2006-05-17 第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第8号
○国務大臣(川崎二郎君) 失業者自体が減ってまいりましたから、今失業給付を受けている人たちは四割ぐらい削減をされてきたことは事実でございます。 しかし、一方、国際的に見てみますと、まずこうした制度、日本と同じような制度を持っているのがドイツと日本、労使で掛けてそこへ国が負担をするという形でやってきているのが日本とドイツ。
○国務大臣(川崎二郎君) 失業者自体が減ってまいりましたから、今失業給付を受けている人たちは四割ぐらい削減をされてきたことは事実でございます。 しかし、一方、国際的に見てみますと、まずこうした制度、日本と同じような制度を持っているのがドイツと日本、労使で掛けてそこへ国が負担をするという形でやってきているのが日本とドイツ。
それで、ドイツがそういうことをやれたというのは、失業者同盟という、こういう全国組織がありまして、この失業者の人たちが、自分たちはどういうことをしてもらったら社会の落後者にならないで本当に社会の中でやっていけるのかという案を失業者自体が出しているんですね。労働組合もそれに対して同じように出しています。だけれども、日本はそういうのがないから、ただ厚生労働省が何かこうやっているだけですね。
それから、完全失業の問題でございますが、これは最近二・九%あるいは二・八%という高い率で推移いたしておりますし、失業者自体の数といたしましても、百六十万人台ということになっておるわけでございます。
これにつきまして、私どもは定数外の者がやや見受けられました時代にそれを定数化してくれということを申しておりましたが、その職員にどういう人を充てるか、中にはかつて失業対策事業の就労者、失業者自体として失業対策事業にいわば使われておったその人たちの中から適任者がおれば、それを作業管理員として自治体が職員として雇う、作業管理員として雇うということも私ども別にこれは忌避すべきことでもない。
○政府委員(天野光晴君) 前段の問題ですが、その点につきましては、潜在失業者自体が、希望者が多くて、どうしても向こうへ行きたいという希望者がどんどんあれば、これはもう簡単だと思うのですが、そういう点、実情を調査することで御了承願いたいと思います。
もちろん雇用に対する需要の伸びが、若干昨年下半期以来縮まって減少してきておる、こういう現象はすでにあらわれておるようでありますが、一面、失業者等も、この春の間の状況など見ますと、昨年に比べまして、ややむしろ減少をしておるといったような状況でありますので、失業者自体がふえてまいったということはまだないようであります。
これらの法律を作るという場合において、いろいろな問題もございましょう、また、失業者自体も、あるいは改悪だなんて言って早合点をしていろいろな問題を起こしましようけれども、やはり現実に目をおおわないで、勇気を持って一つ改革に進んでいただきたいと希望して、質問を終わります。
だからそういう立場から、どういう事業をして、的確に効果をして、失業者自体を、適切に事業を起こして吸収するということが、今の急務ではなかろうか、私はそう思っている。そういう意味からの計画ということになるのですけれども、きょうは職安局長だけしかおみえになっていない、で、関連して基準行政の問題に、もうここでひっかかってきますから、私はもうこれでやめます。
御承知の通りに今失業者の実態を調査いたしますと、大体失業者自体は外へ働きに行きますから、三度の飯は持つて行きますけれども、家庭の中では妻や子供が三度の飯を二度にしておる。しかもその二度のうち一度は雑炊でがまんしておる。せめて働きに行く主人にだけは、かたい飯を三度月々持たしてやりたいというのが実情なのであります。
○石川榮一君 失業者が非常に殖えて参りますことは誠に遺憾千万でありますが、この失業対策事業といたしまして実施いたします工事現場等をときどき見ることがあるのでありますが、どうも失業対策事業の仕事というものは、先ほどもお話のように失業者救済にあるのだという建前をとつているのは勿論でありますが、これがその仕事に携わる失業者自体の感じもやはりこれは救済事業なんであるからして時間だけ何とか過ごせば金がもらえる
であるばかりでなく、終戰以来インフレ経済に寄食し来つた、厳密なる意味での潜在失業者も、インフレ終息とともに、わが国経済が正常なる姿に立ち返るに従つて、その相当部分は顯在失業者の仲間入りをすべき傾向を有しておるとともに、他面、産業の合理化に伴う人員の整理等も失業増大のまぬがれがたき現象であつて、今日失業者の増大を最小限度に食いとめて、積極的には雇用量をより大ならしむべき諸般の対策を確立し、消極的には失業者自体