1959-11-12 第33回国会 参議院 逓信委員会 第2号
この会議には、八十六ヵ国の代表約四百名が参加いたしておりますが、副議長にはわが国の奥村大使が選ばれ、七年前のプエノスアイレス会議に比して日本の国際的地位が向上したことを今さらながら痛感いたしました。わが国から派遣された代表者各位も士気旺盛で真剣な努力を続けておりますので、この会議に対して、わが国は多大の効果を上げ得るものと考えます。
この会議には、八十六ヵ国の代表約四百名が参加いたしておりますが、副議長にはわが国の奥村大使が選ばれ、七年前のプエノスアイレス会議に比して日本の国際的地位が向上したことを今さらながら痛感いたしました。わが国から派遣された代表者各位も士気旺盛で真剣な努力を続けておりますので、この会議に対して、わが国は多大の効果を上げ得るものと考えます。
この会議には八十六カ国が代表約四百名を繰り出して参加いたしたのでありますが、副議長にはわが国のスイス駐剤奥村大使が選ばれ、七年前のブエノスアイレス会議に比して日本の国際的地位が向上したことをいまさらながら痛感した次第でございます。 わが国から派遣された代表者各位も士気きわめて旺盛で、真剣な努力を続けておられますので、この会議に対してわが国は多大の効果を上げ得るものと考えております。
従って奥村大使はジュネーブに行かれましてこれから折衝をやっていくことになります。そうして北鮮側と日本赤十字側とはともに国際委の承認を持つということには意見が一致しているし、また両代表団においても北鮮側は二人、こちらも井上君以下を置くという同じ状況になって、今国際赤十字委員会の承認待ちという状況になっております。
いかなる努力をしつつあるかということでありますが、むろん当面赤十字が交渉の主体であり、ジュネーブにおられることでありますから、赤十字といたしましても井上外事部長が残存して、それらについて理解を求めるように努力をしておられますし、また外務省としては特に側面からこれを援助する必要がありますので、奥村大使をジュネーブに出しまして、そうして各方面を歴訪する、その他の方法によりまして一日もすみやかに承認の得られるように
その後、留守家族代表ジュネーヴにおもむき、直接事情を委員会に訴え、その協力を求めた次第でありますが、政府はさらに最近スイス駐在の奥村大使をして、わが政府及び国民が、本件について抱いている強い希望と関心とを重ねて強調せしめ、その善処方申し入れしめたのであります。幸い同委員会側におきましても、本件に関し、深い理解と同情とを示し、これら漁夫の早期釈放方に現在せっかく尽力中であります。
なお韓国に抑留されております日本人漁夫の問題は、それが同胞の運命に関するものでありまして、一日もゆるがせにし得ないことでありますので、政府はそのすみやかな釈放のため、つとに赤十字国際委員会にあっせんを依頼いたしまして、その後留守家族代表もジュネーブに行かれまして、直接事情を委員会に訴え、その協力を求められた次第でございますが、政府はさらに最近、スイス駐在の奥村大使をして、わが政府及び国民が本件について
また最近はスイスの奥村大使を派遣いたしまして、国際赤十字に頼んだりいたしております。また各国の世論に訴えることもいたしておりますが、何分にも先方が、北鮮問題が解決しなければ帰さぬというふうなことを申しておりますので、解決は非常に困難かと思いますが、これがわれわれの一番大きな今の関心事でありまして、できるだけの努力はいたしておるわけであります。