2019-12-03 第200回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第5号
昨今、京都では、観光客が多数押し寄せ過ぎてといいますか、違法民泊の問題などもありまして、住民の方々とトラブルになっているという事例が報告されたり、あるいは名勝の奈良公園、この奈良公園の敷地内に高級ホテルが建設されるということで地域住民の方々が訴訟を起こす、そういう矛盾やトラブルが起こっているんですね。
昨今、京都では、観光客が多数押し寄せ過ぎてといいますか、違法民泊の問題などもありまして、住民の方々とトラブルになっているという事例が報告されたり、あるいは名勝の奈良公園、この奈良公園の敷地内に高級ホテルが建設されるということで地域住民の方々が訴訟を起こす、そういう矛盾やトラブルが起こっているんですね。
既に、奈良県の奈良公園内における高級ホテル建設など、住民の反対を押し切って自治体が市街化調整区域を変更し、開発を強引に進めるなどの事例が全国で多発しております。本改正案は、自治体が土地区画整理事業を行う上で、本来求められる手続を形骸化し、環境保護より開発優先の施策に使われる危険性が大きいと指摘をしておきます。
積極的に進めていただいているということでございますけれども、地元の話をして恐縮ですけれども、私の地元の奈良県、そして奈良市も、奈良公園の周辺に訪れる外国人、奈良公園周辺に訪れる観光客の方々も本当にこの三十年間で数が増えたということももちろんありますけれども、なかなかもう日本の観光客の方を探すのが難しいぐらいに海外の方が多いということであります。
その実例として次に取り上げたいのは、奈良公園の中に高級ホテルを建設するという問題が去年から起きておりまして、資料の次にありますけれども、要するに奈良公園の中に奈良県と民間事業者が高級ホテルを建設したいと、それを文化庁が認可してしまったという話であります。
奈良公園では、本法案の成立を念頭とした高級リゾートホテルなどの開発計画へ異を唱える県民の皆さんの声を顧みず、推し進められています。 第三に、周辺商店街の小売店等への悪影響や、安全確保が必要な公園管理における責任の所在が曖昧になるおそれがあるからです。 以上、反対の理由を申し述べ、討論といたします。
最後に申し上げますけれども、地域住民の皆さんは、やはり奈良公園を愛しているんです。だからこそ声を上げておられるわけで、既に署名も三万四千筆が、ホテル建設反対という署名が集まっておりまして、奈良県知事の言うように、ホテル建設に反対する声は決して小さくありません。
一番下に書いてあります奈良公園について、私、紹介したいと思うんですね。 ここは、奈良は鹿と大仏で有名なんですけれども、文化財保護法や古都保存法、奈良市風致地区条例の第一種風致地区に指定されております。新たな開発は厳しく規制されているんですね。
○下村国務大臣 今お示しいただいた写真だけでは、奈良公園の景観にどの程度の影響があるかどうかを判断することは、ちょっと難しいかなというふうに思います。 若草山は、文化財保護法に基づいて指定された名勝奈良公園の指定地区内でありまして、今回のモノレールのような施設を設置する場合は、文化財保護法第百二十五条に基づいて、文化庁長官の許可が必要となる場所でございます。
奈良公園も若草山も、大変貴重な文化遺産としての価値を持つ日本の宝だと思うんですね。それを維持するために、先人たちもさまざまな努力を行い、政府も格別の配慮を払うように取り組んでまいりました。 若草山を含む奈良公園は国指定の名勝であり、若草山の奥に広がる春日山原始林は、一九九八年に日本で九件目の世界文化遺産として登録をされました。 まず、このことを確認したいと思います。文化庁。
○河村政府参考人 若草山を含む奈良公園は、明治十三年、一八八〇年に太政官の内務卿、伊藤博文の開設認可によって設置されたものでございます。その後、史跡名勝天然記念物保存法が成立した後、大正十一年、一九二二年に名勝奈良公園として指定されております。 春日山原始林は、世界文化遺産、古都奈良の文化財の一部として平成十年に登録をされております。
それで、我が国では、昔から栃木県の日光とか、それから奈良公園とか、この近くだったら不忍池とか、ああいうお寺とか神社、神社仏閣の周辺では殺生を禁止するということで、それで逆にその動物の環境が保護されているというような歴史もあるんですね、日本では。
ちなみに、奈良公園の鹿全体で一千二百頭であると言われております。 このほか、ニホンザルに至りましては、当市だけでも六十から七十頭を一団とした十三の群れで約千頭を確認し、当市では、県下でいち早く、四年前に庁内に専門の鳥獣害対策室を設置するなどの策を講じておりますものの、一定の距離を保ちながらの共生は理想でしかないと言わざるを得ない実態でございます。
奈良公園の約千百頭のシカなんですけれども、これはおりに入っているわけじゃなくて、放し飼いでありまして、自由に農家ですとか民家の庭先にも入っていきます。そしてまた、天然記念物に指定されておりますので、消毒徹底などの事前対策が非常に難しい。そういうことから、万が一シカが口蹄疫に感染した場合に、その被害というのははかり知れない、これは多くの奈良県民が心配していることでございます。
