1997-02-21 第140回国会 衆議院 労働委員会 第2号
○岡野国務大臣 御指摘がありましたが、某航空会社において、期間を定めた、新聞だねにもなりました契約制スチュワーデス、これを採用し、正社員とは異なる労働条件で雇用しているというケースがだんだんふえてまいっている、このように仄聞をいたしているところであります。
○岡野国務大臣 御指摘がありましたが、某航空会社において、期間を定めた、新聞だねにもなりました契約制スチュワーデス、これを採用し、正社員とは異なる労働条件で雇用しているというケースがだんだんふえてまいっている、このように仄聞をいたしているところであります。
浜本大臣は八月二十三日の記者会見で、かつて自分も電力の労働運動で二十五歳を定年とする若年定年制に反対した経験を持つ、三年で雇用を打ち切るのはおかしい、こういうふうに述べられまして、契約制スチュワーデスが短期間しか働けないことに疑問を投げかけて、運輸大臣の発言を支持されたということを報道で拝見いたしました。そういうことなんですか。
そういう意味で、先ほど申し上げましたような、今航空各社が考えておりますいわゆる契約制スチュワーデスについては、一応将来への希望が持てるというようなこと、また給与水準、事故時の補償、その他の問題から、一応モラールが維持でき、将来に希望が持て、正規の社員との間での感情的なトラブル、そういうものを回避できるのじゃないかなと思っておるわけでありまして、じゃ契約制スチュワーデスだけでこれが大丈夫かどうかという
今回、契約制のスチュワーデスの採用ということを検討されて、入社式が行われたわけですけれども、外国でこういう契約制スチュワーデスの採用というのはなかったのか、それから航空会社がこの正社員という通常の採用形態のほかに、スチュワーデス以外にその他多様な採用の形態はないのか。
報道によりますと、昨日十五日、日本航空の子会社でありますジャパンエアチャーターで、契約制スチュワーデスの入社式が行われました。これは亀井大臣が安全上問題ありとの発言をされ、延期されていたものであります。昨日の各紙の夕刊の報道では、読売新聞では「すったもんだで入りました!?」
それからもう一つは、亀井大臣は最初は安全の問題で契約制スチュワーデスを批判したわけでありますけれども、その後で雇用の問題で批判をしております。すなわち、契約制のスチュワーデスというのは乙女の夢をうまく利用して、安く人を雇うものであるという発言をされております。
契約制スチュワーデスというのは同一賃金、同一労働に反するんじゃないかという批判は、亀井大臣あるいはほかのあれこれのところでもありましたけれども、実はスチュワーデスだけじゃなくて地上の業務とかいろんなことをやるわけです。ですから、決して同一労働ではないんです。
せっかくスチュワーデスの話が出ましたのでスチュワーデスの話で申し上げますが、例えば、日本航空がなぜ契約制スチュワーデスを導入しようとしたのかという一つの理由は、国際線についてはコストダウンの一つの方法としてタイ人を初めとする外国人のスチュワーデスを導入しているわけです。これは国際線だから日本の労働の規制が及ばないからできるわけです。ところが、国内線ではタイ人のスチュワーデスは使えないわけです。
契約制スチュワーデスの導入につきましては、今回が初めてのケースということもございまして、安全確保の観点から問題がないかということにつきまして、航空企業各社から運輸省事務当局に対しまして、ことしての六月から七月にかけまして御説明がございました。