1981-02-12 第94回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
奥さん稼業としては私は非常によくわかる。ところが、所得税減税はしてくれない、物価はどんどん上がる、実質賃金は〇・九%下がったということが数字で出た。そういう論理の展開から、先生のお気持ちを私はもう少し聞きたいのですが、ベースアップをある程度抑えたおかげでコストアップが抑えられた、こういう非常に控え目の気持ちが奥さんの方にある。
奥さん稼業としては私は非常によくわかる。ところが、所得税減税はしてくれない、物価はどんどん上がる、実質賃金は〇・九%下がったということが数字で出た。そういう論理の展開から、先生のお気持ちを私はもう少し聞きたいのですが、ベースアップをある程度抑えたおかげでコストアップが抑えられた、こういう非常に控え目の気持ちが奥さんの方にある。
まあいろいろなあれがありますけれども、一つはやはりいま組合に出て来て、アルバイトあるいは組合の書記局の仕事、そういうことをやっておる人もありますけれども、あるいはまた奥さん稼業ということで自宅でもって待機している人たちもおるわけです。そういう人たちを含めますと、大体百二十八名ぐらいまだ結集をしております。
この人も、あまり奥さんであるかどうか、どの程度の奥さん稼業をしているか、たいへん失礼だけれども、よく存じないけれども、奥さんというよりかは、社会的に出て飛び回っていることのほうが多い人じゃないですか。そうすると、家庭内職したりなにしたり、実際上女房稼業として尽くしておるような人を代表するような人じゃないですね。とにかく二分二乗方式でも強く主張するような人じゃないですね。
奥さん稼業というのは亭主のいない間は遊んでいるほど余裕はない。五人も六人も子供がおったらそんなことはできやしない。実情はそうでしょう。ろう学校の寮母だってその通りです。子供を持った一家の主婦という立場の仕事というものはやはりその間に重なっておる、こう見なければいかぬだろうと思う。