1971-03-12 第65回国会 参議院 公害対策特別委員会 第4号
三 大分県奥岳川流域については、四十五年度検診の第三次検診受診者十五名の成績を検討し、四名については追加検査を行なったうえ判定を行なうこととした。また四十四年度までの検診で経過観察を要すると判定されていた二十二名の成績を検討した結果、四名については追加検査を行なったうえ判定を行なうこととした。
三 大分県奥岳川流域については、四十五年度検診の第三次検診受診者十五名の成績を検討し、四名については追加検査を行なったうえ判定を行なうこととした。また四十四年度までの検診で経過観察を要すると判定されていた二十二名の成績を検討した結果、四名については追加検査を行なったうえ判定を行なうこととした。
私の地区にも、先ほどお話がございましたが、奥岳川流域のカドミウムの汚染地区がございまして、要観察地帯としての指定を受けておるわけでございます。私も現地の調査をしておりますが、被害地区の農家の受けておるところの損害は、物質的にも精神的にもまことにはかり知れないものがあるわけでございます。昭和四十三年にこのカドミウムが問題になったときに、現地の高校の女子生徒が作文をつくっております。
次いで、大分市から約六十キロ隔たった県境の山間地、奥岳川流域に入って、カドミウム汚染の発生源と見られる蔵内金属豊栄鉱山及び三菱金属尾平鉱山の、鉱業廃水処理施設を視察しました。 各施設に関する個別的な報告は省略させていただきまして、視察全般を通じて得た印象と問題点の概略だけを申し上げたいと存じます。
しかしながら、先月の十日前後と思いますが、大分県当局から福岡の監督局のほうに連絡がございまして、奥岳川流域の清川村で農業被害があるというような報告を受けたわけでございます。したがいまして、先月の中旬、監督官を現地に派遣いたしまして、鉱山の排水処理施設につきまして検査を行なったわけでございます。監督官が現地で検査をいたしましたときに、若干鉱排水処理設備に不備な点もあったようでございます。