2018-04-13 第196回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
私の出身地である福井県の山の方、岐阜の方に近い奥越地方では、雪に慣れていることもありまして、それなりの豪雪対応がなされたかと思いますが、一方、近年雪が余り降らなかった平野部にこの奥越地域と同じレベルの降雪がありまして、大事態となりました。大動脈の国道八号線が通れなくなったことによって、奥越も含めて物資が届かなくなりました。
私の出身地である福井県の山の方、岐阜の方に近い奥越地方では、雪に慣れていることもありまして、それなりの豪雪対応がなされたかと思いますが、一方、近年雪が余り降らなかった平野部にこの奥越地域と同じレベルの降雪がありまして、大事態となりました。大動脈の国道八号線が通れなくなったことによって、奥越も含めて物資が届かなくなりました。
特に石川、福井の方にかかる奥越地方という広大な森林地帯があるのですが、これは海じゃなしに森林の、山の方のリゾート開発とこの路線の整備は重要なかかわり合いを持っておると思う。いろいろ努力をいただいて、難所であった油坂峠はかなり整備されたのですが、最大の難所は安房トンネルが残っておるのですが、安房トンネルの掘削のこれからの見通し、めど等々についてどう把握されておるか、これをひとつお尋ねしたい。
福井県においては二十三号台風が激烈な強風となって吹き荒れたのでありますが、前線活動によって集中豪雨に変わり、岐阜県境、奥越地方では十四日から一日半のうちに未曽有の千四十四ミリの大雨をもたらし、ために県下を縦断する真名川、九頭竜川の護岸堤防は各所で決壊し、特に大野市、勝山市、西谷村及び和泉村を含む奥越地方に壊滅的な打撃を与えております。
なお、福井県に参りました際、台風二十四号の前ぶれとなった集中豪雨のため、奥越地方にかなりの災害が発生いたしましたため、急遽予定の一部を変更し、災害地の視察をいたしましたので、その概略をあわせて御報告することにいたします。 まず、治水関係について申し上げます。