1954-11-17 第19回国会 衆議院 労働委員会 第44号
労働組合の発達というものを、日本は、かりに大正元年鈴木文治さんが友愛会をつくつてからとしましても、四十五年になりますが、イギリスが三百年というものを持つておるに比べますれば、非常に短かいし、かつまた、戦後日本がアメリカさんの指導のもとに、非常に強力な労働組合保護の規定をつくつて、そうしてアメリカさんの進駐軍が率先して労働組合を指導、奨励、扇動してまわつたときからしますと、九年でございます。
労働組合の発達というものを、日本は、かりに大正元年鈴木文治さんが友愛会をつくつてからとしましても、四十五年になりますが、イギリスが三百年というものを持つておるに比べますれば、非常に短かいし、かつまた、戦後日本がアメリカさんの指導のもとに、非常に強力な労働組合保護の規定をつくつて、そうしてアメリカさんの進駐軍が率先して労働組合を指導、奨励、扇動してまわつたときからしますと、九年でございます。
それに基いて司法省の刑法改正調査委員会でどういう規定を設ければよかろうかということをいろいろ考慮たしましたが、司法省の我々に示しましたところの原案には、第百七十五条というのでありますが、第一項に、犯罪の奨励、扇動をなしたものはいかん、その他の違法行為についての奨励扇動もいけない、こういうことで規定を設けております。