1951-03-07 第10回国会 衆議院 労働委員会 第3号
かように求職者は逐月減少し、失業保險金受給者も減少いたしますると同時に、積極的に毎月の求人数は逐月増加の一途をたどつておるのであります。すなわち昨年八月の求人の数は、十九万一千七百九十二人というきわめてわずかな求人でありましたが、それが逐月増加をいたしまして、十二月に至りますと二十四万百三十六人ということに相なつておるのであります。
かように求職者は逐月減少し、失業保險金受給者も減少いたしますると同時に、積極的に毎月の求人数は逐月増加の一途をたどつておるのであります。すなわち昨年八月の求人の数は、十九万一千七百九十二人というきわめてわずかな求人でありましたが、それが逐月増加をいたしまして、十二月に至りますと二十四万百三十六人ということに相なつておるのであります。
失業保險特別会計は、昭和二十五年度予算におきまして、毎月日雇労働者を除きまして失業保險金受給者が常時三十万人あると見込んで、これに対する失業保險金月額十億円、年間百二十億円を予算に計上してありますが、昭和二十四年度におきまする経験に鑑みまして、更に年間十万人分四十億円の予備費を計上する必要があるのであります。
失業保險特別会計は、昭和二十五年度予算におきまして、毎月日雇い労働者を除き、失業保險金受給者が常時三十万人あるとの見込みをもつて、これに対する失業保險金月額十億円を予定しているのでありますが、昭和二十四年度におきまして、当初の予定計上額に対し保險給付が激増いたしました経験にかんがみ、予測できない事態の発生に備えて、右の蔵出に計上した保險金のほか、さらに年間十万人分四十億円を予備費として計上いたすこととしたのであります