれども、これを素直に読むなら、要するに米の生産者価格を低くして、低くすれば転作作物との収益性が改善されるから、それによって「転作奨励金依存からの早期脱却を図る。」こういうふうに読めるのですが、それは違うのですか。否定されるのだったら否定していただくとありがたいのです。
それではまた農林水産省の考えを引き続いて伺いますが、「水田利用再編対策」、引き続いてその後の文章で「転作の定着化、需給を反映した米価の設定、転作作物の生産性の向上等により、転作奨励金依存からの早期脱却を図る。」これは一体どういう意味で理解しておいでになるのか。これはこのとおりおやりになるのか。「早期」と書いてありますが、早期というのはどの程度のことと解釈していらっしゃるのか。
それからまた、臨調では転作奨励金依存から早期脱却ということを言っております。そしてまた、それは第三期対策で具体化するようにということも付加されておりますね。そこで、せっかく金をかけて汎用田化しても、転作奨励金が出なければ、現状では畑作では採算はとれないと思うのです。つまり、事実上畑作への転作は無理になってくるのじゃないか。転作奨励金が出ないと、汎用田化しても。この辺の問題をどう考えるか。
あなたの御答弁を聞く前にあなたの演説を読みますと、「第三期対策については、転作営農の生産性の向上とその定着化とを可能な限り促進し、奨励金依存から脱却し得る土台を築きあげることが最大の課題になると考えている」こういうふうに述べられておりますが、奨励金はやるけれども、将来を展望して脱却できるようにするけれども、この奨励金というものはなくしない、こういうふうに解釈してよろしゅうございますか。
水田利用再編奨励補助金については「奨励金依存からの脱却を図るため、第三期対策においては、米と転作作物との収益性格差の動向を見極めつつ、奨励金の単価を引き下げるとともに、転作の定着化が一層進むよう奨励金の体系を改善する。」さらに、良質米奨励金等自主流通助成についても、特に「流通促進奨励金については、早期にこれを廃止する。」