2011-09-09 第177回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第16号
その北部の二割が奈良平野とか奈良盆地とか言われておりまして、百四十万人の県民の約九割が住んでおります。残りの八割は、非常にしわの深い急峻な山岳地帯でございます。ここに大体奈良県の人口の一割が住んでおります。 今回、平野部も山岳部もほぼ雨量は一緒なんです。ところが、平野部は全く被害が起こっておりません。すべて山岳部ですね。全山岳部がやられてしまいました。被害に遭うております。
その北部の二割が奈良平野とか奈良盆地とか言われておりまして、百四十万人の県民の約九割が住んでおります。残りの八割は、非常にしわの深い急峻な山岳地帯でございます。ここに大体奈良県の人口の一割が住んでおります。 今回、平野部も山岳部もほぼ雨量は一緒なんです。ところが、平野部は全く被害が起こっておりません。すべて山岳部ですね。全山岳部がやられてしまいました。被害に遭うております。
これは先生御指摘のように、山が動かなくなる自信をつけました上で、奈良平野の洪水対策上いずれ掘らなければいけない時期が来ると思っているわけでございますが、地すべりを安全にとめますための仕事が大ざっぱに申しましてまだ半分ぐらいの感じでございますので、当面は山が絶対に動かないような、今やっております地すべり対策工事をいよいよ積極的にやっていこうと考えておるわけでございます。
それで大和川を抜本的に改修しなくちゃならないとお考えになっておられるのも事実ですし、またこの大和川水系、特に奈良平野の水害をなくするためには、大和川を抜本的に改修する以外にないと、また奈良県の知事やそういう人たちも、大阪府の知事に大和川の改修を本格的にやってもらいたいという申し出があったというのも聞いております。
それから近畿地方では紀の川の上流の奈良県にダムをつくっておりますが、これは下流の和歌山と同時に、山を越しまして大和川流域の奈良平野の水ということで、これもやはり一種の分水でございます。それから紀の川上流の室生ダムというのかございますが、これも奈良平野に分水を計画しておりまして、現在進行をしておるわけでございます。
現在、分水あるいは流域変更、そういったことで当面考えておりますのは、利根川水系につきましては、先ほどの低地部の利根川を中心とする事業、それから中部地区では木曽川、庄内川を中心とする事業、それから関西地区におきましては、すでに紀の川の水を一部奈良に分水しておりますが、さらに現在大滝ダムを建設いたしておりまして、もう少し大規模に奈良平野に分水をしたい。
○政府委員(中野和仁君) 奈良平野に対します水につきましては、主としてこのダムに依存しておる計画になっておりますので、このダムができませんと完全に水がいくということではないわけでございますけれども、ほかのダム等もできておりますので、暫定取水で奈良平野のほうに送っているわけでございます。
一級国道二十四号線は京都—奈良—五条—和歌山を結び、奈良平野を南北に縦走する重要幹線でありますが、奈良から大和高田間は改良、舗装とも竣工しておりますが、大和高田—和歌山県橋本町、その間約三十五キロは昭和十八年工事を打ち切り、二十六年に工事再開して、工事は近畿地建の直轄工事でありますが、予算の関係で未施行区間が多く、通って参りましても、これが一級街道かと思われるようなまことにお粗末な道路で、至るところ
しかして同平野唯一の用水源である紀ノ川は、伝統的に紀州平野の灌漑に使用せられ、これを大和平野に補給するには水量の不足を示している状態でありましてこれを解決すべく、十津川上流部約百五十平方キロの流域の水量を紀ノ川に分流いたし、紀伊甲野九千八百ヘクタール、奈良平野九千三百ヘクタールの灌漑用水及び工業用水の一部に充当せんといたしているのでありまして、十津川、紀ノ川総合開発計画と称せられるものであります。
第二に、この十津川の流域変更によつて奈良平野の早魃が救われるのでありますが、奈良平野の早魃対策としては、明治当初よりあらゆる機会に研究されたが、いずれも既得水利権との折衝がつかず、今日に至つたのであります。
○説明員(矢野勝正君) 十津川の……、ここに十津川と実は書いてございますが、これは実は十津川は熊野川の支流であるから、十津川上流から流域変更いたしまして紀ノ川に落して、そうして奈良平野の灌漑、それから和歌山県の灌漑、こういうものを主体として取扱つておりますので、むしろ河川自体として十津川と挙げたのが間違いで、紀ノ川と挙げた方がよかつたと思います。
電力に対しては、只今凡そ概略申上げたような電力を得られるのでありますが、さてその水を受けまして奈良平野に導いたときには、灌漑用水といたしまして早速役立ちます。奈良縣の考えでは奈良平野には二万二千町歩の田地があります。このうち一万町歩が早害の年には水がないのであります。非常に水不足で苦しんでいる。約九トン、十トン、九立米乃至十立米というものは灌漑用水としてどうしても必要であります。
そうして下流に下淵取水堰堤というのが書いてありますが、下淵取水堰堤を造つて奈良平野約一万町歩の水を貯水する。それから熊野川の上流の十津川に廣瀬の貯水池ということが書いてありますが、十津川の上流に貯水池を造りまして、この十津川は熊野川へ流れておるのを吉野川を落して、主として和歌山縣側の水源にする。
この道路は奧吉野における林山物を奈良平野にもつてくる最も近いところの路線でありますので、地元村民が非常に熱望いたして、一日も早くこれを實現せしめられるようお願いする請願でございます。 次に六四八號の八木、阪合部間の道路でございます。