1984-04-12 第101回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
○小川(国)委員 森林開発公団が一昨年十月に公表した「奥鬼怒林道環境アセスメント調査報告書」というのによりますと、奥鬼怒地域の荒廃現況について「荒廃現況総括表」というものを作成しているわけですが、この表によりますと、山腹崩壊地は〇・四八%、渓流荒廃地が〇・六五%で、荒廃率は一・一三%となっているわけです。
○小川(国)委員 森林開発公団が一昨年十月に公表した「奥鬼怒林道環境アセスメント調査報告書」というのによりますと、奥鬼怒地域の荒廃現況について「荒廃現況総括表」というものを作成しているわけですが、この表によりますと、山腹崩壊地は〇・四八%、渓流荒廃地が〇・六五%で、荒廃率は一・一三%となっているわけです。
このスーパー林道の開設につきまして、まず、林道の開設が予定されております奥鬼怒地域は、わが国の最高層の湿原である鬼怒沼を中心にシラベ、オオシラビソ、ブナ等の亜高山帯樹林としてすぐれた原生林に恵まれ、貴重な野生動植物の生息する自然の宝庫でありますことから、環境及び自然保全の見地から、道路が開通すれば観光客が入り込み、自然破壊につながるとして、林道開設に反対している団体等もございます。