1974-03-30 第72回国会 参議院 予算委員会 第20号
○岩間正男君 それじゃ奔別の場合、これはあなたがさつき言ったけれども、住友奔別炭礦の場合を考えると、これは六千カロリー以上の良質炭で、しかもこれは可採炭量は一億トンはかたいと言われている。それを、操業中この前突如閉山してしまった、それはどういう理由だったのか。最も期待された山であったと思いますから、これを再開発に踏み切るべきじゃないか、こういうふうに当然これは考えられるわけだが、いかがですか。
○岩間正男君 それじゃ奔別の場合、これはあなたがさつき言ったけれども、住友奔別炭礦の場合を考えると、これは六千カロリー以上の良質炭で、しかもこれは可採炭量は一億トンはかたいと言われている。それを、操業中この前突如閉山してしまった、それはどういう理由だったのか。最も期待された山であったと思いますから、これを再開発に踏み切るべきじゃないか、こういうふうに当然これは考えられるわけだが、いかがですか。
○政府委員(桑原敬一君) 最近閉山になりました山別に申し上げますと、奔別炭礦が四十六年の十月二十五日に閉山になっておりますが、手帳を発給いたしました方が千八百六十一名で、うち就職されました方が千四百四十八名で、これから対策を講じなきゃならないまだ残っておられる方が百三十六名と、こういうふうになっております。
○岡田委員 奔別炭礦の場合、もちろん体質において赤平炭鉱よりも劣るわけでありますけれども、しかし、空知炭田のこれからの展望を考えてまいりますと、千メートルラインにいわゆる深部移行の方向をたどってまいるわけです。
○字野説明員 去る一日起こりました奔別炭礦災害の概況を調査団長といたしまして御報告申し上げます。 災害発生日時は、昭和四十一年十一月一日二時三十分ごろであります。発生個所は奔別坑マイナス六百二十五レベルで、第一東九番層坑道引き立て付近であります。罹災者は、死亡十六名、重傷三名、軽傷二名、計二十一名であります。ただし軽傷二名中一名は救出作業中に災いしたものであります。
去る一日、北海道三笠市住友奔別炭礦の爆発事故により多数の犠牲者が出ましたことは、まことに痛哭のきわみであります。本委員会といたしまして、この際、議事に先立ちまして犠牲者の御冥福を祈り、一分間の黙祷を捧げたいと存じます。各員の御起立をお願いいたします。黙祷始め。 〔総員起立、黙祷〕
去る一日北海道三笠市住友奔別炭礦において発生いたしました爆発事故について、まず政府の報告を聴取いたしたいと思います。宇野通商産業政務次官。