1988-04-21 第112回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
○政府委員(松田堯君) 森林開発公団は、いわゆる奥地山岳林、つまり地勢等地理的条件が非常に悪い地域におきまして、そこに森林資源が豊富に賦存するような地域におきまして、森林の開発利用を通しまして林業の振興あるいは地域の振興に資するといったことの事業を進めているところでございます。
○政府委員(松田堯君) 森林開発公団は、いわゆる奥地山岳林、つまり地勢等地理的条件が非常に悪い地域におきまして、そこに森林資源が豊富に賦存するような地域におきまして、森林の開発利用を通しまして林業の振興あるいは地域の振興に資するといったことの事業を進めているところでございます。
○政府委員(松田堯君) 森林開発公団の事業は奥地山岳林でございますが、大規模林道事業につきましては政令指定によりまして地域指定をいたしておるところでございます。また、水源林造成事業については奥地の保安林等で行っているところでございます。
○松田政府委員 森林開発公団の水源林造成事業は、奥地山岳林におきまして造林等がなかなか進まない地域の水源涵養保安林、また同予定地におきまして無立木地あるいは疎林状になっているところに造林を行ってきたところでございます。全体計画が四十万八千ヘクタールでございますが、既に三十四万五千ヘクタールの造林地がつくられてきております。
○政府委員(石川弘君) 国有林が国有の状態で国土の約二割でございますが保有をいたしておりますことの意義につきましては、非常に狭隘な国土の中の、しかも大変急峻な地形の奥地山岳林を中心にいたしまして国有林がこれを保持をいたしておりまして、それによりまして国土保全とか、あるいは水資源の涵養あるいは保健休養の場の提供といったような事柄を国みずからが果たすということが一つの意義であろうかと思います。