あるいは、二〇〇〇年には、猫が八匹、矢で刺されて動物虐待という形、あるいは〇三年には、奈良公園のシカがボーガンでやられた。こんな事例も含めて、いろいろある。いろいろある中で、先ほど田端委員の質問では、ダガーナイフによる事件が幾つあったんだと。
そのときには、当時、これは開催をした側の話でございますが、平城宮跡を利用しようとしたときに文化庁側が難色を示した、その結果、会場が奈良公園に移されたといった経緯がございます。今回は、まさにこれは平城京の遷都千三百年の記念事業でありますから、これが他の場所に移ったりなどということ、これはもうあってはならないと私は思うわけであります。
その当時、なら・シルクロード博の会場は、当初はメーン会場としてこの平城宮跡が構想されておったわけでありますが、先ほどからの御指摘のように、埋蔵文化財への保護など制約が多くて、奈良公園にそのメーン会場を移した、そうした事実がございます。
奈良公園を特定してここでどうこうすべきだという具体の話までまだ詰めておるわけではございませんし、そのような指示をしたこともないわけでございます。これからのお話し合いで、分散方法も含めたどのような事業のありようがあり得るのか、誠意を持ってお話し合いに応じてまいりたいと思っております。
この千三百年記念事業で、パビリオンなどを設置するメーン会場として、文化庁が奈良公園を提案していることが十日までにわかった、このような記事でございました。
(スライド映写) この写真は、有名な奈良公園のニホンジカの姿でございます。遠くでごらんになれない方がいらっしゃるかもしれません。この辺にシカがたくさん草をはんでおりますけれども、こういうのを我々現代人が見た場合、シカとは山の生き物だという常識がありますので、これは非常に特殊な光景だというふうに思っております。
また奈良公園を初め春日山などは、殊に奈良公園は松がもう大変な被害を受けていますね、それから杉、モミなど。そういう状況を十分御理解をいただいて、十分な対応をしていただきたい。また、こうした対策だけで条約の精神を満たしていると言えるのかというふうに思うわけであります。
私もそんなに多くを知らないのですけれども、非常に維持管理が行き届いている、私どもでいえばどういう範囲に入るのですか、奈良公園なんというのは、それは奈良の顔であり日本の顔でもあると思うのですが、行き届いた管理がされております。
残念ながら今まだ奈良には国際会議場がございませんので、構想の中には、奈良公園の中にそういう国際会議場をつくろうということも今検討されているわけです。今大きく奈良が国際観光都市に脱皮しようとしているとき、推進しようとしているときのこの第一号こそ、奈良を指定していただくのが一番ふさわしいのじゃないだろうか、私はそのように思っているわけでございます。
これが完成すると、平城京遺跡博物館とあわせ、東大寺、奈良公園に匹敵する古代のシンボルゾーンとして整備され、市民の安らぎの場としての公共広場になるわけであり、今からこの計画の実現に対する関心と期待は高いものがあります。 最後に、明日香村特別措置法に基づく事業の概要について申し上げます。
しかし、日曜日の翌日、明日香に限らず奈良県の主要な観光地域に参りますと、実に雑物が散乱しておりまして、奈良公園のごときもまさにその代表的な場所と思われますが、これは確かに観光公害であります。場合によれば、意見は強硬かもしれませんが、やはり研究という面を除いて一般の観光は、ある程度近づくことを制限してもやむを得ないのではないかと思います。
そのときたくさんの人が来て、これじゃぐあいが悪いんじゃないかということで、その当時県の方も、奈良公園の中にはたくさんそういう木があったものですから、そこで昨年の十一月に七本切ったということ、こういう電話を受けたわけです。そのときやはり文部省、文化庁、それから農林水産省等からの指導がないと、もっぱら県にお願いして、そして吉野の林業試験場の方にこれを伐採してもらった、こういうことになっているんですね。
奈良の国立の博物館は、お話のように奈良公園に接しまして約七万五千平方メートルの敷地を持っておりまして、その中に松が約三百本あるわけでございます。で、この松のマツクイムシの被害を防ぐことにつきましては、あそこの敷地が、柵というようなものもなく、奈良公園と一体というふうな形になっておりますものですから、この奈良公園の方を管理し、あるいは指導なさっている奈良県の企画部の観光課というところがございます。
私の郷里は奈良ですが、奈良公園なんか見ましても、一年間に千万人近い人が来るものですから、ごみの処理、屎尿の処理には、ほんとうに県も市も頭を悩ましているのです。こういったものに対しまして、いまおっしゃるような点を十分考えまして、これは関係省庁の間で、どうするかということについて、もう少し基本的な統一した施策を打ち出せるように努力をしてみたいと思います。